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2021.06.21

ゲーミング用品専門店とプロeスポーツチーム運営のタッグ eスポーツ事業の設立支援サービスが開始

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 eスポーツ用品の専門店を展開するファーストローンチは6月18日、eスポーツ施設やプロeスポーツチームを運営するバサラと業務提携し、eスポーツ事業やチームの立ち上げを目指す企業・学校を対象とした「eスポーツ導入支援サービス」の提供を開始しました。

 eスポーツ導入支援サービスでは、eスポーツ施設の新規開業サポート、eスポーツチームやeスポーツ部の設立サポート、eスポーツイベントの開催・運営サポートの三つのサービスメニューから、両社が得意とする領域で各種サポートを提供します。

 特に施設の新規開業サポートでは、コンサルティングから設備導入と構築、保守運用までをワンストップで提供できるのが最大の強み。施設の店舗運営や集客にかかわるシステムやアプリなどはファーストローンチで開発し、各種補助金などの活用や申請サポートも含め低価格でサービスを提供できると言います。また、設備についてはオーダーメイド形式での高性能PCや各種ゲーミングブランドの周辺機器を納入可能な一方で、ファーストローンチが製造・販売するリビルドゲーミングPC(中古パーツを利用した低価格のゲーミングPC)を活用することで施設の設備費を削減することもできます。

リビルドゲーミングPCの一例

 eスポーツチームとeスポーツ部の設立サポートでは、eスポーツチーム「BASARA GAMING」を運営しているバサラ監修の下、選手の選定やイベント開催をサポートするほか、スポンサー提案といった継続可能なチーム運営のノウハウを提供していきます。

 eスポーツイベントの開催・運営サポートでは、イベント規模に応じて開催形式や会場の選定、機材導入などにもオンライン・オフラインを問わず対応します。顧客の要望に応じて、大規模なイベントから社内イベントまで経験を基にしたプロデュースを提案するといいます。

 近年、eスポーツ関連市場は、施設だけでもeスポーツカフェやeスポーツホテルなどが登場しており、ファーストローンチによれば、現在その市場規模はグローバルで1400億円、23年にはその2倍に達すると言います。一方、eスポーツ関連施設の新規開業には多額の費用が発生するだけでなく、法律やメーカー許諾、業界に特化したマーケティングといった多くの障壁が存在しました。両社はこの状況に対してeスポーツ導入支援サービスを提供することで、eスポーツ産業の振興を目指していく考えです。

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