新製品
2023.09.20
エレコム「V custom」から磁気式接点可変キーボード登場! 入力オン→オフのラグ抑制
- ゲーミングデバイス
エレコムは9月19日、ハイクラス・ゲーミングデバイス「ELECOM GAMING V custom」シリーズから、最新作の磁気式キーボードを10月下旬に発売すると発表しました。市場想定価格は2万2980円。同日から、同社のオンライン直営店で特別価格の1万9980円で予約販売を開始します。

最大の特徴は「磁気式アナログ検知スイッチ」
今までのキーボードには“接点”(アクチュエ―ションポイント)があり、そこより押し込むと入力(ON)、リセットポイントより上にくるとOFFという構造でした。つまり、押し込んだ状態から指を放しても、キーが接点に到達するまではOFFにならないというラグがあったのです。
一方、新製品に採用されている「磁気式アナログ検知スイッチ」は、接点とリセットポイントがキーの押し込みに追従して変化する仕組みを持っています。さらに、専用のソフトを使えば全体、もしくは1キー単位で接点を0.1~3.8mmまで0.1mmごとに変更できます。

例えばキーを押したと判定されるON感度を0.1mm、OFF感度も0.1mmに設定した場合、0.1mm以上、それこそ底まで押し込んでONにしたとしても、その地点から0.1mmでもキーが押し上がればOFFになります。これにより、OFFになるまでのラグに対策できるようになりました。


磁気式アナログ検知スイッチは、特にVALORANTなどのFPSで真価を発揮するとのこと。事前に試用したFAV gamingのMinty選手は、「キーを入力した際に、スムーズにオフになるのでキャラを操作しやすい。特に対面した際に強い」と感想を述べています。感度は本体に保存されるので、大会などに持っていく際にも、コントロールソフトをインストールする手間を省くことができます。
ただ、入力を0.1mmなどで設定すると隣のキーを押そうとした際に意図せず触れただけでも入力される可能性があるため、誤動作防止機能を搭載。オンにすると、0.0~0.2mmのキーオン、深い押し込みとなる3.6~4.9mmのキーオフを防ぎます。
さらに、キーを押し込んだ深さによってセカンドアクションを設定することも可能。3キーまでの同時押しを設定することができます。

キーキャップは指に食いつくような、一方で放すときはすぐに離れるデザインを実現。ダブルインジェクションPBTキーキャップを採用しており、塗装がはがれにくい耐摩耗性を備えます。キー以外の部分は従来機種に比べるとザラザラとした手触りでプレミアム感を演出。マウスとあわせて使用することも想定して、USBポートも用意しました。PCと接続するための附属のケーブルは2m。取り外しができるので、持ち運びも便利です。
カラーは「TK-VK600ABK V custom磁気式アクチュエーションポイント可変キーボード」(ブラック)と、「TK-VK600AWH」(ホワイト)の2色です。
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外部リンク
エレコム
https://www.elecom.co.jp/

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