eスポーツチーム

2025.05.09

地域密着 環境配慮などテーマ 茨城県鹿嶋市が本拠地のプロゲーミングチーム「HYDRIX」設立 バーチャ界のレジェンド ホームステイアキラ選手ら加入

記事をシェア
エックス
フェイスブック
ライン

 5月8日、茨城県鹿嶋市を本拠地とする新たなゲーミングチーム「HYDRIX」が設立された。

地域密着と環境配慮などテーマのeスポーツチームが設立
(左からホームステイアキラ選手、赤丹しわぽ選手、でんせつえすぴ~選手)


 所属選手は、格闘ゲーマー中心。バーチャファイターのレジェンドプレイヤー、ホームステイアキラ選手を筆頭に、日本eスポーツ連合プロライセンスを持つ赤丹しわぽ選手、でんせつえすぴ~選手の3人の加入がアナウンスされている。

 市内では、体験型ライフスタイル発信拠点「No.12 Kashima Fan Zone」など、スポーツとウェルネス、地域コミュニティを融合したさまざまなまちづくりの仕掛けが始まっている。これに加え、エネルギー分野における持続可能な取り組みや、次世代型エンターテインメント、eスポーツなど、新たなカルチャーを積極的に取り入れることで、さらなる注目と活力を呼び込むことを目的にチーム設立に至ったとのこと。

 HYDRIXは、格闘ゲームを中心に、さまざまなタイプのゲームを取り扱うプロゲーミングチームとしてスタートする。「エンターテインメント×次世代の持続可能なまちづくり」をコンセプトに、新しい形のeスポーツチームとして活動を展開したいとしている。

 同チームの特徴は、「環境に配慮した先進的な取り組み」「地域密着型の運営モデル」「グローバルレベルでの競技力向上」の三つ。

 「環境に配慮した先進的な取り組み」では、イベントを通じて環境意識を高める啓発活動を積極的に実施するという。具体的には、水素エネルギーや再生可能エネルギーを活用し、試合や練習施設の運営において環境負荷を最小限に抑えるという。

 「地域密着型の運営モデル」として、オープンな体験型イベントやファンミーティングなどを定期的に開催。地域住民との交流、地元企業や商店との連携を深めながら、鹿嶋市の地域活性化を目指す。

 「グローバルレベルでの競技力向上」では、国内外の各種大会への積極的な参加に加え、世界トップクラスの選手やコーチを招聘してトレーニングキャンプを開催するなど、若手選手の発掘や育成プログラムを充実させたいとしている。

 同チームのウェブサイト公開は6月上旬。さらにメインスポンサーの発表や大会参加情報なども今後公開していく予定だ。

関連記事

“ゲーム好き”のための就活イベントが大好評! 企業も学生も「可能性が広がった」

金沢工業大学 eスポーツなどの社会実装型教育研究ラボを開設 eスポーツを活用した社会課題などに取り組む

eスポーツ推進の利点を明確に 研究者ら有志による「eスポーツラボ『トリノス』」が発足

外部リンク

ゲーミングチーム「HYDRIX」 X公式
https://x.com/hydrixkashima

部活紹介

おすすめ関連記事

spring2025 eスポーツ部の活動日誌

新着記事

ゲーミングデバイス情報

   spring2025

ゲーミングデバイス情報

新製品 レビュー 部活紹介 eスポーツ部の活動日誌