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【最強】EPOS(Sennheiser)の”サウンド強化デバイス”を紹介

 はじめまして、ライターの辻村と申します。PCゲーマーで、ゲームやゲーミングデバイスに関する記事をさまざまな媒体で執筆しています! 好きなゲームは、サバイバルゲームや野良でも楽しめるFPSゲームです。

 BCNのeスポーツ部では、私が気になったゲームの周辺機器をご紹介します。初回となる今回は、ゲームをする上で特に重要となる要素「音」を強化するサウンドデバイス! 音を強化すると、ゲーム内の音を聞き分けやすくなったり、敵の位置を把握しやすくなったりするため、戦闘で有利に立ち回れるようになります。

 

新企画始動! 初回は、サウンドデバイスを紹介!

 今回紹介するサウンドデバイスは、私も普段使っているメーカー「EPOS」(Sennheiserの旧ゲーミング事業部門、20年3月独立)のヘッドセットとゲーミングアンプ(外付けサウンドカード)です。エントリー向けモデルとハイエンドモデルを、それぞれ2種類4製品紹介していきます。

(左上)GSP301、(右上)GSP600、(左下)GSX1200、(右下)GSX300

 オーディオ機器の違いが音質に与える影響は想像以上。例えるなら、安いヘッドセットはカラオケの小さな個室の中で大音量を流しているかのような音ですが、EPOSはちゃんとした音響設備がある広いホールで聞いているような音。7.1chモードは鳥肌が立つほどクリアで、ヘッドセットを付けたままなのに、外しているような感覚に陥ってしまいます。

 もちろんヘッドセット単体でも十分いい音を楽しめますが、私はヘッドセットとアンプを合わせて使うことを強くおススメしたい! ドライバー内蔵の1万円前後のヘッドセットと比べても迫力は劣らない上、音質が圧倒的にキレイ。音がこもったり、ノイズでぼやけたりすることなく、一つ一つの音がハッキリ聞こえてきます。

 では、これからそれぞれの製品について解説します。

エントリーモデル「GSP301」

「GSP301」。本体サイズは75 mm×185 mm×170 mm。重量は290g。ケーブルの長さは2000 mm

 まずはエントリーモデルのヘッドセット「GSP301」。材質はプラスチックなのでとても軽いです。ケーブルは、取り外し不可。

 イヤーパッドのサイズは、100 mm×75 mm×15 mmと少し小さめですが、ふかふかの低反発クッションが優しくフィットします。カバーはレザー素材で、パッシブノイズの少ない密閉型。イヤーカップは360度すべての方向に傾けることができるので、耳にフィットする角度に調整可能です。ただし、一つの関節で固定されているので稼働範囲はかなり狭め。音質は、可もなく不可もなくといったところでしょうか。若干低音が強めで反響しているような感じがありました。ヘッドホンの周波数特性(再生可能な周波数の範囲)は15Hz~26000Hz(低ければ低いほど低い音、高ければ高いほど高い音)に対応しています。マイクは10~15000Hz。

イヤーパッドについている低反発クッションの画像。「GSP600」と比べると弾力が弱めです。付け心地は、締め付けが強すぎず弱すぎず丁度いいです
関節部分の画像。360度に傾くけど可動範囲はそこまで広くないです

ハイエンドモデル「GSP600」

「GSP600」。本体サイズは80 mm×190 mm×165 mm。重量は395g。ケーブルの長さは2500 mm

 続いて、ハイエンドモデルのヘッドセット「GSP600」。全体の材質はプラスチックですが、所々に金属素材が使われているので「GSP301」よりも重厚感があります。コンソール機用のケーブルとPC用のケーブルが付属し、ケーブルの取り外しも可能なので、断線を気にせず長く使えます。

(左)PC用ケーブル、(右)コンソール機用ケーブル

 イヤーパッドのサイズは、高さ110×幅80×奥行き15mm。イヤーパッドには、もちもちの低反発クッションがついています。イヤーパッドの材質はレザーですが、耳が当たる部分はスエード風素材のため、蒸れにくく、夏場でも快適に使えます。

 エルゴノミック(人間工学に基づいた)デザインのイヤーカップも特徴的。可動範囲も広く、あらゆる方向に動かすことができます。「GSP301」と比べると若干重いですが、フィット感と密閉性は圧倒的。音質も、「GSP301」と比べるとかなり綺麗です。「GSP301」は、低音や反響が強く、若干ぼやけている感じがしましたが、こちらは一つ一つの音がかなりハッキリ聞こえます。音の明瞭度が高い印象を受けました。ヘッドホン周波数特性は10Hz~30000Hz。マイクも10Hz~18000Hzと、「GSP301」よりも多くの周波数範囲に対応しています。

