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2025.06.03

伊予鉄も協力で駅周辺を再現 フォートナイト活用した愛媛・松山舞台のゾンビゲームが登場 松山中央商店街「土曜夜市」でのリアルイベントも予定

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 メタバース企業のモンドリアンは、「The Walking Dead Universe(TWDU)」の世界観と愛媛県松山市を融合させた完全オリジナルのFortniteゲーム「TWDU JAPAN ―ROGUELIKE―」を5月31日にリリースしたことを発表した。

ゲームイメージ
The Walking Dead Universeの世界観と愛媛県松山市が融合


 この取り組みは、ゲームを通じて松山の魅力を国内外へ発信することを目的としたもの。地元企業・教育機関とも連携し、デジタル技術による地域活性化、若年層の人材育成、観光とeスポーツによるまちづくりを同時に推進するモデルケースとしての位置づけも担う。

 作品は、世界的人気シリーズ「The Walking Dead Universe」とフォートナイトの制作ツール「UEFN(Unreal Editor for Fortnite)」を活用して制作された、ローグライク形式のサバイバルアクションゲーム。ウォーカー(ゾンビ)が徘徊する終末世界と化した松山市駅周辺を舞台に、プレイヤーは襲撃からの生存、アイテム収集、ミッション達成を目指す。TWDUで象徴的なキャラクター「ニーガン」も登場するという。なお、TWDUの世界観が実在の日本の都市で展開されるのはシリーズ初。

ゲーム画面イメージ

ゲーム画面イメージ


 最大の見どころは、国土交通省の3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU」のデータを活用し、実在の都市・松山市駅周辺の街並みを緻密に再現した点だ。地元の人であればだれもが知っている観覧車「くるりん」は、伊予鉄グループと連携し、「PLATEAU」データをもとに独自に修正・再現したものとなっている。

 マップコードは「9464-9867-9219」。

 地域との連携を重視した制作体制で進められたという同作品。今後は、地元松山を拠点とするeスポーツチーム「WEB BACCA」と連携し、同マップを活用したイベントの実施も予定している。

 また、7月には、松山中央商店街で行われる「土曜夜市」と連動し、初のリアルイベントの開催を予定している。ゲーム体験会やeスポーツ体験ブースの設置を行うほか、今年度よりeスポーツ学科を新設した「河原デザイン・アート専門学校」が協力し、教育現場における実践機会提供の場としても活用するとのこと。

 同社は将来的に、定期的なeスポーツ大会や、さらなる地域コラボコンテンツの開発など、愛媛から世界へ発信する「メタバース×eスポーツ」の拠点形成を目指して展開を続けていきたいとしている。

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外部リンク

モンドリアン
https://mondrian.gg/

「TWDU JAPAN ―ROGUELIKE―」ゲーム紹介トレーラー
https://youtu.be/lDpTl4ym70c

 
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