凸版印刷とサイバー・コミュニケーションズ（CCI）は、企業によるeスポーツ活動を活性化させ、eスポーツをきっかけとした企業間交流の機会創出を実現するため、社会人アマチュアeスポーツプレイヤーを対象としたリーグ「AFTER 6 LEAGUE」を7月8日に設立した。20年度開催の社会人eスポーツリーグの参加企業受付を「リーグ・オブ・レジェンド」「ブロスタ」「APEX LEGENDS」「eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE」「PUBG MOBILE」の5部門で最大59社の募集を行う。

　AFTER 6 LEAGUEは、企業に所属するアマチュアeスポーツプレイヤーを対象とし、リーグ運営を通じて「競争」と「絆」を創出する場を提供することを目指して設立したもの。「たたかう、つながる」をコンセプトに、eスポーツを通じて、これまで接点がなかった企業同士がぶつかり合い・闘うことで生まれる絆や、つながりの創出を支援する。また、リーグ戦を実施するゲームタイトルは個人戦ではなく、チーム戦・団体戦のタイトルを採用。チーム内外の交流を促進し、eスポーツを通じた参加企業のコミュニティ形成を目指す。 　今回、20年度社会人eスポーツリーグの参加企業受付として、5タイトルで最大59社の募集受付を開始した。リーグ・オブ・レジェンドは8社を募集し、年間28試合実施する予定。ブロスタは8社募集で、年間56試合を実施予定。APEX LEGENDSは19社募集、年間18試合を実施する予定。eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATEは8社を募集し、年間56試合を実施予定。PUBG MOBILEは16社を募集、年間18試合実施する予定。募集する社会人リーグ開催期間は、いずれも21年3月末までの開催となる。 　大会のアンバサダーには、G-STAR.PRO所属タレントである倉持由香さん、野々宮ミカさん、水沢柚乃さんの3人が就任した。 　また、企業がeスポーツ活動を行ううえで課題となっている練習環境として、ディスクシティエンタテインメントが展開するマンガ喫茶・インターネットカフェ「DiCE」を登録企業に提供しているが、新たに鉄人化計画が展開するカラオケ事業「カラオケの鉄人」と、イー・ガーディアンが展開するゲーム関連のサービスに特化した専門施設「大阪 GAMELABO」を追加し、企業のeスポーツ活動の活性化をサポートする。 　なお、AFTER 6 LEAGUE開幕前記念大会を、「APEX LEGENDS」で、9月19日にワンデートーナメントとして開催する。9月6日まで大会出場申し込みを行う。 　AFTER 6 LEAGUEでは、今後も国内のeスポーツ振興を目的とした普及・浸透活動を推進し、社会人スポーツの一つの選択肢として、eスポーツが根付くことを目指していく。