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2023.03.23

ウルトラワイドモニタとは?普通のモニタとの違いやメリット・注意点まとめ

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 近年、ゲーマーのプレー環境において、通常よりも横長な画面を備えた「ウルトラワイドモニタ」を見かける機会が増えてきています。通常のモニタとは何が違うのか、どんなメリットがあるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。


 今回は、ウルトラワイドモニタと通常のモニタの違いから、使用上のメリット・注意点、現在購入を考えている方におすすめの製品までをご紹介します。ウルトラワイドモニタが持つ独自の魅力にぜひ目を向けてみてください。

ウルトラワイドモニタとは

 「ウルトラワイドモニタ」は、通常のものよりも画面が横に長く、通常よりも広い範囲に情報を表示できるモニタです。画面が平面のもののほか、使用者を包み込むように端にかけて湾曲するデザインのものも多くあります。

ウルトラワイドモニタを使うメリット

 ウルトラワイドモニタには、通常のモニタでは得られない独自のメリットが多くあります。通常のPC利用時と、ゲームプレー時におけるウルトラワイドモニタの魅力をチェックしましょう。

【通常利用】モニタ一枚で複数の情報を表示できる

 通常の1.5?2倍ほど横に長いウルトラワイドモニタを使えば、ひとつのモニタ上に無理なく複数のタブを表示できます。データファイルを参照しながら資料を作成したいときや、複数のソフトウェアを同時に操作しながら作業をしたいときなどに便利です。

【通常利用】デュアルモニタのような感覚でベゼルなく表示できる

 同時に複数のタブを表示・閲覧する方法としてはデュアルモニタ(独立したモニタを2台並べる形)が主流ですが、それぞれのベゼルが境界線として存在することがわずらわしく感じる方は多いのではないでしょうか。ウルトラワイドモニタであれば、タブの設置場所の自由度が高く移動や展開もスムーズに行えます。

【ゲーム利用】表示できる範囲が広がり、攻略上有利になる

 ウルトラワイドモニタならではの形状はゲームのプレーにおいても役立ちます。特に、画面上に常時さまざまな情報が表示されているMMORPGなどでは、戦闘中のフィールドを広く視認できることによる影響が顕著に出ます。

 ジャンルによっては攻略上の有利性も持てるため、プレースキル向上のためにウルトラワイドモニタを導入するプレーヤーも少なくありません。

【ゲーム利用】映像作品の迫力・没入感がアップする

 横長かつ湾曲した形のディスプレイは映画館にも導入されていることからわかるように、映像に包まれるような感覚が生まれて迫力や没入感がより高まります。ゲームのプレー時や映像作品の鑑賞時には、まるで作品の世界に入り込んだかのような気分になって楽しめます。

ウルトラワイドモニタを使う際のデメリット(注意点)

 ウルトラワイドモニタの使用にはデメリット(注意点)もあります。自分のプレー環境や手元のデバイスとの相性も考慮し、通常のモニタとも比較してどちらを選ぶか検討してください。

PCへの負荷が高まるのでスペックに注意する必要がある

 通常のモニタよりも表示領域が広いウルトラワイドモニタの使用時には、PCへの負荷が高まります。PCのスペックによっては広範囲の出力に対応しきれず、動作が重くなったりフリーズを起こしたりする可能性があるため、性能の見極めを慎重に行ってください。

 モニタの種類に関わらず、元来ゲームのプレーはPCに高い負荷がかかる作業です。最初は解像度やフレームレートを落とし、様子を見ながら徐々に上げていくことで快適にプレーできる設定のレベル感を探りましょう。

モニタ自体が通常より高価な傾向にある

 ウルトラワイドモニタは通常のモニタよりも高価になりがちで、モニタにかける費用を安く抑えることを重視したい人にはあまり向いていません。非常にスキルが高いプレーヤーにも通常のモニタを使っている方は多くいるため、無理にウルトラワイドモニタにこだわる必要はないでしょう。

購入の際には大きさを考慮して置き場所を検討する必要がある

 通常のモニタの1.5?2倍ほどの横幅があるウルトラワイドモニタは、設置場所を広く確保する必要があります。部屋に十分なスペースがあるか、周辺機器も含めて無理なく置けるデスクを用意できるかなども考えた上で購入を検討してください。

ゲームによっては解像度が対応していないことがある

 ゲームによっては、ウルトラワイドモニタ使用時には高解像度モードを設定できないケースがあります。自分がプレーしているタイトルの対応状況を事前に調べ、非対応であった場合には高い解像度とウルトラワイドモニタのどちらを優先したいかを考えなければなりません。

FPS(TPS)など、向いていないゲームジャンルがある

 横長すぎる画面でユーザーインターフェース同士(画面上のミニマップや状況ログ、残弾数など)が遠くなり、視線移動距離も長くなります。一瞬で変わる戦況に即座に反応する必要があるFPS/TPSなどのジャンルでは、状況把握の遅れを招く可能性があります。

 ハイスピードなゲームシーンでは不利にはたらくことも考えられるため、プレーするジャンルによってはウルトラワイドモニタは避けるべきものになり得る点に注意が必要です。

おすすめのウルトラワイドモニタ3選(2022年12月時点)

 これからウルトラワイドモニタを購入したいと考えている方向けに、おすすめの製品を3つご紹介します。

LG 34WP60C-B

 クリエイターやゲーマーの利用を想定し、映像美と視認性を追求した製品です。付属のスタンドは角度の微調整や取り外しにも対応しており、ユーザーそれぞれの環境にぴったり合った形で使えます。

HUAWEI MateView GT 34-inch Sound Edition

 ディスプレイの下部にステレオサウンドバーを搭載し、映像だけでなく音響にもこだわった製品です。十分な品質のスピーカーも備えたモニタに魅力を感じる方におすすめです。

LG 29WL500-B

 ウルトラワイドモニタとしてはコンパクトなサイズ感で価格も手ごろな製品。性能レベルはやや抑えられていますが、ゲームのプレーを大きなストレスなく楽しめるコスパの良さが魅力的です。

ゲーム以外でも便利な横長

 「ウルトラワイドモニタ」の独特な形状は、映像の迫力や没入感を高めるだけでなく、ゲーム以外の作業をする場面でも便利にはたらきます。比較的安価に手に入るミドルスペックの製品も存在するので、興味を惹かれた方はぜひさまざまな製品の情報をチェックしてみてください。

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