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2022.12.08

BenQ「ZOWIE」初のワイヤレスマウス! ZETA DIVISIONのプロ選手も絶賛

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 ベンキュージャパン(BenQ)は12月7日、東京タワーの足元にあるエンターテインメント施設「RED°TOKYO TOWER」で会見を開き、ゲーミングブランド「ZOWIE」の新製品としてワイヤレスマウスを発表しました。

BenQのゲーミングブランド「ZOWIE」初のワイヤレスマウス

 発表会の冒頭、あいさつに登壇した菊地正志代表は、「PC業界は厳しい市場状況が続いていますが、FPSの業界ではトップクラスのeスポーツデバイスとしてZOWIEのモニターなどが支持を得ています。今回の新製品であるワイヤレスマウスは、グローバル市場では日本が初披露。期待してほしいです」と、新製品への自信をアピールしました。

ベンキュージャパンの代表を務める菊地正志氏

BenQ「ZOWIE」初のワイヤレスマウス

 開発を担当した台湾本社のクリス・リン氏は、「ついにワイヤレスマウスを開発することができました。開発に時間がかかったのはプレイヤーがパフォーマンスを発揮できるよう、安定した性能を実現するためです」とコメントしました。

開発担当のクリス・リン氏

 新製品は、「EC」シリーズのワイヤレスマウス。接続の安定性を重視し、PCに接続したレシーバーとワイヤレスで接続するタイプです。レシーバーにマウスを設置するとワイヤレスで充電することもできます。有線でPCと直接、接続も可能。サイズはL・M・Sの3種類です

ワイヤレスマウスとPCを接続するレシーバー
マウスは有線接続も可能

 会場では、ワイヤレスマウスの操作感を確かめることができました。ペイントのようなアプリを使い、マウスの左クリックを押し込みながら動かすと線が書けるデモンストレーションです。ECシリーズのワイヤレスマウスを含む3台のワイヤレスマウスでひたすらに線を書き、どれだけ滑らかに書き続けることができるかを比較します。「3台のマウスはそれぞれスペックは似通っている」とのことでした。

※なお、ECシリーズの価格帯が分からない状況での比較なので、あくまで参考にとどめるデモになります。

マウス中央の溝に充電量を知らせるゲージを備える

 さっそく体験してみると、ECシリーズは安定して滑らかに線を引くことができました。どれだけマウスポインターをグルグルと回しても、カクつくことなく書き続けることができます。一方、ほかのサンプルで試してみると、滑らかに線を引けるタイミングと反応が悪いタイミングがあります。

●プロ選手が試用

 実際に新製品を使ってゲームをプレーしたZETA DIVISIONのacoさんは、「センサーの精度がよくて、しかも軽い。絶対買います!」と、ワイヤレスマウスが気に入った様子。「握りやすいマウスでした。無線はいままで選択肢にありませんでしたが、使いたい製品がでてきた印象です」とコメントしました。

ZETA DIVISIONのacoさん(写真左から3番目)
FENNELのCurumiさん(写真左から3番目)

 マウスはバスケットボールやサッカーに例えれば「シューズ」のような存在です。eスポーツのプレイヤーにとっては必要不可欠です。クリス・リン氏は、「こだわったのはフィット感です。有線とは内部構造が異なるので、ちょうどいい重さや握り心地を実現するために時間がかかりました」と、フィジカルスポーツのシューズに通じるこだわりをもって開発したと話します。

 会場にあった製品はまだテスト段階で、来年3月までをめどに発売するとのこと。今後、EC以外のシリーズもワイヤレス化も検討しているそうです。今回はBenQがワイヤレスマウスを開発していることを発表するにとどまりましたが、発売が近づけばスペックや価格も明らかにしていく方針です。

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■外部リンク

BenQ Japan「lZOWIE」

https://zowie.benq.com/ja-jp/index.html

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