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eスポーツチームがAWSと共同でAI開発! 機械学習システムでコーチングや戦術立案を支援

 ゲーム関連事業を展開するKADOKAWA Game Linkageは9月16日、同社が運営するプロeスポーツチーム「FAV gaming」のチームパフォーマンス向上を目的として、Amazon Web Services(AWS)を活用したeスポーツプレイヤー向け機械学習システムを開発することを発表しました。

 

FAV gaming VALORANT部門のメンバー

 

 AWSとは、サーバーやネットワーク、ストレージなどをインターネットを経由して提供してくれるサービスで、これらの他にもデータ分析やセキュリティ、アプリ開発といった目的に合わせてたくさんのサービスメニューを用意しています。

 機械学習に関するサービスもその内の一つで、機械学習は近年話題になっているAI(人工知能)を作るための要素でもあります。例えば、SiriやAlexaといった音声認識アシスタントAIがありますが、それらが私たちの声を理解して返事をするためには、単語の意味や声色に応じた感情などを読み取る必要があります。ここでの「犬=4本足で鼻が利く動物」「声が大きい=怒っている」といった、AIの判断基準を学ばせることを機械学習と呼ぶのです。現在、AIを活用したサービスはさまざまな領域に広がっており、中でもAWSの機械学習サービスはフォーミュラ 1(F1)でのレース分析などで活躍しています。車のセンサーから得られるデータを解析し、その結果が新たな車両の開発や試合での戦略などに生かされています。

 今回開発が決定した機械学習システムは日本初のeスポーツプレイヤー向けシステムとなる予定で、AWSの専門家チーム「Amazon Machine Learning Solutions Lab」から技術支援を受けながら開発していきます。将来的には、同システムでプレー映像を解析することによって、選手の癖や特徴、傾向などを客観的に捉えられるようになるとか。そして、これらのデータを生かすことで、コーチングや戦術立案に活用していく考えです。最初の導入先は「VALORANT部門」となる見込み。機械学習システムでチームのパフォーマンスや魅力の最大化を図っていくとしています。

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