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2021.09.29

ゲーム実況に顔出しは必要? メリットとデメリット(注意点)を徹底解説!

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 近年はYouTuberやプロゲーマーの台頭によって、声だけで面白さを追求するスタイルが一般的だったゲーム実況者にも、顔出しをする人が増えてきています。ただ、ゲーム実況者として活動をするうえで顔出しは必要なのか。顔出しの活動にはどんなメリット・デメリットがあるのか、解説します。ネット上で顔を出しながら活動することは大きなリスクも伴うため、自分の活動スタイルについてじっくりと考えてください。

ゲーム実況に顔出しは必要?

 結論から述べると、ゲーム実況に顔出しは不要です。ゲーム実況コンテンツの視聴者はあくまでゲームやゲームにまつわる雑談などを楽しむために見にきているので、実況者の顔は必須ではない、なくても構わないものと言えます。

 YouTubeで300万人以上の登録者数を誇るゲーム実況者グループ「兄者弟者(2BRO.)」のように、顔出しでの活動をせずに人気を得ているクリエイターも多くいます。同時に、実況者自身のトークや雰囲気、人柄に惹かれるファンも多くいます。

 また、ゲーム実況に限らずネット上で顔出しの活動はリスクが非常に大きいです。活動内容によりネットで炎上した場合、”顔”という情報から家や学校・職場が特定され、自分自身のみならず家族や親族・知人にまで迷惑をかけることにもなりかねません。特に高校生を含む未成年の人は、トラブル防止のためにも顔出しの活動は避けておくことをおすすめします。もし顔を出す場合には、身近な大人の人に相談するなど、しっかりリスク管理をする必要があります。

 顔出しはリスクが大きい一方、活動においてプラスに働くこともあります。ここからは、ゲーム実況において顔出しをするメリットとデメリットについて解説していきます。

ゲーム実況で顔出しするメリット

 ゲーム実況で顔出しをすることによるメリットについて解説します。

顔ファンがつく可能性がある

 ゲーム実況者は主にトークスキルやゲームのプレイスキルによって人気を得るものですが、容姿が端麗な人なら顔出しをすることで”顔”という要素に惹かれるファンも獲得できるかもしれません。ただし、イケメン・美女と呼ばれるYouTuberやゲーム実況者はすでに多くいるので、容姿だけを強みに参入するのは難しいでしょう。+αの独自性があると“武器”になります。

リアクションが伝わりやすい

 ゲーム実況において重要な要素である”プレイヤーのリアクション”は、顔出しをして表情や身体の動きも見せたほうが視聴者に伝わりやすいです。ホラーゲームなど、大きなリアクションが実況の魅力となるゲームジャンルとは特に相性がよく、大きな効果が見込めます。

差別化ができる

 顔出しをしながらゲーム実況者として活動することで、声だけでなく顔でも自分の存在を覚えてもらえます。動画やライブ配信のサムネイルにも自分の顔を載せておけば、再生する前から視聴者の目に留まり「あの人か」と気づいてもらいやすいのもメリットです。

 とはいえ、数多くいるゲーム実況者の中で「顔出しをしている」というだけで差別化を図ることは難しいです。視聴者に顔を見せたうえで、それをさらに強く印象づけられる面白いトークや演出をすることを意識しましょう。

ゲーム実況で顔出しするデメリット(注意点)

 ゲーム実況における顔出しには、メリット以上に多くのデメリットがあります。これから解説するデメリットについても理解して、顔出しをするかどうかを慎重に判断してください。

身バレの危険性がある

 ゲーム実況に限らず、ネット上で顔を出しながら活動をする一番のデメリットと言えるのがこの“身バレ”のリスクです。身バレとは、身元が明らかになることです。

 活動内容が知人にばれて少し恥ずかしい思いをする程度なら、大きな被害はありません。しかし、例えばネットで炎上した場合には”顔”という情報から家や学校・職場が特定されたり、ネット上だけでなくリアルでも嫌がらせを受けたりする危険があります。

 身元が明かされたうえで嫌がらせなどを受けた場合、自分自身のみならず家族や親族、知人にまで被害が及ぶことにもなりかねません。高校生を含む未成年の人は、トラブルの際にはどうしても周囲の大人に頼ることになってしまうため基本的に避けるべきです。

容姿に対する誹謗中傷のコメントが付く可能性がある

 顔出しをすることで、視聴者から容姿に対する誹謗中傷のコメントが付く可能性があります。たとえ相手が有名人であっても誹謗中傷は絶対にやってはいけない行為であり、実際に逮捕された例も多くあります。しかし、残念ながら人を思いやるのが苦手な人や、コミュニケーションをとるのが苦手な人は多くいます。そのことを踏まえて顔を出すか判断しましょう。

撮影機材に費用がかかる

 顔出しをするためには、声だけのゲーム実況には必要ないカメラなどの撮影機材が必要です。そのぶん追加で費用もかかるため、ゲーム実況にかける費用を最低限にしたい人には顔出しは向いていません。

編集の手間が増える

 動画内に自分の顔を入れる場合は、カメラで撮影した顔の映像をゲーム画面と合わせるという作業が増えます。動画が完成するまでの手間が増えることもデメリットです。

プレイ画面が隠れるので見にくくなる

 実況者の顔が動画内に出ているとそのぶんゲームのプレイ画面が隠れるので、見づらく感じることからあえて顔出しの実況を避ける視聴者もいます。ゲーム実況コンテンツの視聴者はあくまでゲームをメインに見にきているので、無理をしてまで顔出しをする必要性は薄く、声だけで十分ということも多いです。

まとめ

 ゲーム実況における顔出しのメリット・デメリットについて解説しました。ネット上で顔を明かしながら活動することはリスクが非常に大きいため、特に高校生を含む未成年の人はトラブルを防ぐためにも顔出しは基本的に避けることをおすすめします。

 ただし、顔を出すことによる大きなメリットが見込めるなど特別な狙いがあり、かつ身元を明かしても問題ない・身元が決して明かされない場合には顔出しをすることも選択肢に入ってきます。顔の一部だけ映すという手段もあります。

 顔出しによるメリット・デメリットについてよく考え、必要に応じて周囲の大人にも相談をしたうえで自分がどのような形で活動をするか慎重に検討してください。

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