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2024.07.03

JeSUが障がい者eスポーツの支援人材育成に本腰 支援者入門セミナー開催に向け参加者募集中

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 日本eスポーツ連合(JeSU)は7月27日13時~18時30分に、障がいを持つ人のeスポーツへの参加を支援する人材の育成を目的とした「からだに不自由のある方へのeスポーツ支援者入門セミナー」を、esports 銀座 studio(東京都中央区)で開催します。参加費は無料ですが、参加にあたっては事前登録が必要です。

JeSUが「東京ゲームショウ2023」にて実施した、
eスポーツが障がいを持つ人々にもたらす新たな可能性をテーマにした
パネルディスカッションの様子


 JeSUはこれまで、eスポーツの「ハンデキャップ・レス」という特徴を活用し、障がいを持つ人のeスポーツを通じた社会参加について準備・検討を進めてきました。2024年度からは、日本財団からの助成を受けて具体的な啓発活動に取り組むこととなります。

 今回開催されるセミナーでは、eスポーツに興味関心があり、障がいを持つ人へのeスポーツ支援を始めてみたい人、eスポーツプレイヤー、ゲーム開発の専門学校生、医療職、福祉職などを対象に、機材や環境の整備、適切なサポートといった実践的な知識や方法を紹介。

 同セミナーの参加者には修了証が発行され、今後JeSUが関わるeスポーツイベントで講師を務めてもらうなど、障がいを持つ人の社会参画や交流に貢献してもらう機会を作っていくことも検討しているとのこと。

 これまでも、eスポーツの「ハンデキャップ・レス」という特徴を活かした、障がいを持つ人々によるeスポーツを通じた社会参画や交流の取り組みが行われてきました。こういった取り組みには、障がいを持つ人々の二次障害リスク低減や社会からの孤立抑止といったメリットがある一方で、支援する人材や機器の不足など今後の普及拡大に向けた課題が指摘されています。

国立病院機構北海道医療センターで実践されている、
eスポーツを通じた障がいを持つ人々の社会参画に向けた
取り組みの様子

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外部リンク

日本eスポーツ連合
https://jesu.or.jp/

「からだに不自由のある方へのeスポーツ支援者入門セミナー」参加申し込みフォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S618863451/

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