大会レポート

2023.07.02

STAGE:0 2023 クラロワ部門ブロック決勝Day2、地域No.1はどのチームだ!

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 「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2023(STAGE:0 2023)」の「クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)部門」ブロック決勝戦Day2が7月2日にスタートしました。前日に行われたDay1とともに、8月に開催される全国大会への切符をかけたブロック代表決定戦でもあります。

↓↓Day1の様子はこちらから!↓↓
STAGE:0 2023 クラロワ部門ブロック決勝Day1、全国大会への切符をかけた戦い
https://esports.bcnretail.com/highschool/230701_001213.html

STAGE:0 2023 クラロワ部門 ブロック代表決定戦 Day2

九州・沖縄ブロック代表決定戦

 第1試合は九州・沖縄ブロック決勝。対戦するのは、唐津西高等学校「西高やんぞリターンズ」と、沖縄尚学高等学校「AKK」です。1戦目、唐津西の「・・・選手」がコウモリと建造物をつかって確実に空中戦の対策をしてからの攻めで1セットを先取。2セット目はお互い同じデッキですが、沖縄尚学のShin_10sec選手が守りと攻めをハッキリと分けたことで攻めに集中でき、勝利しました。3セット目はお互いデッキを変更。Shin_10sec選手はエリクサーポンプでエリクサーのアドバンテージを稼ぎながら、三銃士で攻める構成。・・・選手はエリクサーポンプに対策ができず、意表をつかれた形でした。Shin_10sec選手が攻め切り、1本先取です。

トルネードとボムタワーで的確に防衛するへるぴん選手

 沖縄尚学キャプテンのへるぴん選手は、「最後の試合は手が震えてて、慌てながらプレーしていました。いつもは消極的なプレーだったのですが、びっくりさせようとして積極的に攻めました」と話しました。

オンライン高校ブロック代表決定戦

 第2試合はオンライン高校ブロック決勝。対戦するのは、N高「ミリ残り Sparky」とS高「チュ! キング起動でごめん」です。1セット目第1戦は、S高カズえもん選手がエリクサーポンプとゴーレム、ライトニングドラゴンのコンボで攻めます。一方、N高おれい選手はスパーキーで迎え撃ちますが、エリクサーポンプのリードを埋めるには至らず、S高が1戦目をとりました。第2戦もカズえもん選手がエリクサーポンプ、おれい選手はスパーキーで戦いますが、やはり後半にエリクサーポンプのリードが活き、S高が1本取りました。

 2セット目、1戦目はN高のHERO | YUZUMAR選手がS高ちーず選手のデッキを100%読み切った対策デッキで勝利。2戦目もちーず選手のP.E.K.K.AをHERO | YUZUMAR選手が対策し、余裕を持って勝利を納めました。これで一本ずつ取った形になります。

効率的な防衛ののちにロイヤルホグで攻めるテルッチーLOVE雪ノ下雪乃選手

 3セット目、N高のテルッチーLOVE雪ノ下雪乃選手は、相手の攻めを受けきったうえでホグライダーを投げる戦略で勝利。続く2戦目も、防衛ののちにロイヤルホグを投入する戦法を徹底し、テルッチーLOVE雪ノ下雪乃選手が勝利しました。この結果をもって、N高が全国大会に進出しました。

 N高のYUZUMAR選手は、「めっちゃ嬉しいです。自信はかなりありました。アナリストの方が言ったデッキでいったので、対策は万全でした」と話しました。

北海道ブロック代表決定戦

 第3試合は北海道ブロック決勝です。対戦するのは、北広島高等学校「地元LOVE」と北嶺高等学校「ひでと愉快な仲間たち」です。1セット目の1戦目、北嶺のラグラーズ選手はメガナイトで攻めますが、呪文が切れたタイミングで北広島のRyupon選手がアイスゴーレムとバルーンの組み合わせで攻め返し勝利しました。2戦目、ラグラーズ選手は再びメガナイトで戦いますが、Ryupon選手はインフェルノタワーを中心に防衛しつつ、ロケットで着実に相手を削る作戦で勝利しました。北広島が1セット先取です。


