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2021.08.20

プロゲーマーの収入源は?ゲームだけで生活していく方法を解説

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 eスポーツ大会で獲得する高額な賞金がたびたび話題となるプロゲーマーという職業ですが、実際にどのような収入源を持っているのでしょうか。

 こちらでは「プロゲーマーの収入」をテーマに、選手たちがどのようにして収入を得ているのかを解説します。eスポーツ1本で暮らしていけるようになるためにやっておくべき活動についても解説しているので、将来はプロゲーマーを目指したいと考えている方はぜひチェックしてください。

プロゲーマーの年収は個人によって大きな差がある

 プロゲーマーは、「ゲームによって賞金などの報酬を得ている人」であれば誰でも名乗ることができる職業です。そのため、出場した大会での成績などによって個人間の収入には非常に大きな差が生まれます。

 eスポーツシーンでは、数億円規模の超高額賞金を獲得したプロゲーマーの存在がたびたび話題となります。そのような人がいる一方で、同じプロゲーマーという職業であっても、成績によっては同年代の平均以下の年収しか得られないことも多々あるのが実情です。

 他方で、練習を重ねて誰にも負けないゲームスキルを身につけるなど、選手個人の努力次第で収入は上限なく伸ばしていける職業とも言えます。

プロゲーマーとして稼ぐための方法は?

 職業としてゲームをプレーして生計を立てるプロゲーマーですが、大会での賞金以外でも収入を得る方法はたくさんあります。プロゲーマーにはさまざまな収入源があり、ひとつの形に絞らず活動することでより安定した生活につながります。

大会の賞金で稼ぐ

 各地で行われるeスポーツ大会に出場し、好成績を残すことで賞金を受け取ることができます。日本よりもeスポーツ文化が発展している欧米などの国のほうが大規模な大会が行われる傾向にあり、注目度の高い大会で優勝すれば数億円もの賞金を一度に獲得することも可能です。

チームに所属して給料をもらう

 企業とスポンサー契約を結んでいるプロゲーミングチームに所属することで、チームから月給や年俸を受け取ることができます。一般企業に就職して給与をもらうという日本においてメジャーな働き方に近く、ある程度安定した収入を確保できます。

動画配信をする

 YouTubeやTwitchといった動画配信サイトにゲーム動画を投稿したり、生配信を行ったりすることで得られる収入です。広告収入に加え、視聴者からの投げ銭などもプロゲーマーの大きな収入源です。

 プロゲーマーが持つ高いゲームスキルは多くの人の注目を集める要素となりますが、ゲームのスキル以上に”面白い配信をする”ためのトーク力などが重要視されます。

イベントに出演する

 eスポーツ大会に実況・解説者として参加したり、eスポーツ関連イベントにゲスト出演したりすることで出演料を受け取ることができます。

 こちらも動画配信と同様に、純粋なゲームスキル以外のイベントを盛り上げるための能力が求められる場です。

スポンサー契約を結ぶ

 特定のチームに所属しない個人が直接企業とスポンサー契約を結び、機材や資金の提供を受けるという形で生活をしているプロゲーマーも存在します。

 プロゲーミングチームに所属している場合は選手個人ではなくチーム単位の契約となることがほとんどですが、一部の企業・チームではチームの所属選手ごとに個人契約を結ぶ形をとることもあります。

トレーナーとして働く

 個人で現役プロゲーマーとして活動しつつ、チームなどに所属する選手やプロゲーマーを目指す後進に対してゲームの指導を行うトレーナーの仕事をしている方もいます。トレーナーとしての仕事の対価として払われる給与も、プロゲーマーにとっては貴重なある程度安定した収入です。

プロゲーマーとして稼ぐためにまずやっておきたいこと

 プロゲーマーがゲーム関連の仕事だけで生計を立てて暮らしていくためには、大会に出場する以外にも幅広く活動をすることが必要不可欠です。プロゲーマーとしてゲーム1本で暮らすことを目標としている方が、将来安定した収入を得るために今すぐ始められることをまとめました。

ゲームのスキルを上げる

 “ゲームのプロ”を名乗るためには、まずはなによりも一般人離れしたゲームのスキルを身につけることが必要です。

 現役のプロゲーマーは、1日のうち10時間以上をゲームの練習にあてていることも珍しくありません。生活などとの両立が可能な無理のない範囲で、繰り返しゲームの練習を行いましょう。

ゲームの実績を重ねる

 練習によって身につけたゲームのスキルを武器に、各地で行われているeスポーツ大会に出場しましょう。注目度の高い大会で好成績をあげれば、プロゲーミングチームやeスポーツファンに自分の存在を強くアピールすることができます。

自分自身の知名度を上げる

 ゲーム動画の配信やゲーム生配信を行って、少しずつ自分自身の知名度を上げることもプロゲーマーへの近道です。eスポーツ大会に出場した経歴がなくても、配信でのプレーの様子がプロゲーミングチーム関係者の目に留まってチーム入りを果たした選手も存在します。

海外にも活動の場を広げる

 アメリカや韓国などの国では日本以上にeスポーツが盛んで、ゲーム配信を見てくれるeスポーツファンの数も多い傾向にあります。そういった海外の国々へ向けた活動を行うことは、自分の世界的な知名度を高めることに繋がります。

 なお、日本人ゲーマーが海外へのアプローチを行うためには、英語をはじめとした外国語を勉強して身につけることも重要です。

ゲーム以外での収入源を確保しておく

 現状、日本におけるプロゲーマーという立場はどうしても安定した収入を確保することが難しく、不安定な職業であることは間違いありません。そんな状況でも、ゲーム以外での収入源を確保しておくことができれば、ゲームに集中して取り組むことができます。

まとめ

 仕事としてゲームをすることで暮らしているプロゲーマーが、どのようにして収入を得ているのかを解説しました。

 プロゲーマーは大会で獲得する高額賞金が話題となることが多い職業ですが、実際には大会賞金以外のルートで得る収入にも生活を支えられています。中でも動画配信によって収益を得ることは、プロゲーマーとしての実績がない人でも実現できるものです。

 将来プロゲーマー1本で暮らしていきたいと考えている人は、今すぐに始められる活動によって夢への第一歩を踏み出してみましょう。

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