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2021.08.05

APEX新シーズンEMERGENCEでワールズエッジに激震が走る 新レジェンド シアと新武器 ランページLMGで大暴れしよう

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 米国時間8月3日、バトルロイヤルFPS「Apex Legends(APEX)」において新シーズン「EMERGENCE(発生、羽化)」が始まりました。シーズン名が英単語だけになった前シーズンに引き続き、今シーズンも数字がついていませんが、もしナンバリングされていたらシーズン10になります。新レジェンドとして「シア」が仲間入りするほか、新武器「ランページLMG」が登場。また、人気マップであるワールズエッジにも大幅な改変が加えられており、大きく環境が変わることが予想されます。

新レジェンド“シア”は索敵と回復阻害

 アンブッシュアーティストとも紹介されるシア、本名オビ・エドラシムはスタイリッシュな外見とつば広の帽子が特徴的な若い男性のレジェンドです。

妖艶な雰囲気を醸すシア。「月と蛾のハーフ」「呪いを受けて生まれた」などと噂されていますが、その真相は……?

 リコン(索敵)系のレジェンドということで、彼の能力も敵を見つけることに特化しています。まずパッシブアビリティの「ハートシーカー」はエイム時に周辺の敵の心拍を可視化します。サイトを中心に心音のエフェクトが表れ、敵の方向を示してくれます。戦術アビリティは「フォーカス・オブ・アテンション」。多数のマイクロドローンを呼び出して壁を貫通する爆風を起こすスキルで、この爆風を敵に当てると1秒程度のサイレンス効果を与え、残りHPと居場所がチームに共有できるほか、敵が回復や蘇生をしていた場合中断させることが可能です。アルティメットアビリティの「ショーケース」は、マイクロドローンで球状のエリアを作り出すというもの。このエリアの中では、素早く移動したり射撃している的が可視化されるようになります。

ランパートお手製の高火力LMGが追加

 新武器のランページLMGは、天才的な職人レジェンドであるランパート最新作のLMG武器です。

ドラムマガジンが目を引く大振りなLMG。トリガー上部にテルミットグレネードを入れる内燃機関が備わっています

 弾種はヘビーアモで胴体ダメージが28、ヘッドショットダメージが42という驚異的なダメージ量を叩き出します。一方、連射速度はかなり控えめで、近距離で使うには少し心もとないかもしれません。ただ、この武器の魅力は内燃機関による強化機能がついているということ。テルミットグレネードを一つ消費することで、一時的に弱点である連射速度を向上させることができ、ドアを破壊することも可能になります。トリガーハッピー的なランパートの性格がよく反映された一品です。

激震のワールズエッジで新エリア追加

 ワールズエッジは、激しい火山活動で居住には向かない一方、多くの資源があることから巨大企業による資源採掘が行われているという設定のマップ。今シーズンでは過剰な採掘によって地震や地割れが発生したことでマップが変化しました。

 今回の変更点は大きく三つ。一つめは製錬所が地割れによって溶岩に飲み込まれてしまったことから、人工降雨施設の「クリマタイザー」が建設されました。この地点では非常に長い地割れを横切るように巨大な建築物が設置されており、屋内では緊張感のある近接戦闘が、屋外では長距離戦闘が楽しめるようになっています。また、新要素として移動式のゴンドラが設置されています。地割れを渡るための有効な手段になりそうです。

右端のクリマタイザーにより一面は雪まみれに。左端がフラグメントウエストの建物で、地割れがかなり長く伸びていることがわかります

 二つめとしては、人気の降下地点だった仕分け工場が巨大な溶岩湖に飲み込まれてしまい、代わりに、溶岩をくみ上げて地形を維持する施設「ラバサイフォン」が追加されました。こちらでも施設内での近接戦闘が楽しめるほか、複雑な地形によってスリリングな体験が得られます。

ラバサイフォン。こちらにも移動式のゴンドラが設置されていることがわかります。ちなみに溶岩の上は火力発電所と同じシステムでダメージを受けながら歩くことができます

 三つめは列車庫。大きな地震による山崩れで列車庫は破壊されてしまい、この地点はランドスライドというエリアに生まれ変わりました。ジップラインや積みあがった車両で複雑な構造していた列車庫と比べ、ランドスライドはシンプルなレイアウトが特徴。ちなみにアイテムの総量などは変わらないとか。