 2セット目、北嶺高校のMOTI選手がザッピーで防衛しながら巨大スケルトンとロイヤルジャイアントでタワーを攻め、1戦目を取ります。2戦目、北広島のいっちゃん選手は1戦目で猛威を振るった巨大スケルトンを警戒しながら攻めますが、今度はロイヤルジャイアントを止めることができず、北嶺高校が2セットを取りました。

 3セット目、北嶺のかきピー選手はアサシンユーノやゴールドナイトなど、突進するユニットで攻めます。一方、北広島のMUR選手はゴブリンなどで突進を受け止めながら、とっさの判断で地道にライトニングでタワーを削る戦法に切り替え、勝利をつかみました。2戦目、お互いほぼ同じデッキで再戦。今度はかきピー選手が積極的な攻めで、相手を防戦一方に追い込みつつ攻城バーバリアンを差し込むことができ、1戦取り返します。これでお互いマッチポイントです。3戦目、かきピー選手は再び同じデッキ。MUR選手は迫撃砲を主軸としたデッキです。MUR選手がディガーと迫撃砲のコンボで前後に攻撃を振って翻弄し、ギリギリの戦いを制しました。北広島が北海道ブロックで優勝しました。

迫撃砲で攻めるMUR選手

 北広島キャプテンのいっちゃん選手は、「自分の情けないプレーで流れが変わってしまったのですが、MUR選手が勝ってくれてよかったです。見ててハラハラしました」と感想を述べました。

関東1ブロック代表決定戦

 第4試合は関東1ブロック代表決定戦。対戦するのは、早稲田高等学校「チーム素敵」と牛久栄進高等学校「失恋マスターズ」です。1セット目の1戦目は、お互いライトニングドラゴンとゴーレムの組み合わせでした。お互い様子見を続けましたが、動き始めると早稲田の素敵なるかさんが自陣に相手のキーユニット2体を引き込み対処。反撃でキーユニット2体を通し勝利しました。2戦目、長いにらみ合いの末、ラスト1分で先に動き始めたのは牛久栄進のマリオyu58選手。ゴーレムを出すも、素敵なるかさん選手はエレクトロジャイアントで迎え撃ちます。相性では素敵なるかさん選手が有利ですが、終盤にエリクサー増加量が3倍になると、マリオ選手が無数のユニットを押し込み、勝利しました。

 3戦目はマリオ選手が大きくスタイルを変更。メガナイトなどのユニットを左右に振りながらウォールブレイカーを送り込む戦略。素敵なるかさん選手はスケルトンキングと墓石、スケルトンラッシュで防御からの反転攻勢で堅実に攻めます。最後はユニットの応酬になりましたが、後半のエリクサーが増えた段階でスケルトンラッシュを敵陣に放ち、タワーの耐久を削ることに成功しました。1セット目は早稲田の勝利です。

スケルトンラッシュで攻めながらコウモリの群れをトルネードで処理する早稲田の素敵なるかさん選手

 2セット1戦目は、牛久栄進のたびまる選手は攻めのデッキを選択しましたが、早稲田の素敵なうんますさん選手が堅牢な守りでタワーへのダメージをすべてカット。唯一入ったのは避けようのないファイヤーボールのみで、素敵なうんますさん選手が勝利しました。2戦目、 ? ?たびまる選手はボムタワーで守りつつ、ボムバルーンで攻めるスタイル。対する素敵なうんます選手もボムタワーとロケット砲士で守りながら、ホグライダーで攻めます。たびまる選手は果敢に攻めますが、素敵なうんますさん選手はつねに最適解を選び続け、見事な勝利を納めました。これで、早稲田が全国大会に進みます。

防衛しながらホグライダーを反対に出す攻防一体の戦術を展開した素敵なうんますさん選手

 素敵なるかさん選手は「思ったよりは緊張しないで自分らしくできたと思います」、素敵なうんますさん選手は「緊張したのですが、1戦目に勝ってくれたので、安心してプレーできました」と話しました。

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 これで、ブロック代表がすべて出そろいました。今後の予定は、セミファイナルののち、8月の全国決勝戦になります。高校生による頂上決戦をお見逃しなく!

STAGE:0 2023 今後の予定

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STAGE:0 2023
https://stage0.jp/

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