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2024.03.28
顎でコマンド入力!難病の格ゲーマーがEVO参加の夢を叶えるためクラファンを実施 3月29日募集開始
- eスポーツニュース
バリアフリーeスポーツ事業や障がい者の就労支援事業を行うePARAに所属する、難病eスポーツプレイヤーJeniの畠山駿也さんは、アメリカ・ラスベガスで行われる世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO2024」への参加を目指して、渡航・大会参加費用を募るクラウドファンディングに挑戦します。
夢はEVOに選手として参加する事 難病を持つ人々の希望の光に!
畠山さんは子どもの頃にデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断され、多くの困難に直面してきました。しかし身体が思うように動かせない分、ボタン操作だけで強くなれるゲームに魅せられ、その素晴らしさをより沢山の人と共有したいという想いは日に日に強くなっているとのことです。
この病は時間とともに症状が進行する特徴があり、現在では呼吸器と、顎で操作する特殊なコントローラー、そして介護士や理学療法士のサポートによりやっとゲームができる状態。
渡航については常に人工呼吸器が必要で、看護師など介助者も同行しなければならないなど、ハードルが非常に高いとされています。そうした点を踏まえると、畠山さんが今回EVO2024に参加するためには参加登録費以外に、介助者3人の渡航宿泊費用などが必要となるので、費用の総額は約400万円かかる見込み。
クラウドファンディングでは、目標金額を50万円に設定して実施します。実施期間は、3月29日12時から4月30日まで。リターンには「From nerds to athletes(オタクからアスリートまで)」をコンセプトに展開するアパレルブランド無敵時間とのコラボTシャツなどを用意しています。
畠山さんは「私の夢は、EVO2024に選手として参加することです。デュシェンヌ型筋ジストロフィー症という病気を抱えながらも、私は可能性を信じています。皆様の支援があれば、この夢を現実に変えることができます。ご支援いただけると幸いです」とコメント。デュシェンヌ型筋ジストロフィー症という難難病を持つ人々の希望の光となるべく、支援を呼び掛けています。
この挑戦については、EVO Japan運営に携わる日本のアーケードゲーム業界の重鎮、松田泰明さんも反応。「格闘ゲームの魅力は、ただ単に体格や年齢、性別の違いによる不利が存在しないという点にとどまりません。プレイヤーが互いに競い合うだけでなく、協力し合う文化がコミュニティに深く根付いていることも、その大きな魅力の一つだと思っています。Jeni君がアメリカのEVOに参加するという夢を、僕等コミュニティが力を合わせて実現させることで、格闘ゲームの素晴らしさがさらに多くの人々、ひいては世界中の人々に伝わると信じています。Jeni君の挑戦に皆様の力を貸してください。よろしくお願いいたします」と応援コメントを寄せました。
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外部リンク
過去の夢に、今の自分で挑戦する‐難病格闘ゲーマーの海外遠征に力を貸してください。 campfire(クラファンページはコチラから)
https://camp-fire.jp/projects/723371/preview?token=3mmacqup&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_preview
畠山駿也さんのnote
https://note.com/jenixo/