高校eスポーツニュース
2023.07.24
岐阜県立高校eスポーツ部のクラウドファンディング公開! 全国制覇を目指し立ち上げ
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岐阜県eスポーツ連合の坂英明代表理事は、自身が顧問を務める岐阜県立岐阜商業高等学校eスポーツ部の「全国制覇」という目標を達成するため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクトを公開しました。目標金額に満たない場合も計画を実行し、支援者にリターンを届けるAll-in方式です。
プロジェクト名は「全国制覇を目指す公立高校eスポーツ部のサポートをお願いします!」。リターンとしては、生徒によるお礼イベントのアーカイブ視聴権(1000円)をはじめ、代表理事の坂さんによる講演会のアーカイブ視聴権(3000円)、そして歴代生徒と代表理事による対談会 アーカイブ視聴権(5000円)です。これらに加えて、eスポーツ部の部訓として掲げる「戮力一心」(りくりょくいっしん)をあしらったパーカーを受け取ることができる8万円のプランも展開しています。
県岐阜商業のeスポーツ部は2019年に創立。以来、全国制覇を目指して取り組んでいます。現在の部員は、3年生が2人、2年生が3人、1年生3人の計8人です。
入部条件は国家試験の基本情報技術者試験に合格することと、勉強にも力を入れる一方で、STAGE:0 リーグ・オブ・レジェンド部門では、20年に中部ブロック 優勝、全国 BEST4。22年に中部ブロック 優勝、全国 BEST8。23年に中部ブロック 優勝、全国 BEST4進出(8月決勝大会)などの実績を積み上げています。
しかし、坂さんは「この目標を踏まえた上で、個人で支えるには限界を迎えようとしています。生徒がストレスなく練習できる環境の完備、チームと個人の技術面のコーチング、eスポーツを通した人間教育、そして高校生として青春を謳歌してもらいたいという思いは変わりませんが、これらを実現するための資金が足りなくなってきてしまいました」と、実情を赤裸々に語ります。
今後3年での全国制覇を視野に入れ生徒のコーチングを重点的に行っており、現在は3年生でマスターティア(上位0.12%)、2年生でプラチナティア(上位12%)に到達。この成績を安定させ、伸ばしていくためによりよい環境を整える資金調達手段として、クラウドファンディングを公開したといいます。
集まった資金はeスポーツ部生徒へのコーチング代だけでなく、中学生の部活運営費としても使用する予定です。8月31日には、クラウドファンディング終了後に戮力一心パーカー発注と生徒とのお礼動画作成スケジュール確認。パーカーは10月中旬から11月中旬に支援者に届く予定としています。お礼動画については、冬期休み12月20日以降をめどに公開予定です。
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CAMPFIRE
「全国制覇を目指す公立高校eスポーツ部のサポートをお願いします!」プロジェクト
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