「GSP301」と比べると、こちらの低反発クッションの方が分厚く、弾力もあります。付け心地は、若干強めかもしれませんが、しっかりフィットするので密閉性が高いです
2つの関節がついているので稼働範囲も大きいです

ゲーミングアンプ(外付けサウンドカード)「GSX 300」

「GSX 300」。本体サイズは91 mm×81 mm×41 mmで、重量は160g。ケーブルの長さは、1200 mm

 続いてご紹介するのは、ゲーミングアンプ! ヘッドセットと比べてあまり必要ないと思われがちですが、実はとても重要アイテム。ゲーミングアンプを使うと、低音を強調したり、イコライザーを編集したり、音質や反響音を細かく設定できるため、より好みにあった音を追求できます。

USBに接続すると音量調整ホイールの周りのLEDが2.1ch時は青く、7.1ch時は赤く光ります
PCへ接続用のUSBの他に、アナログ端子のヘッドセットとマイクを繋げられます

 このアンプがあれば、iPhone純正のイヤホンやドライバーなしのアナログ端子のヘッドセットでも、音質を落とすことなく迫力のある重低音をプラスできます。さらに、EPOS独自の7.1chサラウンド技術のクオリティが高く、7.1chを切り替えた瞬間、耳元から入ってきていた音が遠く聞こえてくるという不思議な感覚を体験できます。

 イコライザーの設定やマイクの設定は、公式ソフトウェア「EPOS Gaming suite」で行えます。イコライザーのプリセットは、フラット、ミュージック、ムービー、Eスポーツの4種類。もちろん自分好みの設定も名前を付けて保存できます。

「EPOS Gaming suite」の画像。日本語に対応しているので分かりやすいです

ゲーミングアンプ(外付けサウンドカード)「GSX1200pro」

本体サイズは100 mm + 100 mm + 25 mmで、ケーブルの長さは1200 mm

最後はハイエンドのゲーミングアンプ!

 USBケーブルと、チャット用のケーブルが付属しています。アナログ端子のヘッドセット、マイク、スピーカー、チャット用ケーブルが接続可能。チャット用ケーブルを使って、チームメイトのアンプを繋げると、ラグフリーのボイスチャットができます。最大8台までつなげられます。

左からPC接続用USBケーブル、チャット用ケーブル
底面にはスタンドがついているので、デスクに置いた状態で操作しやすいです

 「GSX1200pro」の最大の特徴は、何と言ってもソフトウェアなししでハードウェアだけで完結するというところ。ハードウェアだけで全ての設定のカスタマイズ可能な上に、ゲームの音量とボイスチャット(in/out)の音量を別々に調節できるので、ゲーム中でも臨機応変に対応できます。「GSX300」はヘッドセット&マイクしか接続できませんが、「GSX600」はスピーカーを接続することができるので、ワンタッチでヘッドセットとスピーカーを切り替えられます。

両サイドについているボリュームホイールで、ボイスチャット(in/out)の音量を調節可能
「―」を長押しして設定を保存している画像

 「GSX300」と同様、EPOS独自の7.1chサラウンド技術もクオリティが高く、音楽モードにすると低音が強調され、イヤホンやドライバーなしのヘッドセットでも重低音の迫力を感じられます。まるでウーファー付きスピーカーで音楽を聞いているような感覚になります。

 eスポーツモードにすると、音の広がりを抑え、聞き取りやすいハッキリとした音に。これによって、足音や銃声など色んな音を聞き分けやすくなり、長時間聞いていても耳が疲れにくいです。

迷ったら“エントリーモデル”でOK

 EPOSのエントリーモデルはどちらもかなりクオリティが高かったのですが、特に「GSX300」は色んなヘッドセットやイヤホンと合わせることができるので汎用性が高く、コスパ最強でした。

 総評すると、とにかく音質が高いものがいいという人はハイエンドモデルがおすすめ。それ以外の人は、とりあえずエントリーモデルを買っておけば間違いないです。もし、買い替えのタイミングで耐久性が欲しくなったらハイエンドモデルにアップグレードするのがベストかな? と思います。(ライター・辻村)

プロフィール
北海道出身のPCゲーマー。サバイバルゲームやFPSゲームが大好きです。ゲームライターとして「カカクコムマガジン」や「アキバ総研」、「NIKKEI STYLE」などで記事を執筆しています。

 

 

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