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2025.04.23

金沢工業大学 eスポーツなどの社会実装型教育研究ラボを開設 eスポーツを活用した社会課題などに取り組む

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 金沢工業大学は、デジタルエンターテインメント(eスポーツ等)の社会実装型教育研究の拠点として、同大学の扇が丘キャンパス31号館3階に「Entertainment&Digital collaboration lab」を4月1日に開設したことを発表した。

施設内イメージ
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 「Entertainment&Digital collaboration lab」は、デジタルエンターテインメントと情報工学・認知心理学・経営情報学等の多様な専門分野の融合を基盤とし、STEAM教材、Web3・メタバース、ネットワークセキュリティ、eスポーツ分野における先進的かつ実践的な研究を推進する拠点。

 ラボ内には、ハイエンドモデルのゲーミングPC14台を完備。配信用機材やドライビングシミュレーターなども設けられている。

施設内イメージ
配信用機材
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ドライビングシミュレーター


 ラボでは、情報理工学部情報工学科の河並崇研究室が情報工学の視点から、さらにメディア情報学部心理情報デザイン学科伊丸岡俊秀研究室が心理科学の面から、教育研究など、多様な専門分野×デジタルエンターテインメント×社会課題に関する研究を推進していく。

 また、能登地区でのプログラミング学習支援、全国でeスポーツ等を活用した社会課題の解決を推進する客員教授の中島賢一氏と連携し、デジタルエンターテイメント等を活用した社会課題の解決に取り組んでいくという。

 さらに、同大学学生らのKIT eスポーツプロジェクト内では、ラボを拠点として活動を展開する。eスポーツを活用した社会課題の解決に向け、自治体や企業と連携して取り組みを進めており、支援企業であるNTT西日本 北陸支店の協力のもと、社会課題の探究と、それに対応したeスポーツイベントの企画・運営を通じて実践力を養っていくという。地域貢献のほか、独自の取り組みとして被災地支援にも注力する予定があるとのこと。

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外部リンク

金沢工業大学
https://www.kanazawa-it.ac.jp/

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