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2021.03.23

【高校生向け】eスポーツが学べる専門学校を詳しく紹介!

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 高校でeスポーツに打ち込んでいる人、興味を持っている人の中には、プロゲーマーやゲーム解説者、イベントプロデューサーになりたいと考えている人もいるでしょう。しかし、進路として学校を選ぶ際、どこが良いのかわからず悩んでいる人も多いことと思います。ここでは、eスポーツについて学ぶことができる進路を紹介します。

eスポーツを専攻で学べる大学・専門学校

専門学校

 まずは「専門学校とはなにか」について軽く説明しておきましょう。大学は、専門性のある学科や学部に入っても一般教養も学ぶので、学ぶ領域が広いという特徴があります。一方、専門学校では、選択した専門的な分野を中心に学び、一般教養はあまり深めません。

 このため、専門学校を出た人は即戦力として活躍しやすい特徴があり、大学を出た人には幅広い教養を活かした業務が求められる傾向にあります。

総合学園ヒューマンアカデミー

 総合学園ヒューマンアカデミーの「e-Sportsカレッジ」は、プロゲーマーのチームと提携しているのでeスポーツの世界で活躍できるスキルなどを伝授してくれます。また、技術的なことだけではなく、プロゲーマーになるためのマナーやメンタル面も学べるのも魅力です。

 さらに、夜間定時制コースでもeスポーツについて学ぶことができるので、社会人の人や大学に通っている人でも利用できるメリットがあります。

バンタンゲームアカデミー

 バンタンゲームアカデミーは、2020年にeスポーツを専攻するコースを新設し、現在、esports学部を設置しています。現役のプロゲーマーによる指導や実践的なカリキュラムを特徴としており、eスポーツの大会やイベントへの参加もサポートしてくれます。

 eスポーツのプロ選手になる道だけでなく、esportsマーケッター、イベンター、アナリスト、解説者、ライター、動画制作・配信者などeスポーツ業界のエコシステムを学べるので、卒業後も幅広い就職先で活躍できます。

東京デザインテクノロジーセンター専門学校(JIKEICOM Team Esports)

 2022年4月入学者向けに、4年生(高度専門士)の「e-sportsマネジメント専攻」が新設。ゲームスキルだけでなく、チームを運営管理するための知識を身につける。姉妹校をオンラインでつないだ、全国対抗戦の企画運営の組み立てなど、実践的な経験が養えます。

 また、産学連携プロジェクトとして、eスポーツ関連の企業での就業が体験できるメリットもあります。eスポーツをプレイすることに特化したコースだけでなく、eスポーツ実況やキャスターを専攻することも可能です。

新潟コンピュータ専門学校

 2年制と3年制のeスポーツ科があります。eスポーツプロゲーマーコースではソフトウェアとハードウェアの両面の仕組みを教えてくれるので、原理を理解した上でプレイすることができるのは、この学校ならではの特徴です。

専門学校 東京クールジャパン

 2年制のeスポーツ専攻があります。時間割のうち実習が93%であることが示すように、ゲーム実技だけでなく、ライター実践、音響・配信技術、ゲームPR、ゲームビジネス、イベント企画・運営などソフトウェアとハードウェア両面の技術を身につけることができます。プロゲーマーとして生き残っていくためのフィジカルトレーニングも行っています。

OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校

 3年制ではe-sportsプロゲーマー専攻とe-sportsイベントスタッフ専攻、4年制はe-sportsマネジメント専攻があります。プロのゲーマーが直接来校するイベントを開催するだけではなく、在学生チームが世界大会に出場した実績も持っています。

【注意】2021年2月時点でeスポーツを専攻で学べるのは専門学校のみ

 なお、21年2月時点でeスポーツを専攻できる学部や学科を持つ大学はまだ存在しません。そのため、次の項目では、大学にあるeスポーツの部活やサークルについて紹介します。

有名大学のeスポーツ部

 ここでは、学生e-sports連盟に参加しているうちの五つのグループを紹介します。もちろん、他の大学でも多数のeスポーツ部やサークルが存在するので、大学に進学する際はチェックしてみるといいでしょう。

京都大学(EniGma)

 京都大学のeスポーツ部「EniGma」は2019年3月に発足しました。同年のPUBG MOBILE大学対抗!インビテーションマッチで優勝した実績があります。

慶應義塾大学(CLAWZ Mobile e-Sports)

 PUBG MOBILEをメインに活動しており、2019年のPUBG MOBILE大学対抗!インビテーションマッチで5位の実績があります。「CLAWZ Mobile e-Sports」の活動とは異なりますが、慶応義塾大学では「e-Sports・ラボ」を開設しており、eスポーツをヘルスケアの視点から研究したり、フィジカルスポーツとeスポーツの連携などを研究したりしています。

早稲田大学(早稲田大学e-Sportsサークル)

 早稲田大学の在学生のみで最大規模を持つゲームサークルとされています。2020年10月に開催されたPUBG大学対抗戦Season3や、2021年2月のTokyo college of VALORANT#1で2位を勝ち取った実績があります。

立命館大学(HEMING)

 2019年3月に発足し、FPS(ファーストパーソンシューター)を幅広くプレイしているようです。2020年10月に開催されたPUBG大学対抗戦Season3で3位の成績を残しています。「HEMING」の活動とは異なりますが、立命館大学の学生団体はeスポーツ大会「ガレリア杯」という大学対抗のイベントを開催するなど、eスポーツ関連の活動が活発です。

同志社大学(ipanema)

 同志社大学の「ipanema」も2019年3月に発足し、大学公認の部になることを目指しています。学生e-sports連盟が開催した2020年12月のApex Legends Winter Festivalで、3位になった実績もあります。

まとめ

 将来プロゲーマーになりたい、eスポーツに関係した仕事をしたいという人に向けて、eスポーツ関連の学科やコースがある専門学校を紹介しました。また、執筆時点ではeスポーツを専攻できる大学はないため、大学に関しては活動が盛んなeスポーツ部があるところを中心に解説しました。

 今回記述した以外にも、eスポーツ部やサークルは多数ありますし、すでにプロとして活動しているゲーマーが所属している大学や専門学校も存在します。ぜひこの記事を参考にしながら、夢をかなえられる進路を選んでください。

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