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2023.09.21

日本初eスポーツ劇映画「PLAY!」誕生までの道のり、広井王子さんと古賀俊輔さんトークショー MCはOooDaさん

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 ゲーミングPC「GALLERIA」(ガレリア)を手掛けるサードウェーブは9月21日、幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2023で、日本初のeスポーツ劇映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』の完成を記念したスペシャルトークショーを実施しました。

『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』完成記念スペシャルトークショー

企画担当とプロデューサーが語る「PLAY!」誕生までの道のり

 登壇したのは、映画企画・プロデュースの広井王子さんと、チーフプロデューサーの古賀俊輔さん、MCを務めるのはOooDaさん。広井さんは「サクラ大戦シリーズ」などを手掛け、ゲーム界のレジェンドと称されています。古賀さんは、「火花」や「私立探偵濱マイク」などを手掛けたプロデューサーです。

映画企画・プロデュースの広井王子さん(左)とチーフプロデューサーの古賀俊輔さん


 「PLAY!」は、徳島県の高等専門学校(高専)を舞台に、eスポーツ大会に出場した実在する男子学生をモデルに描いた青春映画。主演は奥平大兼さんと鈴鹿央士さんのダブル主演です。

 トークショーに登壇した広井さんは、「最初、サードウェーブの尾崎社長が映画を作りたいと言っている、という話を聞いたときは、そんな始め方では資金が溶けるからやりたくないと思いました。でも尾崎社長によく話をうかがうと、高校生の頃に友だちとコンビニの前に座り込んで、『映画を作ろうと約束していた』というのです。この話を聞いたときに、映画をつくることができると確信しました。物事は何事も、情熱や芯となるものがしっかりしていないと、集まった人たちはもっとぼやけてしまいます。その点、今回は青春の物語があったので、アツい情熱を実現したいと思って動き始めました」と、映画プロジェクトの黎明期を振り返りました。

 また、映画でゲームを取り扱うことについても迷いがあったといいます。「映画の中でゲームを表現しても絶対に面白くならないんです。プレーしたほうがいい。何をやっているかわからないから、観客の心がいったん離れてしまう。だから映画ではゲームをなるべく映さないようにしようと考えていました」と話す広井さんを追いかけて、古賀さんも「スピルバーグ監督ですら、ゲームはフルCGで作っていた」と難しさを語りました。

 しかし、「題材にするロケットリーグを自分でプレーしてみたら、車でやるサッカーなので、ゴールがあるから勝ち負けがハッキリしていてわかりやすいことに気が付きました」と広井さん。

 「結果的に全尺のなかでゲーム画面は20~25分になりました。今回はゲーマーの方を呼んで、こちらの言うとおりにゲームをプレーしてもらいました。さまざまな角度から撮影して、編集しながら足りないパーツをさらに追加して撮影を繰り返しました。ですので、今回のゲーム画面はプレーしている人目線で映しています」(古賀さん)。

ゲーム、eスポーツだからこそ意味がある

 ゲーム・eスポーツを題材にすることにも大きな意味があったと言います。「モデルとなった阿南高専の選手のなかには、不登校の生徒がいました。でも、ゲーム大会に出場するためにはメンバーが必要です。そのメンバーを集めるために学校へポスターを貼りに行かなければいけない。そのために、学校に行くんです。この話を聞いたときに、ゲームが題材になると確信しました。ゲームに夢中だからこそ自分の中の壁を越えることができる。そこに物語があるんです。eスポーツという概念も大切です。体力や集中力、睡眠など健康な体が必要なスポーツなんです。これは映画になると思い、プロットを作りました」(広井さん)。

 脚本を用意しているなかでも苦労がありました。「モデル本人たちの取材を重ねて日常に起きていたことや考え方を聞いていると、面白いことがわかってきました。ゲームの話はワイワイしゃべるのですが、プライベートの話を聞くと、メンバー同士で『そんなことあったの』という反応をするんです。こうした現代のコミュニケーションにはジェネレーションギャップを感じ、脚本を大きく変えました。映画では、微妙な空気感もリアルに表現できていると思います」(古賀さん)。

 このほか、Vtuberの胡桃のあさんや、eスポーツキャスターの平岩康佑さん、Ooodaさんの出演を新たに発表。kokkenさんとWaveさんがゲーム場面の監修・指導を担当したことも明らかにしました。

映画にも出演するOoodaさん(写真左)


 『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年春公開。配給はハピネットが担います。NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権の決勝も来年2月ごろなので、eスポーツを題材とした青春映画「PLAY!」と合わせれば一層楽しめそうです。

GALLERIA BASE TOKYO GAME SHOW 2023

 また、ガレリアのブース「GALLERIA BASE TOKYO GAME SHOW 2023」には、未発売タイトルを含むさまざまなゲームが試遊できるTouch&Tryコーナーを設置。このほか、豪華ゲストが登壇するイベントも開催しています。

GALLERIA BASE TOKYO GAME SHOW 2023


 展示コーナーのなかでも注目は、近日発売予定のゲーミングノートPCの新製品2機種で、「GALLERIA UL9C-R49」はデスクトップPCに匹敵する性能のハイエンドモデル。インテルCore i9 13900HXとGeForce RTX4090 16GB LaptopGPUを搭載し、価格は30万円台を想定しています。画面は17.3インチのノングレアQHD液晶、リフレッシュレート240Hz対応です。デスクトップ用のスペースを確保するのは難しいけど、ハイスペックなPCがほしいユーザー向けの製品です。

「GALLERIA UL9C-R49」


 もう一つは「GALLERIA ZL7C-R47」。インテルCore i7-13700HXとGeForce RTX4070 8GB搭載モデルです。重さは約2.1kgで、一般的なゲーミングノートPCとほぼ同一とのこと。画面は15.6インチで165Hzに対応。ハイスペックなゲーミングPCを持ち歩きたいニーズに応えます。想定価格は26万円ほど。シルバーグレーの背面は、見る角度や光の加減によって色を変えるデザインです。

「GALLERIA ZL7C-R47」


 このほかブースには「ぶいすぽっ!」メンバーのパネルやインフルエンサーとのコラボモデルが並んでいました。

「ぶいすぽっ!」メンバーのパネルが並ぶ
インフルエンサーとのコラボ製品を多数展示


 イベントについては、一般公開日の23日に、どぐらさんやときどさんが参加する「スト 6 プロゲーマー座談会 TGS 出張版」「SHAKA ミニトークショー」、SHAKAさんやトナカイトさん、MOTHER3さんが参加する「Meet & Greet」。24日には、野々宮ミカさんやYunocyさんも参加する「Beaulo R6S カスタムマッチ presented by GALLERIA」、まさのりchさんやゆふなさんが登壇する「ぶいすぽっ!カスタム@ TGS2023」を開催します。会場を訪れる機会があれば、覗いてみると新しい出会いがあるかもしれません。

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外部リンク

サードウェーブ
https://info.twave.co.jp/

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