解説
2021.07.16
プロゲーマーを目指す人におすすめのモニター7選!高校生でも手に届く価格帯で厳選
- ゲーミングデバイス

eスポーツをノートPCの画面や安価な一般向けモニターでプレーしていると、画面のカクつきや視認性の悪さが気になることがありませんか?ゲーミングモニターの使用経験が無いと「モニターはなんでも良いのでは?」考えるかもしれませんが、コンマ1秒を争うeスポーツの世界において、プレーに支障が出ない程度の大きさがあること、動作がカクカクせずなめらかに見えることなどは確かに勝敗を左右します。競技としてゲームをプレーする人にはゲーミングモニターは必須の存在だと言えるでしょう。
このコラムでは、ゲーミングモニターを選ぶ際のポイントを解説したうえで、高校生でも手が届きそうな価格のおすすめモニターを紹介します。
ゲーミングモニターの選び方・注目ポイント
この項目では、まずゲーミングモニターを選ぶ際の要素や注目すべきポイントを記載します。モニターを選ぶときに検討する要素は多いですが、特に重要な点を解説するので参考にしてみてください。
価格
モニターの価格は、高校生にとっては安いとは言い難く、この記事で紹介する商品も2万円を切るものはありません。上位機種には6万円を超えるものもあるので、予算に限りがある場合は中古品の利用も検討しましょう。
画面サイズ
ゲーミングモニターの画面サイズは21~27インチの範囲が一般的で、24インチが選ばれやすいようです。テレビにおいては、大画面は魅力的な要素ですが、モニターだと単純に高価になるほか、視線を移動させる距離が伸びるのであまりおすすめしません。一方で、小さすぎても敵キャラクターやアイコンが見づらくなります。プレーに影響しないことを考えるなら、21インチを最低ラインと考えた方が良いでしょう。
解像度
モニターは無数のドットが発光することで映像を映します。解像度とは、画面の中でどれだけ多くのドットが敷き詰められているかを指す単位で、多ければ多いほど美しい映像が映ります。多くのモニターは解像度を調節できますが、その上限は画面サイズに比例します。小さいモニターだと高精細な映像は映せないことが多いでしょう。なお、ゲーミングモニターでは4K(3840×2160)かフルHD(1920×1080)が採用されることが多く、解像度が高い分4Kに対応している機種は高価になります。ただし、高校生の場合、コスパ重視になりますし、画面サイズも21~24インチ程度を選ぶことが多いでしょうから、フルHDをおすすめします。
リフレッシュレート
映像はたくさんの画像を素早く切り替えることで表示されます。これは1秒間に切り替えられる画像が多ければ多いほど滑らかな映像にななるということ。この「1秒間で最大何枚の画像を処理できるか」を示す数値がリフレッシュレートです。Hzで表され、数字が大きいほど画像が滑らかです。ただ、リフレッシュレートが高すぎると、PC内のGPU(画像処理用のチップ)に負荷がかかり、逆に映像が乱れるようになってしまいます。高価なPCを購入できない高校生ゲーマーには144Hzぐらいのリフレッシュレートを持つモニターが妥当でしょう。
ちなみにPCを使わず、SwitchやPS4などのコンシューマー機のみでゲームをしている人であれば60Hzで問題ありません。モニター側が一秒間に処理する画像枚数のことをリフレッシュレートと呼ぶのに対して、PCやコンソールが1秒間に送信する画像の枚数をフレームレート(fps)と呼ぶのですが、SwitchやPS4は60fpsまでしか送信できないためです。いくらモニターでたくさんの画像を処理できても、送信されてくる枚数が少なければ映せないというわけですね。なお、PS5は最大フレームレートが120fpsなので、144Hzのモニターがあれば最大限に映像を楽しめるでしょう。
応答速度
応答速度とは画面上で白から黒、黒から白へと色を変えるためにかかる時間を表すもので、ms(ミリセカンド、1msは1秒の1000分の1)であらわされます。この数値が高いと残像が残りやすくなります。1ms以下であれば快適にプレーできるようになるので、対応したモニターを選ぶことを推奨します。
パネルの種類
モニターの液晶パネルにはTNパネル、VAパネル、IPSパネルの3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、ここではリーズナブルで応答速度が速いことからTNパネルをおすすめします。TNパネルは色の再現性が低く視野角が狭いというデメリットはありますが、FPSやレース、アクション系のゲームをするなら応答速度を優先しましょう。
ちなみに、VAパネル、IPSパネルは明暗表現や発色など映像の美しさに優れるパネルタイプ。RPGやアドベンチャーなど、グラフィックを売りにするゲームをよくプレーするのであれば選択肢に入れてもいいかもしれません。
表面加工
モニターの表面は光沢があるもの(グレア)と、光沢がないもの(ノングレア)があります。ゲームで使用するには光の反射が少なく目が疲れないことからノングレアをおすすめします。
対応している接続端子
接続端子はDisplayPort、DVI-D、HDMIの3種類が主流です。接続端子は最大リフレッシュレートと最大解像度に関連するので、PCが対応しているか確認してから購入しましょう。
以下に、接続端子と最大リフレッシュレート、および最大解像度の関係を表にまとめますので参考にしてください。

