大会レポート

2021.06.19

NASEF JAPANフォートナイト大会速報 熱い戦いの末、ビクロイしたのは……?!

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 北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN)は6月19日、フォートナイトによる高校生向け全国大会「NASEF JAPAN MAJOR Fortnite Tournament Summer 2021」の決勝を開催しました。各予選会から勝ち上がってきた42チームが一堂に会し、プロ顔負けのプレーが飛び交う中で手に汗握る戦いが繰り広げられました。

 NASEF JAPAN MAJOR Fortnite Tournament Summer 2021はフォートナイトのノーマルデュオモードを使用した大会で、3マッチによる総合得点の総計で優勝者を決定します。

大会概要
大会ルール

 同大会は高校生同士がコミュニケーションを取れるプレー環境を提供するために企画されたと言います。NASEF本部eスポーツプログラムスペシャリストのケビン・ブラウンは出場選手に向けて「ゲーム自体を楽しむことも大事だけれど、友人と一緒に同じ目標を目指すことも重要です。世界にはみんなと同じ仲間がいます。コロナウイルスの猛威が徐々に衰えつつある中で、北米のNASEFチームが君たちと知り合い競い合えるようになることを心から願っております」と語りました。

 もともと同大会のエントリー条件は、NASEF加盟校であり、同じ高校単位でのチームの参加が前提でしたが、コロナ禍の影響により高校生同士であれば所属校を問わずチームを組んで参加可能になりました。今大会では中学校からの友人同士が異なる学校から出場するチームも数多く登場。NASEF JAPANの目指すコンセプトにぴったりの大会となりました。そのほか、実況には大和周平さん、解説はZELARLさんが担当。また、ゲストとしてプロゲーミングチーム「GameWith」のフォートナイト部門に所属するプロ高校生dokn選手が駆けつけました。

 同大会ではノーマルデュオという形式だったこともあり、最新シーズンの武器が猛威を振るいました。特にリーコンスキャナーとレールガンは各チームが揃って持ち、攻撃の起点として活用していました。また、リーコンスキャナーによる索敵と回復役、攻撃役に分かれて戦うシーンもみられ、多くのチームが高度な連携プレーを見せています。

建築最下層はスキャナーだらけ

 そんなハイレベルな試合が展開された今大会で総合ランキング優勝を獲得したのは、上手く高所をとることに成功し、2マッチにわたってビクトリーロイヤルを獲得し56ポイントを叩き出したチーム「漆黒のクレラップ」。第2マッチでは高所の取り合いをする敵チームに対してジャンプパットで積極的に攻めていくプレーもありました。

優勝、漆黒のクレラップ
敵陣に飛び込んでいく漆黒のクレラップ

 準優勝は35ポイントのチーム「イノシシなめんな」。ビクトリーロイヤルはとれなかったものの、堅実な順位成績とエリミネーションポイントで得点を稼ぎました。

準優勝、イノシシなめんな

 3位は32ポイントのチーム「Loddoaimしか勝たん」。第3マッチで積極的にエリミネーションポイントをとるために攻め続け、高所をとったことでビクトリーロイヤルを獲得しています。

3位、Loddoaimしか勝たん

 今後もNASEF JAPANではフォートナイトを含めたさまざまなゲームタイトルで高校生を対象とした大会を開催していく予定。多くの大会に参加する機会を提供することで、学生eスポーツシーンを盛り上げていく考えです。

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