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今のeスポーツ市場はどこまで拡大しているのか 22年版日本eスポーツ白書をJeSUが販売開始し一部情報を公開

 日本eスポーツ連合(JeSU)は11月30日、国内eスポーツ業界の近況と市場動向などについてまとめた「日本eスポーツ白書2022」の販売を発表しました。JeSUはこれにあわせて、一部データを抜粋して発表しました。

 

出典:日本eスポーツ白書2022/角川アスキー総合研究所

 

 JeSUによれば、2021年国内の市場規模は78.4億円に成長したといいます。これは20年の67.9億円と比較して15.5%増しており、市場規模は堅調に拡大していると言えます。JeSUは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により20~21年の成長率は鈍化しているものの、コロナ禍が落ち着く22年以降は国内外の競技大会が再開されることもあって年平均20%を超える成長率で拡大すると見込んでいます。25年には約180億円規模まで拡大するとか。

 

出典:日本eスポーツ白書2022/角川アスキー総合研究所

 

 21年の市場規模の内訳としては、引き続きスポンサーカテゴリが大きな割合を占めており、62.7%という結果になりました。一方でJeSUは、ストリーミングカテゴリが大きく伸長していることを指摘。選手やチームがストリーマーとなり、試合以外のイベントなどで拡散力を発揮したことが大きな要因となっていると分析します。また、チケットカテゴリについては、1.1%といまだ低い数値ですが、直近では有料のオフラインイベントが数多く開催されるようになっており、同カテゴリーの成長にも期待が集まります。

 

出典:日本eスポーツ白書2022/角川アスキー総合研究所

 

 最後に、21年に試合や動画を観戦・視聴したり、地上波番組などのeスポーツ関連放送を視聴した日本のeスポーツファンの数は743万人となりました。これは前年の685万人よりも8%増という成長率です。JeSUは、コロナ禍においてもオンライン配信の文化が定着したことでファン数が大きく減少することなく着実に増加していると分析しており、今後もこの傾向は続くと見込みます。25年には1200万人を超えると予測しています。

 なお、日本eスポーツ白書ではこれらの情報のほかにもJeSU会員法人へのアンケート調査や関係省庁・国際団体・IPホルダー各社の寄稿など、多角的な情報を掲載しているとか。販売サイトf-ismにおいて9万9000円で販売中です。

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■外部リンク

日本eスポーツ白書2022=https://f-ism.net/report/nesh2022.html