REJECTのスポンサーに東京メトロが参加 eスポーツジムへの人材提供でファンと密接に交流
プロeスポーツチーム「REJECT」は2月9日、東京地下鉄(東京メトロ)とスポンサーシップ契約を結んだことを発表しました。これにより、REJECTはプロ選手を東京メトロが運営するeスポーツジムへと派遣することが決定しています。

REJECTは2018年に発足したeスポーツチームで、主にシューティングタイトルで実績を残しています。特にPUBG MOBILE部門では国内最多の世界大会出場経験があります。一方、東京メトロは近年eスポーツ事業に注力しており、21年にはeスポーツ教育事業を展開するゲシピと協業して「eスポーツジム」を開業しています。

今回のスポンサーシップ契約により、REJECTはeスポーツジムに対して所属選手やストリーマー、コーチなどを派遣し定期的なレッスンを開催することが決定しています。対象のタイトルはVAROLANT、PUBG MOBILE、Rainbow Six Siege、第五人格の4部門です。これにより、REJECTはeスポーツに取り組むプレイヤーや既存のファンと直接コミュニケーションがとれる機会を得られた一方、東京メトロはeスポーツジムが提供するレッスンの質が向上することになります。東京メトロでは2月8日、eスポーツジムにおいて取り扱いタイトルの一つとしてPUBG MOBILEが新たに加わったと発表していましたが、同発表は今回のスポンサーシップによるものだと言います。
REJECTは今後、eスポーツジムを活用した定期的なファンイベントなども実施していく予定。東京メトロとの協業を通じ、国内eスポーツの裾野拡大を目指す考えです。
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