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参加者に特別インタビュー! 高校生にオススメできるeスポーツイベント「RAGE Shadowverse」とは?

 記録的な暑さが話題ですが、本格スマホeスポーツ『Shadowverse』でも“アツい夏”が始まっています。7月16日(土)~17日(日)にかけて幕張メッセで開催された「RAGE Shadowverse 2022 Autumn」の予選大会には約5000人が参加。当日、会場で取材をしていると、勝ち上がってGRAND FINALSに進む8人はもちろん、参加した選手それぞれにドラマがありました。今回は同大会に参加した選手へのインタビューをお届けします。

 なお、「RAGE Shadowverse 2022 Autumn」は、参加費が無料で、満18歳未満の場合も、保護者の参加同意書を提出することで参加できます。

 

「RAGE Shadowverse 2022 Autumn」にて実施したインタビュー

 

 インタビューで聴いた内容は大きく次の3点。

  • 自分が高校生の頃はどのような練習をやっていたか?
  • いまの高校生プレイヤーに伝えたいことは?
  • 親御さんは応援してくれたか?反対していたか?

 本音で答えてもらいました。

 

当日の様子
高校生も参加可能

参加者にインタビュー

 今回は「RAGE Shadowverse 2022 Autumn」の参加者の中でも、高校生の頃から『Shadowverse』をプレイしていた4組のプレイヤーにインタビューをしました。「高校生の頃の思い出」についても聞いています。

 

ゲームは周りの人を巻き込むと楽しい / 大学2年生(左)&大学4年生

 

――本日の成績はいかがですか?

右男性 僕は3-2で敗退してしまいました。
左男性 僕は4-1でまだ残っています。


――おお!あと1勝でDay2進出ですね!ちなみにお二人は『Shadowverse』歴は何年ですか?

右男性 歴5~6年ですね。高校2年からプレイしています。
左男性 僕は歴4年ですね。同じく高校2年からプレイしています。


――高校生の時もRAGEに出ていましたか?

右男性 出ていました。はじめてRAGEに出たのは、高校3年の時だったと思います。大学生になってからのほうが、RAGEに出やすいですね。満18歳未満は親の承諾が必要ですし、大学生の方が土日の都合がつきやすいので。


――高校生でRAGEに出場されていた頃は、親御さんの応援や反対などはありましたか?

右男性 特に無かったですね。両親に同意書は書いてもらった時も「遊んでくるんだね。行ってらっしゃい!」みたいな軽い感じでした(笑)。


――練習は1人でされていましたか? それともSNSなどで仲間と繋がったのでしょうか?

右男性 高校の同級生4人くらいで一緒にやっていました。RAGEも友人たちと一緒に参加していました。


――とてもいい環境ですね! 『Shadowverse』は仲間内だけでも楽しいものですが、みんなで大会に出てみようとなったのは何かきっかけがあったのでしょうか?

右男性 賞金が魅力的だったのと、せっかくやるんだったら本気でやって結果を残したいと思うようになりました。あとは外に遊びに出かけるタイプではなかったので、こういう機会があるのは良いなと思いました。

左男性 僕も高校生の頃に周りが『Shadowverse』を始めたので、プレイしてみました。当時、大会には興味がなく、仲間内で楽しくプレイする感じでした。大学生になってから大会に興味を持つようになり、RAGEに参加しています。


――大学生になって初めて参加したとのことですが、高校生の頃からRAGEに参加しておいたほうが良かったと思いますか?

左男性 そうですね。『Shadowverse』はただ遊んでいるだけでも楽しいですが、eスポーツとして取り組むと、さらに奥深い楽しさがあったので、高校生の頃から競技として取り組んでおけばよかったなって思います。


――ちなみにお2人は大学やサークルなどで知り合ったんですか?

右男性 いえ。SNSでチームメンバーを募集していまして、そこで知り合って一緒に練習しています。


――『Shadowverse』はSNSでチームを作って練習をする人が多いですね。大学にeスポーツ部はありますか?

右男性 僕の大学にはeスポーツ部はあるのですが、『Shadowverse』の部活がないので、自分で作ろうと思ったんですよ。ただ、申請の手続きに面倒なことが多かったので、SNSでチームを仲間と繋がるほうが簡単でした。


――1日練習はどのくらいされていますか。

右男性 多い時だと10時間くらい、仲間と通話しながら練習していますね。夜の8時から次の日の朝までとか、学校が休みの時は日中も練習をしています。


――高校生よりも大学生の方が時間的に融通がききますか?

