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2024.06.19
JeSUが日本オリンピック委員会に準加盟、「第20回アジア競技大会」への選手派遣に向け
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日本eスポーツ連合(JeSU)が、日本オリンピック委員会(JOC)の準加盟団体として承認されました。開催をおよそ2年後に控えた、「第20回アジア競技大会」への選手派遣を迅速かつ着実に進めることを最優先に手続きを進めたことから、準加盟団体としての設定期間は2027年3月31日までとなります。
JeSUは、18年にジャカルタ・パレンバンで開催された「第18回アジア競技大会」において、デモンストレーション競技として実施されたeスポーツ競技大会に日本代表選手を派遣すべく、複数の関連団体を統合する形で設立されました。
23年には、アジアオリンピック評議会(OCA)が主催する「第19回アジア競技大会(22/杭州)」と「第2回東アジアユース競技大会(23/ウランバートル)」において、正式競技となったeスポーツ競技の代表候補選手をJOCに推薦し、正式な承認手続きを経てそれぞれの大会に日本代表選手が派遣されています。「第2回東アジアユース競技大会」では金メダルと銅メダルを獲得しました。
2021年1月には、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に加盟し、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の検査対象となるさまざまな国際大会にも選手を派遣。また、eスポーツ選手に対して研修会や啓発活動を行うなど、教育活動にも継続的に取り組んでいます。
2026年は、愛知・名古屋で「第20回アジア競技大会」の開催が予定されており、前回大会に引き続きeスポーツが正式競技として実施されることが決定しています。JeSUは開催国の統括競技団体として、1人でも多くの日本人の金メダリストをeスポーツ競技から輩出できるよう取り組んでいくとしています。
さらに、「第20回アジア競技大会」の開催後も大会の大切なレガシーとして、eスポーツが日本全国に定着して国民の健康や経済の発展に寄与することを可能にすべく、裾野の拡大に継続的に取り組んでいくとしています。
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外部リンク
日本eスポーツ連合
https://jesu.or.jp/