サービス

2025.02.07

「音」で戦うスト6イベント 阪南大学がサウンドアクセシビリティ使った体験会を実施へ

記事をシェア
エックス
フェイスブック
ライン

 阪南大学は2月9日13~15時に、視覚障がい者を対象にしたeスポーツ体験会を、同学キャンパス(大阪府松原市)の1号館3階・G-Labにて開催する。

阪南大学ロゴ


 阪南大学では、eスポーツが次世代教育や地域社会の活性化に与える可能性にいち早く着目して、これまで学生主体のeスポーツ大会開催や、親子・高齢者向けのeスポーツイベントの実施などを教育の一環として積極的に取り組んできた。


 今回、開催する視覚障がい者を対象にしたeスポーツ体験会では、同学の学生がイベントの運営はもちろん機器のセッティングや参加者へのレクチャー役も担当する。

 同イベントで使用されるゲームタイトル「ストリートファイター6」は、サウンドアクセシビリティ機能を備えており、視覚情報に頼らなくても音を頼りに敵の位置を把握できる。

 サウンドアクセシビリティ機能では、攻撃技は相手のいる方向にしか出せない仕様であることから、音を通じてキャラクター同士の位置関係がわかる。また、ヘッドホンを使用して足音やキャラクターの声の方向を正確に判断することによって、敵の位置特定が可能になる。

 格闘ゲームの祭典「Evolution Championship Series」でこの機能を利用して、実際に視覚障がい者が健常者に勝利したことも大きな話題となった。

会場イメージ

対戦イメージ
eスポーツ体験会の会場となる阪南大学のG-Lab


 今回のeスポーツ体験会では、eスポーツ未経験の視覚障がい者20名程度が参加を予定するとともに、先天性全盲であり声優やブラインドeスポーツプレイヤーとして活躍している、ePARA所属の北村直也氏が「ストリートファイター6」のサウンドアクセシビリティ機能を使ったデモプレーを披露する。

 あわせて、筑波技術大学の保健科学部 情報システム学科 教授である大西淳児氏、助教であり視覚障がい者でもある松尾政輝氏による「アクセシビリティ研究としてのeSports研究の紹介」と題した講演も行われる。

関連記事

2025年度入学オープンキャンパス実施中 eスポーツ高等学院が鹿児島に開校へ 九州では3校目

福岡大学 90周年企画でキャンパスをフォートナイトで再現 広さはPayPayドーム 45個分!

エレコムがゲーミングデバイスを3Dデータ化 バーチャル空間でも「ELECOM GAMING V custom」が使えるように!? カラバリやRGBライティングまで再現

外部リンク

阪南大学
https://www.hannan-u.ac.jp/

部活紹介

おすすめ関連記事

eスポーツ部の活動日誌

新着記事

ゲーミングデバイス情報

  

ゲーミングデバイス情報

新製品 レビュー 部活紹介 eスポーツ部の活動日誌