設定や機能の豊富さ
一般のモニターとは異なり、ゲーミングモニターにはさまざまなゲームを楽しむために多くの設定や機能があります。
例えば、画面を90度回転させても正確に表示するピボット機能は、縦スクロールするゲームをプレーする際に便利です。また、グラフィックカードのフレームレートやモニターのリフレッシュレートを上げるためのG-sync、またはFreeSyncが搭載されていると、画面動作がなめらかになります。また、メーカーそれぞれで独自に開発した機能がついているので、気になったら確認してみましょう。
おすすめのモニター7選

ここからはゲーミングモニターを具体的に紹介していきます。できるだけ高校生が購入しやすいように、比較的リーズナブルな商品を優先的にピックアップしてみました。
なお、表示している価格は2021年7月16日現在でAmazonを参照したもので、時期やショップによって異なる場合があるので参考値と考えて下さい。
BenQ Zowie XL 2411K
台座が小さめで高さ調整がしやすいので、使い勝手の良さが魅力です。残像を抑制する「DyAc」という独自機能を搭載しています。

BenQ Zowie XL2411P
eスポーツのプロゲーマー専用として作られたモニターです。「Black eQualizer機能」という暗所を明瞭にする機能を搭載しており、暗いシーンでの視認性が良い特徴を持っています。夜のマップが多いゲームで特に有利です。

ASUS VG248QE
Trace Free Ⅱという応答速度を上げる技術を搭載しており、早い動作のゲームでも残像がなく、画像が非常にクリアです。縦スクロールのゲームをプレーする時役立つピボット機能も付与されています。

Acer KG251QHbmidpx
応答速度が0.6msと早いタイプで、リフレッシュレート165Hzという高い数値に加えて、FreeSyncも搭載しているので動作が非常になめらかです。また、暗いシーンでも視認性が高いブラック・ブースト機能も搭載しています。

BenQ Zowie XL 2546K
この商品以降は価格が高めのハイスペック機です。
コアなPCゲーマー向けのモニターです。リフレッシュレート240Hz、応答速度0.5msなので動作が非常になめらか。DyAc 機能で残像が少なく、Black eQualizer機能によって暗いシーンでの視認性が良い特徴を持っています。

ALIENWARE AW2518H
フレームレスでデザイン性が高い外観が特徴です。G-SYNC機能とリフレッシュレート240Hzなのでなめらかな画像も魅力です。液晶パネルやバックライトを含む3年保証もおすすめポイントの一つです。

まとめ
ゲーミングモニターを選ぶことは、金額的に大きいものなので高校生にはなかなか難しい検討になると思います。しかしゲーミングモニターは目の疲れにも直結する要因になるので、価格だけでなく機能面にもこだわって選ぶことをおすすめします。
まずは試してみたいということであれば、ゲーミングモニターを導入しているeスポーツカフェなどで試用してみるのも良いでしょう。また、初級者であればまずは価格中心に検討して中古品を利用し、ゲーマーとしてのスタイルを確立してから自分に合った商品を購入するのも方法の一つです。
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