右男性 そうですね。高校時代より増えていますね。高校生の頃は1日の練習時間は2~3時間でしたので。

左男性 高校生だと1限から6限まで授業があって、そこから部活があると、残っている時間は限られるので。


――ありがとうございます! 最後に高校生の『Shadowverse』プレイヤーに向けてアドバイスをお願いします。

右男性 『Shadowverse』は1人でも楽しいゲームですが、周りの人を巻き込んで、一緒にやったほうがより楽しめると思います。可能であれば会場に来て『Shadowverse』仲間を作るのもいいと思います。一緒にチームを組んだ方とは、ゲームの話だけでなく、日常会話をすることも多いです。『Shadowverse』をきっかけに、いろんな人といろんな会話ができるのが大きいですね。

 

「1つのことに打ち込む」その過程が楽しい /大学3年生

 

――今日の成績はいかがでしょうか?

男性 もう2敗しちゃって、意気消沈です(笑)※1。東京に来たのが初めてなので、せっかくだったら観光して帰ろうかなと思っています。友達が東京で働いているので、そこに泊めてもらって、月曜日に帰ろうかなと。

※1 全勝もしくは1敗の選手はDay2に進むことができる


――ということは幕張開催のRAGEも初なんですね。

男性 そうですね。『Shadowverse』を始めたのが昨年の今頃なんですよね。RAGEはオンラインしか経験が無いので、以前から「幕張に来たいな」って思っていたんです。

 あと一緒にやっている友達がリリース当初からやっていて、彼はちょくちょく幕張RAGEにきているので「オフラインのRAGE、めちゃくちゃ楽しいよ」って、ずっと自慢してくるんですよ(笑)。じゃあ俺も幕張に行こうと、『Shadowverse』を練習してきました。


――初のオフラインRAGE、会場に入られてどう思いました?

男性 いや、びっくりしました。「どんだけ人おんねん」って思いましたもん(笑)。オンラインでも参加人数が多いことは何となく分かるんですけど、こうやってオフラインでたくさんの参加者を見ると、改めて『Shadowverse』って、沢山のひとが遊んでるんやなって実感しますね。


――大学にeスポーツ部はありますか?

男性 あります! ただ、近隣の大学のeスポーツ部を見てもそうですけど『Shadowverse』を軸にした部活は少ないですね。ただ、個人で運営しているチームの話はよく聞くので、大学同士で協力&練習をして、大学生リーグに出ているようです。


――そうなんですね。『Shadowverse』は無理に部活にしなくても気軽に遊べて、集まれるのはいいところかなって思いました。機材の準備もいらないですし。ちなみにご自宅で『Shadowverse』の練習はどのくらいされていますか?

男性 RAGE前の2週間に限定すると1日5時間練習していました。


――大学の勉強をしながらですよね?

男性 それに加えて遠征費をバイトで稼がないといけないので、睡眠時間を削ってます(笑)。

 それぐらいRAGEには夢がありますよね。ただ、賞金とかプロゲーマーとかを目指しているというよりも、1つのことに打ち込んで結果を出す、その過程がいいんです。

 ネット上にデッキの情報がたくさんあるので、初心者でも入りやすいゲームだと思います。毎日プレイしていれば無料でカードパックを引けるチケットなども貯まっていくので、課金せずに新しいデッキを作れるのも魅力ですね。

 

両親も背中を押してくれた /大学3年生

 

――学生さんを中心に取材をしております。今はおいくつでしょうか?

男性 明日21歳になるんですよ。今は大学3年です。


――おめでとうございます。勝敗はどんな感じですか?

男性 今は3-0です。


――おー!予選を抜けてDay2に進出すれば、バースデーにプレイオフ進出確定も夢じゃないですね。

男性 頑張ります!


――ちなみにいつから『Shadowverse』をプレイされていますか?

男性 結構長くて、5年ぐらいですね。


――フォーマットが、アンリミテッドとローテーションに分かれる前ですね。

男性 そうですね。ルールが分かれる前にマスターに到達したので、両方ともマスターの状態から始まりました。


――では、高校生ぐらいから『Shadowverse』をプレイされていたんですか?

男性 「シャドバ甲子園(※2)」とかはバリバリ出場していました。

※2 シャドバ甲子園とは、中学生・高校生の3人チーム戦で最強チームを決める大会
参考リンク https://shadowverse-koshien.jp/


――競技性を求めてプレイされているんですね。その頃からRAGEに出られていたんですか?

男性 始めて2年経ったあたりからなので、高校生の頃から競技的にやっています。RAGEが西と東で分かれた頃から出ていました。


――東西で分かれていた頃が懐かしいです(笑) 高校生だとRAGEに出場するの大変ではなかったですか?

男性 常に金欠でしたね。高校生の頃にも、奈良県から関東に遠征していました。


――すごい熱意ですね。当時、親御さんの反応はいかがでしたか?

男性 会話としては「気をつけていってきいや」ぐらいでしたが、結構、背中を押して送り出してくれていましたね。


――親御さんも活動を見守ってくれていたのですね。本日はありがとうございました。次の試合も頑張ってください!

 

学生リーグはこれからもっと盛り上がる /大学生と社会人

 

――本日の成績はいかがですか?

男性 僕は負けちゃいました。
女性 私は3-1でギリギリ耐えています。あと2試合勝つと1日目突破です。


――おお!頑張ってください!プレイ歴はどのくらいでしょうか?

