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VCT Stage2 日本代表決定戦! NORTHEPTION 対 ZETA DIVISION勝者は?

 6月26日にさいたまスーパーアリーナで、eスポーツ国内最大規模のオフラインイベント「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage2」Playoff Finalsが開催されました。対戦カードは、「NORTHEPTION」対、世界3位の「ZETA DIVISION」。賞金総額は200万円です。

 

大規模なオフラインeスポーツ大会

 

 2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japanは、コロナ対策をしながら1万人以上が一カ所に集まるオフラインのeスポーツイベント。また、観客席が有料チケットにも関わらず1万人以上が観戦に駆けつけていることが、eスポーツの新しい道を切り開くとして注目を集めています。Stage2 Playoff Finals Day2は、デンマーク・コペンハーゲンで7月10日から開催する世界大会VCT Masters Stage2進出をかけた戦いです。Playoff FinalsはBO5(3ゲーム先取)。観客は声を出すことはできませんが、代わりにスティックバルーンを叩いて応援します。

 ちなみに、10時時点で物販には1500人以上が並んでいました。

バルーンを叩いて応援する観客。チケット代を支払ってでも応援したいという1万人の熱量で会場の温度が上がりそう

 NORTHEPTIONのメンバーは、Blackwiz選手、Derialy選手、JoxJo選手、Meteor選手、xnfri選手。ZETA DIVISIONは、crow選手、Dep選手、Laz選手、SugarZ3ro選手、TENNN選手が出場します。

 第1試合は、NORTHEPTIONが積極的に攻めていく展開。押し込む形で前線を作ることで一気に攻め上がり、先制点をとります。この戦略を分析したZETA DIVISIONは、相手の攻めをしっかりと食い止めてから反撃する戦略に変更し、リードを獲得しました。後半、チームメイトがお互いをカバーする動きでカウンター合戦になりました。終盤に差し掛かってもポイント差がない接戦の末、先にラウンドを獲得したのは、NORTHEPTIONでした。

 

 第2試合もNORTHEPTIONの先制点から始まります。集団で動くことで人数有利を活かす戦略。対するZETA DIVISIONはアビリティを適切なタイミングで使いながら迎え撃ちます。徐々に押し返し、8対2までポイント差を広げました。一点突破を狙うNORTHEPTIONと、面で制圧を図るZETA DIVISION、といった形に見えます。勢いそのままにZETA DIVISIONが13対4で2ラウンドを取りました。これでイーブンです。

大きくポイント差をつけて勝利したZETA DIVISION

 第3試合、最初に激しく交戦し、その後は様子を見るという流れ。ZETA DIVISIONはDep選手を中心にこれまでよりも少し積極的に攻めます。一方、NORTHEPTIONはこれまでの戦略とは異なり、相手の出方を伺う戦い方に切り替えている印象。カウンターでしっかりと撃破し、10対2とリードを獲得します。そのまま迎え撃つ戦略が刺さり、12対2でマッチポイントへ。ここでNORTHEPTIONは攻めの姿勢に転じ、今度はZETA DIVISIONが迎え撃って少しずつ差を縮めますが、最後はNORTHEPTIONがとり切り、13体4で王手をかけました。

 インターバルを挟んで、第4試合。現状、リードしているNORTHEPTIONが抜群のチームワークで先制点を取ります。お互い慎重に動く試合になり、これまでの3ラウンドよりも駆け引きが多く重厚感があります。ピンチになることもあるのですが、JoxJo選手の活躍、そして抜群のチームワークを発揮してZETA DIVISIONを抑えます。ZETA DIVISIONは追い詰められているからか、あせっている様子がありました。後半、ZETA DIVISIONはポイント差を縮めようと積極的に攻めます。その甲斐あって少しずつ差を縮めましたが、NORTHEPTIONが12ポイントを獲得しマッチポイントに入ります。しかし、ここで冷静さを取り戻したZETA DIVISIONは、続けて2ポイントをとって5点差まで縮めます。このまま取り戻すかと思われましたが、

日本最強に輝き、2022年2回目のMastersへの切符を手にしたNORTHEPTION

 激闘の末、日本最強に輝き、2022年2回目のMastersへの切符を手にしたのは、NORTHEPTIONでした! Blackwiz選手は、「最高です」とコメント。「気持ちで負けていなかった」と喜びました。

 

 また、Meteor選手は、「ドキドキして何も話せない」、Derialy選手は「相手が強いということは一旦置いておいて、とにかく倒すという気持ちで戦いました」、JoxJo選手「このような大舞台で戦うことができてうれしい」、xnfri選手は「勝てると信じて戦った」とコメントしました。

 最後に、Blackwiz選手は、「応援してくれた皆さんに感謝。皆さんのおかげで勝利をつかむことができました」と感想を述べ、「世界大会でどこまで通用するかわからないけど、ZETAの3位よりも上を取って、日本がそこまでできるということを世界に証明したい」と世界大会に向けた意気込みを語りました。

 

 Mastersは、デンマーク・コペンハーゲンで7月10日~24日の期間で開催されます。どのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです!