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eスポーツで未来の可能性を広げよう! 第4回NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット

 北米教育eスポーツ連盟 日本本部(NASEF JAPAN)は3月31日、第4回となるNASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット「未来の可能性を広げよう」をYoutubeで公開しました。日本教育新聞が後援。NASEF JAPAN 公式YouTubeチャンネルで視聴することができます。

第4回NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット「未来の可能性を広げよう」
https://youtu.be/7FqKnU1c5b0

 

eスポーツで未来の可能性を広げよう

 今回は、テーマにそって、eスポーツ・STEAM教育による人材育成や、eスポーツと教育に関する学術研究について各界の専門家による講演を収録しています。

 

NASEF Farmcraft 2023

 まずは北米NASEFと米国国務省が開催するマインクラフトを使った国際コンテスト「NASEF Farmcraft 2023」を、NASEF JAPANの権田真太郎さんが紹介。「食料取引と食料安全保障」というテーマに焦点をあてた内容で、国際英語プレゼンテーションについても説明します。

 

NASEF JAPANの権田さんによるNASEF Farmcraft 2023についての説明

マインクラフト教育 未来の可能性

 つづいて、プロマインクラフターのタツナミ シュウイチさんが「マインクラフト教育 未来の可能性」について、NASEF JAPANスタッフとの対談形式で発表します。タツナミさんが自身の視点から、マインクラフトを教育に活かす方法を語ります。

 

プロマインクラフターのタツナミ シュウイチさん(写真右)


 タツナミさんは、「マインクラフトを使った新しい教育において、教師は先導者ではなく伴奏者であるべき」と考え、マインクラフトを子どもたちの興味、関心、探求心をくすぐり、満たすための実践の場=“教育プラットフォーム”と定義。創造力や自主性を引き出すツールとしての活用の幅が無限にあるということを深掘りした内容になっています。

 

STEAM が開くワクワクと多様な創造性~ STEAM と eSports

 大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの中島さち子さんは、「STEAM が開くワクワクと多様な創造性~ STEAM と eSports」について講演。同氏は、STEAM教育の第一人者でありながらジャズピアニスト、国際数学オリンピックで日本女性初の金メダリストと多方面で活躍。現在は「創造性の民主化」をキーワードに、誰しもが持つ多様な創造性をよりオープンにしていくことの大切さや、大阪・関西万博への道(テーマ事業「いのちを高める」)について話します。

 

登壇者:大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの中島さち子さん

ゲームと健康的に付き合うためにできること

 ネット・ゲーム依存予防回復支援 MIRA-i(ミライ)所長で臨床心理士の森山沙耶さんは、「ゲームと健康的に付き合うためにできること」について発表。専門家の立場から、ゲーム依存症の予防とその回復に関して話します。森山さんは「ゲームに限らず依存症というものは、その裏に特別な心理状態があり、それを理解する必要があります」として、子どもが特別な心理状態にならないために、保護者や周囲の人たちがどうかかわるべきか紹介します。

 

臨床心理士の森山沙耶さん

松高 DX 部の活動について

 講演だけでなく、子どもとeスポーツの関係について知る機会もあります。熊本県立松橋高等学校/松高DX部顧問の松本康弘さんは、松高 DX 部の活動を紹介。なかでも、部活動を通じた子どもたちの地域貢献について話します。また、eスポーツ活動だけでなく、子どもたちが地域の高齢者にスマホの使い方を伝えたり、振り込め詐欺防止の動画を作成したりと、高校生たちのさまざまな活躍を紹介します。

 

高等学校eスポーツ部活動の教育的意義の解明に向けて

 研究発表については二つあります。一つは、「高等学校eスポーツ部活動の教育的意義の解明に向けて ~実態と課題を踏まえたグループインタビュー調査より~」(筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センター 共同調査研究)について。筑波大学体育系/スマートウエルネスシティ政策開発研究センター助教授の清野隼さんが発表します。

 

筑波大学体育系/スマートウエルネスシティー政策開発研究センター助教の清野隼先生


 高校eスポーツ部に所属する生徒たちへのグループインタビューを通して浮かんできた「部活動としてのeスポーツのもたらす効果」について、生徒の実体験をもとに行った研究成果について、中間報告の形で紹介します。

 

東京理科大学 共同調査研究発表 eスポーツ導入の効果検証と課題解決

 研究発表二つめは、東京理科大学 経営学部 教授の柿原正郎さんによる、「東京理科大学 共同調査研究発表 eスポーツ導入の効果検証と課題解決 親と子のeスポーツに対する関わり方とステークホルダー(子供・親・事業者)への提言」。Yahoo!やGoogleといったネット企業で経験を積んだ柿原さんが、データサイエンティストの視点から、小学校から高校までの子を持つ親世代2000人のデータを、統計的手法を駆使して解析。ゲームに関しての親と子のかかわりが子どもにどのような影響をもたらすのか、読み解きます。

 

東京理科大学経営学部の柿原正郎教授

eスポーツ×教育の現在地

 動画には、このほかの登壇者の講演も収録。動画時間は合計で約5時間です。YouTubeでの動画配信なので、移動中に小まめに見たり、時間を確保して一気に見たりと、いつでもどこでもeスポーツ×教育の現在地を知ることができます。

 今回のサミットでは、収録や運営のボランティアを一般公募していました。収録現場などの雰囲気や、写真、映像撮影に興味がある人に現場を体験してもらうことを目的として実施。リリースなどにはボランティアが撮影した写真もあるとのこと。NASEF JAPANでは、今後のイベントなどでもボランティアを募集する計画。現場を知ることができる絶好のチャンスです。

 

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■外部リンク

NASEF JAPAN
https://nasef.jp/

第4回NASEF JAPAN eスポーツ国際教育サミット「未来の可能性を広げよう」
https://nasef.jp/sympo2303/