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2021.05.06

チームバトルロワイヤルAPEXに新モード アリーナで戦いの連続に身を投じろ

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 人気バトルロワイヤルゲーム「Apex Legends(APEX)」において、3対3の新たなゲームモード「アリーナ」が追加されました。太平洋時間の5月4日、新シーズン「英雄の軌跡」が始まっていますが、それと同時に実装されています。そこで、アリーナの基本システムやルールについて解説。詳細を知り、さらなる戦いに備えましょう。

 アリーナの基本ルールは、3対3のチームデスマッチ。一方のチームがもう一方を全員倒すことができれば、勝利となります。戦闘中にいつどこから第3のチームから襲われるかを常に警戒していないといけないバトルロイヤルとは違い、目の前の先頭に集中できるゲームモードだといえるでしょう。

 一つの試合は、最大9ラウンドで構成されます。勝利条件は、3-1や4-2といった具合に相手チームに対して2ラウンド以上リードすることです。バレーボールやテニスなどにおけるデュース時のルールを想像すると分かりやすいかもしれません。なお、8ラウンド目に4-4になった場合は9ラウンドがサドンデスになり、9ラウンドに勝利したチームがそのままその試合の勝利チームとなります。なお、ラウンドが進行していくにつれて、リングが収縮していきます。後半になればなるほどより激しい戦いが期待できるでしょう。

 ちなみに、このデュースに近い特殊なルールは、大差のついた試合を長引かせず、拮抗した試合を長く楽しむためのアイデアだそうです。一般的なFPSの大会などでは、BO7(4ラウンド先取)方式がとられることが多い中、快適な戦闘を楽しむための取り組みだといえます。

 また、このモードでの大きな特徴的なシステムは各ラウンド前にある購入フェーズでしょう。アリーナでは使用する武器や物資はあらかじめ用意されておらず、この購入フェーズにおいて「材料」と呼ばれるポイント(バトルロワイヤルモードでのクラフトポイント)で購入する必要があります。少し複雑なシステムですが、「VALORANT」、「Counter-Strike: Global Offensive」などでも実装されているので、これらのゲームを既にプレーされている方には分かりやすいでしょう。

 武器に関しては、購入後さらに材料を使用することでアップグレードすることができます。装弾数やリコイル性能などが上がるほか各種スコープがアンロックされ、ホップアップも装着されます。ただ、いくら強化しても、一つのラウンドが終わったら武器の性能はリセットされます。さまざまな武器を使って戦いを楽しみましょう。

 注意しなくてはいけないのは、各レジェンドが使用できる戦術アビリティやアルティメットについても購入しなくてはいけないこと。バトルロワイヤルでは、これらのスキルは時間経過でリチャージされますが、アリーナでは購入した回数のみしか使用できません。ストック数も各ラウンドで上限があり、使い切るとそのラウンドでスキルは使えなくなってしまいます。プレーヤーは強力な武器を購入するか、スキルを購入するか、選択を迫られることになります。ちなみに、未使用のスキル回数は次のラウンドに持ち越されます。

 材料の入手方法はいくつかあり、各購入フェーズで平等に配布されるほか、敵レジェンドのキルや前ラウンドの勝利、マップ内のドロップから収集できます。

アリーナ専用マップ「パーティークラッシャー」
アリーナ専用マップ「フェーズランナー」

 今回のアリーナ実装にあたり、アリーナ専用のマップが2種類追加されました。また、キングスキャニオンの砲台、ワールズエッジの火力発電所、オリンパスのゴールデンガーデンが切り取られる形でアリーナマップとして使用されます。アリーナ専用マップの二種類が常設で、残りの3マップが隔週ローテーションしながら登場します。

バトルロワイヤルマップから切り取られたマップ3種類

 今後、APEXではバトルロワイヤルとアリーナの二つのモードが常設されることになりますが、どちらのモードを遊んでもバトルパスを進められます。バトルロワイヤルゲームであるAPEXにとって新たな風ともいえるアリーナですが、将来的にはランクシステムも実装される予定だとか。楽しみながらもこれからの成長に期待しましょう。

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