AI冷却＆有機EL搭載のゲーミングノートPC！レノボ「Legion Gen 10」シリーズ登場｜ BCN eスポーツ部- ユース世代のeスポーツを応援するニュースサイト

2025.06.17

AI冷却＆有機EL搭載のゲーミングノートPC！レノボ「Legion Gen 10」シリーズ登場

ゲーミングデバイス

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　レノボ・ジャパンは6月17日、次世代ゲーミングPC「Lenovo Legion Gen 10シリーズ」の販売を自社ECのレノボ・ショッピングで開始した。新製品は、ノートPC5モデル、タワー型PC2モデルの計7モデル。いずれもゲームプレイやクリエイティブ作業がこれまでより快適に行えるよう設計した。

Lenovo Legion Gen 10発表会の写真 — Lenovo Legion Gen 10シリーズの発表会

　いずれの新製品も最新の高性能CPUとGPUが高負荷のゲームや編集作業をサポートするほか、進化したAI Engine＋が安定したパフォーマンスを実現する。熱くなりがちなノートPCでも、従来機種より強化した冷却システムにより、長時間の安定動作を実現。画面にはDisplayHDR True Black 1000対応のOLED（有機EL）を採用し、明暗のメリハリをはっきりと表現。ゲームの世界をより鮮やかに、リアルに映し出す。

Lenovo Legion Gen 10シリーズの写真 — 全7モデルのLenovo Legion Gen 10シリーズ

Legion Proシリーズ

　ハイエンドモデルの「Legion Pro 7i Gen 10」（41万2830円～）と「Legion Pro 5i Gen 10」（25万7620円～）は、インテルCore Ultra 9 275HXプロセッサーを搭載。eスポーツプレイヤー向けの多彩な機能を備える。大きな特徴は、AIを活用して冷却性能を高める「Legion Coldfront：Vaporテクノロジー」。効率的な排熱と従来製品より高い静音性を獲得し、CPUとGPUの排熱を効果的に抑制。安定したパフォーマンス維持をサポートする。また、Legion TrueStrikeキーボードには、キーごとにカスタマイズ可能なRGBと、ゲームプレイでよく使う「WASDキー」の入れ替え可能なキーキャップが付属する。

Legionシリーズ

　「Legion 7i Gen 10（グレーシャーホワイト）」（25万7840円～）は、薄型軽量のオールメタル仕様。STEAMプログラムなどに取り組むゲーマー向けに設計され、従来製品より7％の軽量化と10％の薄型化を実現。コントラスト比100万：1、リフレッシュレート240Hz、DCI-P3 100％対応の16型OLEDパネルを搭載し、鮮やかで滑らかな映像を表示することができる。Coldfront:Hyperテクノロジーにより高い冷却性能と静音性も備えるほか、長時間使用に適した84Whrバッテリーを搭載。キーごとにカスタマイズ可能なRGBライティング、Wi-Fi 7などに対応する。

　「Legion 5i Gen 10」（24万9810円～）は、バックパックに収納可能な軽量15型ゲーミングノートPCで、学生にも最適。16:10のWQXGA、リフレッシュレート165HzのLenovo PureSightゲーミングディスプレイを搭載する。前世代機種と比較して最大13％の軽量・薄型化を実現し、アルミ製カバーにより屋外使用時の保護性能も向上した。

LOQデバイス

　「LOQ 15IRX10」（18万7770円～）は、ゲームに必要な機能をすべて備えながら手ごろな価格を実現したゲーミングノートPCで、ゲーム初心者に最適。冷却機能には、ターボチャージファンと大型3D銅製ヒートパイプ、真空密閉構造を組み合わせたHyperchamber Coolingシステムを搭載し、快適なパフォーマンスと高い静音性を実現している。

Legion Towerシリーズ

　「Lenovo Legion Tower 7 34IAS10」（37万7520円～）と「Lenovo Legion Tower 5 30IAS10」（24万9810円～）は、次世代のインテルCore Ultraデスクトッププロセッサー、NVIDIAグラフィックスを搭載。Legion Spaceで制御可能なカスタマイズ可能なARGB静音ファンを最大6基備える。

　「Lenovo Legion Tower 7 34IAS10」は、Legion Coldfront Liquid冷却システムと併せてTDP 250Wに対応し、高い冷却性能を実現。「Lenovo Legion Tower 5 30IAS10」は空冷式で、購入後長期間にわたるパーツアップグレードが容易な設計。どちらもガラス製サイドカバーはツール不要で取り外し可能なため、簡単に内部パーツを交換することができる。

　今後の方針について三島氏は「Legionブランドが登場した2015年から10年間で、日本のPCゲーマーは約31.4％増の1445万人に、世界では約34.6％増の18.6億人に増加するなど、ゲーミングPC市場は拡大傾向にあります。当社がさらにお客様をサポートするためには、ゲーミングPCだけでなく、周辺機器やソフトウェアを含めたゲーム体験をトータルで提供していく必要があると考えています」とコメントした。

　具体的な取り組みとして、CPUやGPUなどPCのパフォーマンスを一括制御できる「Legion Space」を紹介。「Legion Spaceを使えば、手軽にオーバークロックが可能。しかも保証内です」と、初心者でも安心してオーバークロックを体験できるとアピールした。加えて、24時間365日対応のゲーム関係プロによるPCゲーム特化サポートサービス「Legion Ultimate Support」を挙げ、「ゲームの始め方や必要な機材から勝ち方まで、PCゲームに関することならなんでもお聞きください」と呼びかけた。