男性 僕はリリース初期からやっています。もう6年近くプレイしています。
女性 私もカードパック第2弾からプレイしているので6年くらいですね。

男性 ガチでやり始めたのは大学入ってからなので2~3年前です。
女性 私はもう社会人になりました。


――お二人とも高校生の頃からプレイされているとのことですが、RAGEは出場されていましたか?

女性 私が高校生の頃は、高校生はRAGEに出場できなかったので、存在は知っていたのですが出られていません。高校卒業後にすぐに出場しました。当時は第3弾パックの時ですね。それ以降は応募に落選しなければ、毎回参加しています。

男性 僕は「ナテラ崩壊」のカードパックあたりで、オンライン開催になった頃から出始めました。もともと『Shadowverse』に高いモチベーションがあったので、オンラインで大会に参加しやすくなったのをきっかけにRAGEに出始めました。

 愛知県から遠征しているので、オフラインだとハードルが高いです(笑)。オンライン大会だと試合の合間に寝ることもできますし(笑)。


――では、前回の「RAGE Shadowverse 2022 Summer」がオフラインで初参加のRAGEだったと思うのですが、その時の感想はいかがでしたか?

男性 『Shadowverse』のプレイヤーってこんなにいるんだって思いました。オフラインの大会に参加すると活気があって楽しかったです。


――(女性に向けて)初めてRAGEに参加された時はどんな感想を持ちましたか?

女性 私が参加した頃は、コロナ前だったので、会場にマスクをしている人がいませんでした。まずそこが大きな違いですね。あと、昔は女の子が会場にほとんどいなかったんですよ。今は女性のプレイヤーがかなり増えました。

 『Shadowverse』を始めたての頃は、マジで女の子がいなかったですね。「本当にどこにいるんだろう?」って、女の子をみつけるのが大変で。でも今は増えて良かったなって思います。

 『Shadowverse』がメジャーなゲームになったんだって感じます。昔はカードゲーマーぐらいしかプレイしないゲームだったのかもしれないですけど、いまはより広く遊ばれるようになったのかなって思います。


――初期から参加されていた方ならではのお話ですね。少し話が変わるのですが、高校や大学にeスポーツ部などはありましたか?

男性 僕の大学は人数が足りなくなったんですけど、他大学のサークルに参加できる制度を使ってサークルメンバーになっています。そのサークルも『Shadowverse』特化ではないのですが、『Shadowverse』のプレイヤーはいるので、活動ができているって感じです。

女性 私が学生の頃は大学生リーグがなくて…、あったら参加したかったです。そもそも女子大だったので、プレイヤーが多くありませんでしたが(笑)。


――現在は社会人とのことですが、練習時間は減りましたか?

女性 やっぱり、練習時間が減りましたね。学生時代は合同練習を夜から朝までやっていましたが、今では夜のうちに練習から抜けちゃう。学生時代の方が『Shadowverse』の練習がやりやすいので、学生のリーグはこれからもっと盛り上がると思います。

 本格的に練習時間をさけるのが学生だと思うので、学生のうちに頑張るのが良いと思います。

男性 学生の方が練習しやすいと思います。僕もあと数年しか学生の期間がないので、頑張って取り組みたいです。


――高校生だと交通費の負担が大変っていう声もありますが、その点はいかがでしょうか。

女性 それに関しては、高校生の大会で上位入賞すると交通費を補助してもらえるとか、そういった副賞があるといいですね。私たちの調整チームにも高校生がいるのですが、彼らもお金の工面が大変って言っていました。なんかエピソードが可愛いですよね(笑)高校生ならではというか(笑)


――貴重な実体験とご意見ありがとうございます。本日はありがとうございました!

 

Shadowverseを通じて広がる世界

 今回は4組の参加者にインタビューをしました。多くの参加者からも出た言葉は「高校生のうちでも仲間同士で練習していた」でした。

 『Shadowverse』は1vs1のカードゲームではありますが、実際は1人で黙々とプレイするゲームではなく、仲間たちと練習&意見交換をしながらお互いに高め合っていくゲームであることがわかりました。

 『Shadowverse』を通じて交友関係を広げ、仲間と切磋琢磨しながら1つの目標に向かって進む。その姿が目に浮かぶインタビューでした。

 遠征費がネックではあるという意見があるものの、参加費無料で多額の賞金、そしてオフラインならではの出会いがあるのが「RAGE Shadowverse」の魅力です。

 今回はオフライン開催でしたが、年に4回の「RAGE Shadowverse」のうち、次回のWinterはオンライン開催が決定しているので、遠征費の問題も解消されて、中学生・高校生も参加がしやすくなります。オンラインで気軽に参加して、オフラインでたくさんの思い出を作れる。そんな「RAGE Shadowverse」は学生にぴったりのeスポーツイベントでしょう。(eスポーツジャーナリスト 小川)

 

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https://shadowverse.jp/