大会レポート

2024.12.11

母親ゲーマーの挑戦などなど 家族ドラマな展開も 「第13回YAMADA Cup eSports大会 鉄拳8部門」来場者インタビュー

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 10月26日、ヤマダデンキは『鉄拳8』オフライン大会「第13回 YAMADA Cup eSports 大会 鉄拳8部門」の決勝トーナメントをLABI 東京八重洲(東京都)で開催しました。

第13回 YAMADA Cup eSports大会 レポート


 母親ゲーマーの挑戦を見守る息子やプロゲーマーの夫の応援に駆けつけた奥様などなど…取材を進めていくと、今回のeスポーツ大会にも家族のドラマがありました。

(取材・文・写真:小川 翔太 / 編集:BCN eスポーツ部)

そこには家族のドラマが!? 来場者にインタビュー!

 個性的な来場者たち。彼らにインタビューした様子を振り返っていきましょう。

選手としての姿を息子に見せたい 奮闘する母親ゲーマー!

母親ゲーマーさんとその息子さん
母親ゲーマーとその息子さん


──本日の目的を教えてください。

Aさん(母) 今日は選手として来ました。トーナメントで何か爪痕を残せるといいなと思い、大会に参加しました。

 息子は出場したわけではありませんが。今後も一緒に鉄拳ができればいいなと思っていて、選手として頑張っている母の姿を見せたくて連れてきました。

──本日のイベントの感想を教えてください。

Bさん(息子) お母さんが1回戦で勝って嬉しいです。戦っている姿がかっこよかったです。

──お家では2人で練習されますか。

Aさん(母) いえ、対戦相手のお子さんと戦う機会があればやりたいという感じです。

 ただ、コンボは難しいので、スペシャルスタイルを活用しながら戦っています。私はもともと「鉄拳」をゲームセンターで少しやっていました。(息子が生まれてからは一時的に離れていましたが)息子が大きくなったので、趣味を復活させようと思って10年ぶりに戻ってきました。

 息子にも「自分が好きだったゲームにハマってくれたらいいな!」と思い始めたんです。自宅には鉄拳を遊べる環境があるので、息子には趣味の一つとして楽しんでほしいなと思っています。

母親ゲーマーさんとその息子さん


──趣味で格闘ゲームをやると、どのようないいことがあると思いますか。

Aさん(母) 「失敗したときに、次はどうするべきか」と考える力がつくと思います。

 戦っていて「知識があれば何とか勝てたかもしれない」「知識がなかったから負けたかもしれない」ということがあるので、勉強のような感じです。

 できなかったところを自分のリプレイを確認して改善する、PDCAサイクルのくり返しです。コツコツ積み重ねていけば、努力を裏切らないゲームだと思っています。

20年以上も鉄拳を愛するプレイヤー 進行もスムーズで楽しいイベントだった!

20年以上も鉄拳を愛するプレイヤーさんも
20年以上も鉄拳を愛するプレイヤーさんも


──本日の目的を教えてください。

Cさん 鉄拳というゲームイベントを楽しみたいと思ったのと、ヤマダ電機という有名企業が協賛しているので、ある種の使命感で大会に参加しました。

 鉄拳は物心ついたときから、20年以上やっています。

──本日のイベントの感想を教えてください。

Cさん 進行も滞りないですし、実況者も慣れている方なので、すごく楽しいです。

 お店で大会を開催する機会はほとんどないので、このような場所を作ってくださったのもすごいと思います。

決勝進出の夫(プロゲーマー)を応援! 仲間の応援に駆けつける人も!

夫を応援する奥様と仲間の応援に駆け付けた男性
夫(プロゲーマー)を応援するみぃみさん(左)と仲間の応援に駆け付けたDさん


──本日の目的を教えてください。

みぃみさん(左) 今日は、夫(VARREL所属のRangchu選手)が決勝に残っているので応援にきました。

 私もプレイヤーですが、今は子育てを優先しているのであんまりできていません。子育てが落ち着いたら、復帰したいと考えています。

Dさん 私は大会に参加したのですが、すぐ負けてしまって。最後まで知り合いを応援しようと思って残っています。

──本日のイベントの感想を教えてください。

みぃみさん 夫は前回の群馬の大会で優勝していて、今回はかなり商品が豪華なので優勝して欲しいですね。海外遠征が多い時はワンオペ育児になってしまうのですが、なるべく大会に集中できるようにしたいと思っています。

Dさん 悔いの残る試合をしてしまいました。しかし気を取り直して、次の大会では最善を尽くしたいと思っています。

 今回のようにお店でやるイベントが増えたら、ゲームを全く知らない人たちも興味を持ち、少しずつeスポーツが広まっていって良いと思います。

鉄拳一筋!鉄拳を盛り上げてくれるヤマダデンキに感謝

鉄拳一筋!な参加者
鉄拳一筋!な参加者


──本日の目的を教えてください。

Eさん ヤマダ電機さんがいつも鉄拳を盛り上げてくれるので、参加しています。5年ほど前のヤマダ電機さんの最初の大会から参加していて、本戦にも出たことがあるんです。

──本日のイベントの感想を教えてください。

Eさん 私は他の格ゲーでも「FPS」でもなく、昔からずっと鉄拳をやっていました。ヤマダ電機さんは他の格ゲーや人気の「FPS」などがある中で、鉄拳に注目してくれています。

 これは歴の長い鉄拳プレイヤーからすると嬉しい限りで、一緒に盛り上げていけるといいなと思います。

イベントの様子をフォトレポートでお届け!

大会の会場は、LABI東京八重洲の5F
大会の会場は、LABI東京八重洲の5F。
コロナ明け初のオフライン開催とのこと
優勝者にはギフト商品券 50万円分
商品は総額100万円相当のギフト商品券。
優勝者にはギフト商品券 50万円分が贈られます
4名による決勝トーナメント
関東予選、中部予選を勝ち抜いた代表者に加えて、
決勝当日の予選を勝ち残った4名による決勝トーナメントです
ヤマダ電機の実店舗に設営されたeスポーツ会場
ヤマダ電機の実店舗に設営された完璧なeスポーツ会場。
なかなか無いことなので新鮮でした
決勝トーナメントに進んだ選手たち
決勝トーナメントに進んだのは、
(左から)B-KUN選手、Rangchu選手、
TaiHeiYou選手、shuvi選手です
固唾を飲んで試合を見守る観客
友人たちも固唾を飲んで、決勝トーナメントを見守ります
優勝はVARREL所属のRangchu選手
優勝はVARREL所属のRangchu選手でした
トロフィーを手にするRangchu選手
トロフィーを手にするRangchu選手

Rangchu選手優勝コメント

Rangchu選手 eスポーツワールドカップから結果が振るわず、今年はダメそうだなと思っていましたが、ここ最近は結果がついてくるようになりました。

 前回のYAMADA Cupに優勝したときは、まだ子どもが生まれていなかったのですが(今は子どもを授かりました)、この優勝商品を使って、家族一緒にヤマダデンキさんで買い物ができることを楽しみにしています。

 ※この後、Rangchu選手は、12月8日に開催された世界大会「TEKKEN World Tour 2024 Global Finals」で優勝を果たしました。

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外部リンク

ヤマダデンキ
https://www.yamada-denki.jp/

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