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eスポーツ大会に年齢制限はあるの?CEROの基準について解説します

 

 世界各地で開催されているeスポーツ大会に出場するには、参加資格の年齢を満たしている必要があります。参加にあたって年齢制限を設けている大会は多いので、大会規約に必ず目を通して自分の年齢で参加が可能かを確認しましょう。

 本稿では、国内eスポーツ大会における年齢制限の基準の一つにもなっている「CERO」の年齢区分について解説していきます。自分がやるゲームタイトルを決めるとき参考にしてください。

 

eスポーツの大会には年齢制限がある大会もある

 eスポーツ大会には、参加資格の中に年齢制限が設けられていることがあります。エントリーする前に必ず大会規約を確認し、自分が参加資格をすべて満たしているかを確認しましょう。

 日本国内で開催される大会における年齢制限は、「CERO」が定めたゲームタイトルの対象年齢区分に基づいている場合が多いです。

 

「CERO」とは?

 

 「CERO」とは、コンピュータエンターテインメントレーティング機構の略称で、同団体が定めているゲームソフトの年齢別レーティング制度を指します(以下、団体名をCERO、制度をレーティング制度と表記します)。古今東西さまざまなゲームが存在しますが、暴力シーンや飲酒・喫煙シーンなどが描かれた作品もあります。中には過剰な性的表現やグロテスクな表現が含まれる場合もあり、これらは子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

 そこで、CEROではゲームソフトにレーティング制度を設けることにより、消費者がゲームを購入する際の参考にしてもらったり、青少年が不適切な表現に触れることを制限したりしているわけです。

 日本国内で発売されているコンシューマーゲームソフトおよび一部のPCゲームソフトは、ゲーム内の表現内容の審査を受け、プレーの対象年齢区分が定められます。

 現在CEROが設けているゲームの対象年齢区分は以下の5種類です。

  • A区分
    全年齢対象。年齢区分の対象となる表現は含まれていない
  • B区分
    12歳以上を対象とする表現内容が含まれている
  • C区分
    15歳以上を対象とする表現内容が含まれている
  • D区分
    17歳以上を対象とする表現内容が含まれている
  • Z区分
    18歳以上のみを対象とする表現内容が含まれている。18歳未満者に対してソフトを販売・頒布しないことを前提とする区分

 AからD区分については、あくまでも「対象」とされているため自分の年齢以上の区分のゲームを遊べないわけではないですが、基本的にはCEROの区分を参考に、自分の年齢に合った内容のゲームをプレーすることが望ましいです。一方、Z区分については18歳未満への販売・頒布が実質的に禁止されており、他の区分と比較して厳格なレーティングです。これらのゲームの取り扱いには十分注意しましょう。

 

eスポーツ主要タイトルのCERO区分まとめ

 eスポーツ大会が多く開かれている有名なタイトルはCEROでどのように区分されているのか、主な例を紹介します。

 

A区分:全年齢対象

  • 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
  • ぷよぷよeスポーツ
  • スプラトゥーン2

 

B区分:12歳以上対象

  • ストリートファイターV(STREET FIGHTER V)

 スマホ・Windows向けの有名タイトル『第五人格(Identity V)』はCEROによる審査は受けていませんが、App StoreやGoogle Play Storeでは「12+(12歳以上対象)」区分に指定されており、CEROのB区分に相当します。

 

C区分:15歳以上対象

  • ・フォートナイト(FORTNITE)
  • オーバーウォッチ(Overwatch)
  • 鉄拳7(TEKKEN7)

 17歳未満の高校生の方の場合は、このC区分までに指定されているゲームをプレーすることが望ましいです。

 

D区分:17歳以上対象

  • ・プレイヤーアンノウンズバトルグラウンズ(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)
  • レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)
  • Apex Legends

 D区分のゲームは、高校生の中でも年齢によって対象となる方とそうでない方がいるので取り扱いに注意してください。

 『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』には、非営利大会に関する公式規約【リンク:https://ubiblog-jp.com/2019/12/18/community-license/】が存在します。規約内に「参加者(参加プレイヤー)は17歳以上であること。また、未成年者は保護者の同意書が必要。」という文言があるため、原則すべての大会において17歳未満の参加はできません。

 

Z区分:18歳以上対象

  • Dead by Daylight
  • コール オブ デューティ ブラックオプス 4

 CEROにおいてA~Dの対象年齢区分はあくまで目安的な位置づけですが、Z区分はより厳格な販売基準としての役割も持っています。

 Z区分のゲームは18歳未満者への販売・頒布が実質的に禁止されているので、18歳未満の高校生はZ区分のゲームの購入・プレーを避けるよう心がけてください。なお、販売店によっては、18歳以上であっても高校生への販売は行っていない場合があります。

 

まとめ

 日本国内におけるゲームの対象年齢区分「CERO」について解説しました。CEROにはプレーの目安的な位置づけであるA~D区分と、18歳未満者への販売・頒布の実質禁止を意味するZ区分が存在します。高校生の方の場合は、特にZ区分のゲームの購入・プレーは避けてください。

 CEROの区分はeスポーツ大会における参加者の年齢制限の基準にもなっているので、自分の年齢に合った年齢区分のゲームタイトルを選んでプレーしていれば、年齢制限によって参加資格から外れるという経験も少なくなるはずです。

 

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