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eスポーツ実業団にAPEX部門発足 プロ選手として生活するもう一つの選択肢

 モバイルゲームなどを開発・提供するアカツキは1月14日、同社が運営するeスポーツ実業団「Team UNITE(チーム ユナイト)」で、バトルロイヤルゲームの「Apex Legends」部門を発足したと発表した。

Apex Legends部門が発足。初期メンバーは学生も含めた3人

 Team UNITEは2020年8月にアカツキが立ち上げたeスポーツ実業団。同社は「ゲームを軸としたIPプロデュースカンパニー」を中長期的な経営戦略として位置付け、その一環としてTeam UNITEによるeスポーツ・ゲーム業界への貢献を目指す。

 近年、グローバルで盛り上がりを見せているeスポーツ業界だが、日本は諸外国に比較して出遅れていると指摘されている。その一因として挙げられるのが、選手の育成や練習などの活動環境が整っていないこと。大会の賞金や企業によるスポンサードで安定した生計を立てられる選手は一部に限られ、ゲームとは関係のない仕事をしながら活動している選手も多いという。

企業に所属しながら業務とゲームを両立させるeスポーツ実業団

 eスポーツ実業団はこういったプロ選手の輩出・育成における課題を解消する取り組みの一つで、選手は企業に所属しながら活動することで安定した生活と練習の機会を両立できる。Team UNITEに所属する選手は、アカツキのゲーム事業部における検証とカスタマーサポートのチームに所属し、豊富なゲームプレー経験を生かして同社が提供するゲームのバランスチェック業務を担当するという。同社では選手が業務に携わりながら安定して練習時間を確保できる勤務体系を用意しているほか、コーチの招聘など選手のスキルアップにつながる施策を講じていく。

 Team UNITEは設立時、トレーディングカードゲームの「マジック:ザ・ギャザリング」部門を発足させていたほか、Apex Legends部門の選手を募集していた。今回、このApex Legends部門において300人以上の応募の中から3人の選手を選出し、1人のコーチが加入することとなった。選手の一人である中山篤選手は現役の大学生でもあるという。直近では、21年1月15日から開催するElectronic Arts主催のグローバル大会「ALGS Winter Circuit」に参加する予定だ。

 今後、Team UNITEでは複数のゲームタイトルにわたって選手を募集していく予定。マジック:ザ・ギャザリングとApex Legendsのほかに、20年12月にはモバイルシューティングゲームの「PUBG Mobile」部門を設立している。

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