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ライアットゲームズの新作スマホMOBA「ワイルドリフト」 ドコモとのパートナーでモバイルeスポーツの未来を切り拓く

 ライアットゲームズとNTTドコモは3月25日、共同で記者会見を開きました。2020年リリースのスマートフォン向けMOBAゲーム「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト(ワイルドリフト)」について紹介したほか、NTTドコモが開催するeスポーツ大会「WILD RIFT INVITATIONAL THE OPENING GAMES」について発表しました。

 

ライアットゲームズによる新タイトル「ワイルドリフト」はリーグ・オブ・レジェンドの世界観を引き継いだモバイルMOBA

 ワイルドリフトは20年11月にリリースされたモバイルMOBAゲーム。ゲームシステムや世界観などはリーグ・オブ・レジェンド(LoL)ベースにしていますが、ライアットゲームズ ワイルドリフトブランドマネージャーの藤本恭史パブリッシング統括ディレクターは「LoL PC版の代替品でも競合製品でもない」と強調します。LoLの持つ競技性をそのままに、モバイル向けにUIや試合展開を一から新設計したとか。LoLよりも気軽にプレーできつつも、他のモバイルゲームよりも高い競技性を備えることで、新たな顧客層の取り込みを狙います。

ライアットゲームズが目指すライルドリフトのポジショニング

 これまでライアットゲームズと言えば、LoLが代表的なゲームタイトルでしたが、近年はさまざまなジャンルやプラットフォームに対して新作をリリースしてきました。ワイルドリフトもその取り組みの一環で、同社において新たな挑戦となりそうです。

 また、今回の記者会見ではeスポーツにおいてワイルドリフトをどのように発展させていくか、その方向性について説明されました。ライアットゲームズの仲尾周三郎リーグ・オブ・レジェンド Eスポーツ/ブランドマネージャーは「eスポーツといえばPCゲームだと考える人は多いが、モバイルeスポーツもれっきとしたものがあり、その動きや変化はとても速い」と強調。「eスポーツの未来としてモバイルのシーンが確実に育っている。ワイルドリフトのシーンがモバイルを引っ張っていく」とモバイルeスポーツの持つ存在感の強さを指摘しました。

 一方で、先行しているPC向けゲームリーグ・オブ・レジェンドとのすみ分けについては、基本的には個別のエコシステムとして成長させつつ、両者の親和性の高さを生かしながらサービス展開していくといいます。大会などの重要なスケジュールのバッティングは避けつつ、クロスプロモーションなどを仕掛けていく考えです。今後、ライアットゲームズは、PC向けeスポーツが盛んな欧米やモバイル向けeスポーツが進んでいる東南アジアなどに限らず、グローバルな発展を目指して地域ごとに適切な投資をしていくと言います。仲尾マネージャーは「各地域から世界につながる確固たる仕組みを作っていくことで、ワイルドリフトをトップeスポーツとして成長させていきたい」と意気込みます。

 また、ライアットゲームズはワイルドリフトにおけるeスポーツの取り組みを展開していくにあたり、NTTドコモが運営するeスポーツ事業「X-MOMENT」と協力していきます。NTTドコモ ビジネスクリエーション部 eスポーツビジネス推進担当の吉田裕之担当部長は「NTTドコモとしてもモバイルeスポーツを世界に確立させたいという思いがあり、両者のビジョンが合致した」とパートナーシップを結んだ経緯を語りました。既に具体的な大会日程が組まれており、その詳細についても発表されました。

ワイルドリフトのeスポーツ事業では、ライアットゲームズとNTTドコモが協力します。NTTグループではさまざまな企業がeスポーツ事業を展開していますが、モバイルにおける強みを考え、NTTドコモと手を組んでいます

 21年は大きく分けて3種類の大会を開催する予定。まずはプロゲームプレーヤーによる高度な試合展開を期待できる招待制の大会「WILD RIFT INVITATIONAL THE OPENING GAMES」。4月24日に開催予定で賞金総額は150万円。全8チームを招待します。

 5月29日・30日・6月5日には一般プレーヤーも参加できるオープン性の大会「WILD RIFT OPEN TOURNAMENT ALL PLAYER'S RIFT」が開催されます。賞金総額は300万円で、アマチュアからプロ、学生から社会人までがeスポーツとしてのワイルドリフトにチャレンジできる機会になりそうです。

 そして、7月から10月にかけては世界大会への出場権をかけた日本地域大会を開催予定です。賞金総額は900万円。こちらもオープン制で、幅広い層が参加できるようになる可能性があります。

2021年の大会スケジュール

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