東京都は2月12日から3日間、「東京eスポーツフェスタ2021」を開催する。eスポーツの普及と関連産業振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会などで構成されるイベント。前回（第1回）はオフラインで実施されたが、今回は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、オンライン開催になった。イベントの様子はYouTubeやOPENREC.tv、Twitch、ニコニコで視聴することができる。

　東京eスポーツフェスタ2021では「太鼓の達人 Nintendo Switchば?じょん!」「グランツーリスモSPORT（PS4）」「パズドラ」「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」「ぷよぷよeスポーツ」「モンスターストライク」の6種目の決勝戦を実施する。優勝者には、「東京都知事杯」を贈呈する。また、ゲーム開発、周辺機器・アイテム、関連サービス、学校など、都内中小企業など50社のeスポーツ関連製品・サービスが展示会に出展する。

　2月12日に配信されたオープニングセレモニーでは、東京eスポーツフェスタ2021実行委員会の名誉委員長を務める小池百合子都知事がビデオメッセージで「eスポーツは動画配信やバーチャルリアリティなど、あらゆる技術が多く使われている。さらにステイホーム中でもコミュニケーションツールになり、老若男女が参加できて、さまざまなシチュエーションで楽しめる。eスポーツはこれからさらに発展するはず。展示会やセミナーを通して、関連産業も知っていただきたい」とイベントへ期待を寄せた。

　大会や展示会のほか、セミナー「eスポーツの“いろは”?eスポーツから新しい時代を考えよう?」、学習企画「eスポーツってどんなもの？」「ゲームプログラミング講座『ぷよぷよ』」、13日と14日には「芸人 vs レジェンドゲーマー eスポーツバトル！」、12日には「企業交流戦」、「eスポーツピッチイベント」なども動画配信企画として実施する。

　また、同イベントにあわせて「eスポーツでつながろうキャンペーン」を実施する。決勝大会が行われる6タイトルを使用し、視聴者が「共有したい」と思えるムービーや写真を、ハッシュタグを付けてTwitterに投稿すると、抽選で3人に東京生まれのブランド豚「TOKYO X」詰め合わせ（1万円相当）をプレゼントする。受け付けは2月21日19時までとしている。

東京eスポーツフェスタ2021