デバイス情報
2022.09.15
エレコム“本気”の高性能ゲーミングデバイス! TGS2022でお披露目
- ゲーミングデバイス
- 大会/イベント
エレコムは9月15日、東京ゲームショウ2022(東京ゲームショウ)のオフライン会場で、同社初のハイクラスゲーミングデバイスシリーズ「ELECOM GAMING V custom」の第一弾を発表しました。ラインアップは、ワイヤレスゲーミングマウス2モデルと、メカニカルゲーミングキーボード4モデル。9月16日発売です。
発表会に登壇した柴田幸生取締役社長は、「国内ゲーミングデバイス市場における日本のシェアはわずか3%。30年以上、国内で入力デバイスを開発してきた日本のメーカーとして、当社が本格的に取り組むべき分野であると感じました」と、参入の背景について語ります。
エレコムは、30年以上日本でビジネス向けのPC周辺機器を開発してきた実績があります。今回はその技術を応用し、プロゲーマーと共同でハイグレードなゲーミングデバイスを開発。数値的な性能だけでなく、感覚的な使い心地を重視して作り込みました。コンセプトは「最適って、最強。」。プロからエントリーまで、一人ひとりにぴたりハマる“勝てるデバイス”を目指します。
日本人の手指に合わせて開発
ワイヤレスゲーミングマウスは「VM500」(9980円)と、「VM600PE」(1万4980円)の2モデル。かぶせ持ちやつかみ持ち、さらにその中間までカバーする左右非対称形で日本人の右利きに最適化された形状が特徴です。8ボタン+ホールレスで約75gの軽量設計を実現。VM600PEは、新たに開発したワイヤレスゲーミングマウスエンジンにより、高いレベルの応答速度、精度、安定性を確保しています。
発売に先駆けて製品を試用したYouTuberのたこまるさんは、「最初に握った際のフィット感に驚きました。海外向けの製品は少し大きいのですが、エレコムの新製品は日本人の手指に合うサイズ感です」と感想を述べました。また、底面の部分をカスタマイズして机との接触面積を増減し、使用感を変えることができる点もおすすめのポイントとして挙げました。
コンパクト化したゲーミングキーボード
メカニカルゲーミングキーボードは「VK200/210」(どちらも青軸1万1980円、茶軸1万1980円、銀軸1万2980円)と、「VK300/310」(どちらも青軸1万5980円、茶軸1万5980円、銀軸1万6980円)の4モデルです。
ゲーミングに特化した最適なキーキャップ形状をプロゲーマーと共同で開発し、ミスを防ぎながら滑らかに操作可能な設計に仕上げています。キーの印字は「削り取らない限り消えない」とのこと。キーボードにも、応答速度、精度、安定性を高めた新開発のゲーミングキーボード用エンジンを搭載しています。
独自の日本語配列により、必要なキーは残したままテンキー搭載キーボードより65%コンパクト化した「VK200/300」シリーズを用意。専用アプリ「EG Tool」を使えば、すべてのキーの機能をカスタマイズすることができます。こちらも事前に試用した、たこまるさんは「ゲーマー目線のサイズに驚きました。マウスを操作するスペースを十分に確保できます」と、喜びました。
開発については、ゲーミング専用の計測機器を新たに用意。今後は、マウスパッドやゲーミングヘッドセットなど、ゲーミング環境を整えていく方針です。さらに、ゲーミング向けに究極を追求して得たノウハウは、オフィス製品に反映されることもあると言います。
プロチーム「FAV gaming」とスポンサー契約
新製品の発表に合わせて、国内外で活躍するプロチーム「FAV gaming」とのスポンサー契約を明らかにしました。柴田社長は、「最前線で活躍するチームと一緒に戦えることは非常に光栄です。今後は現場の生の声を吸収し、選手に負けないように成長するために努力していきます」と述べました。
FAV gamingのMinty選手は、「スポンサー契約をしていただき、ありがとうございます。V customシリーズは、プロゲーマーから見ても細かい機能がついていて、とても助かります。今後はV customを使って、チームスローガンのFun And Victory(楽しく、そして勝つ!)を実現していきたいです」と目標を話しました。
エレコムのブースはホール7のC09。ゲーミングデバイスの新製品を展示するほか、タッチ&トライコーナーを設けています。ステージでは、FAV gamingによるエキシビジョンマッチなどを実施。V customシリーズの使い心地をいち早く知ることができるチャンスです。
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■外部リンク
東京ゲームショウ2022
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/jp/index.html
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