ランドスライドは大きなクレーンや作業用の車が設置されたマップ。フラグメントに続いていたトンネルもなくなっています

 そのほか、細かな変更として展望と間欠泉付近に2つの新たなルートができました。展望と間欠泉間の移動がよりスムーズになりそうです。

いよいよヒューズが日の目を見るか

 既存のレジェンドにもいくつかの調整が加えられています。その代表が、長らく強化が求められていたヒューズ。戦術アビリティのナックルクラスターの爆発時間が2倍に増加しアルティメットのマザーロードは火の輪の中にいる敵を強調表示できるように変更。パッシブのグレネーダーでは、通常のグレネードの投げ方に切り替えられるように変更されました。ほぼ全ての能力が改善、もしくは向上されており、かなり使いやすくなっていることでしょう。

爆発物に特化したレジェンドのヒューズですが、レジェンド全体から比較した人気はいまいち。今回で大きく調整を受けています

 その他のレジェンドに関する調整としては、ホライゾンはグラビティリフトの上昇スピードがアップし、ブラックホールによる吸引効果が減少。レヴナントはデストーテムの効果終了間際で周囲に合図が出るようになったほか、デストーテムに戻った際に短いスロー効果がつくようになりました。コースティックは、NOXガストラップのクールダウンが20秒に短縮され、これまで5で固定だったガスダメージが徐々に増加するように。また、NOXガスグレネードのクールダウンが3分に短縮された代わりに効果時間が15秒に短縮されました。

帰ってきたプラウラー Lスターが大幅強化

 既存の武器環境にも多くの調整が入っています。まずはケアパッケージ武器だったプラウラーが通常武器に戻り、代わりにスピットファイアとオルタネーターがケアパッケージから出現するようになります。プラウラーが通常武器になるにあたってフルオート機能が削除され、バースト間の時間が0.24秒に増加。一方スピットファイアはダメージが19に増加し、腰溜め撃ちの精度が向上、紫拡張マガジンの弾数が55に増加しています。オルタネーターはかつて猛威を振るっていたホップアップ「ディスラプター弾(シールドに対するダメージ40%増)」が搭載されるようになりました。

プラウラーが解放された代わりに、スピットファイアとオルタネーターがケアパッケージに入りました

 また武器全体に関する調整としては、これまで拡張マガジンについていたリロード速度向上の効果がストックアタッチメントに付属するように変更。マークスマン武器につけられるストックがスナイパーストックに変更されました。また、全てのLMG武器においてヘッドショットダメージ倍率が1.75倍に減少とた一方、手足ダメージ倍率が0.85倍に上昇しています。全てのピストル武器においては取り出す時間が約10%減少し、しまう・ズーム・ズームアウトにかかる時間が増加しています。

 ホップアップに関してはアンビルレシーバーとクイックドローホルスターが削除された一方、ブーステッドローダーが新たに登場。その効果は残弾数がゼロに近い状態(ゼロだと効果なし)でリロードすると装弾数が増加するというもので、ウイングマンとヘムロックに装着できます。

 そのほか、細かな武器ごとの調整としてはL-スターに拡張マガジンとバレルアタッチメントを装着できるようになり、オーバーヒートまでの時間とリコイル難易度を軽減できるようになりました。30-30リピーターはリロード速度が向上。EVA-8は各レアリティのボルト装着時の連射速度向上効果が大幅に減少しています。

新スキンや新アイテムで装いを新たに

 上記以外でも、今シーズンではアリーナにランク制度が追加され、緊張感のある戦いが始まります。また、新バトルパスではシアやホライゾン、ライフラインなどのスキンを含むさまざまなアイテムが手に入るほか、レベル100と110に到達するとボルトSMGの進化スキンが手に入ります。

バトルパスでは華やかなスキンだけでなく、エモートやホロスプレーが入手可能

 毎度おなじみ新要素盛りだくさんの新シーズン、ぜひ実際に体験して楽しみましょう。

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