解説
2021.09.27
【ゲーム実況者必見】簡単にできる防音対策を徹底紹介
- ゲーミングデバイス
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自宅でゲーム実況などの録音・配信をするとき、外部に声が漏れてしまう心配はつきものです。音漏れはトラブルに繋がることもあるので、しっかりと対策したいところ。誰でも手軽に購入・設置できる防音対策グッズと、本格的にゲーム実況をする人向けのハイレベルな防音設備を紹介するので、自宅の防音における基本知識を身に着け、防音対策を実践してみましょう。
防音対策の基本知識|防音・遮音・吸音の違いとは
防音グッズの紹介をする前に、防音対策における基本知識として「防音」と「遮音」と「吸音」の違いを解説します。
- 防音
外部で発生した音が部屋の中に入ったり、部屋の中で発生した音が外部に漏れたりするのを防ぐこと。 - 遮音
防音対策における手段のひとつ。音波を反射することによって遮断し、外部へ透過しないようにすること。 - 吸音
防音対策における手段のひとつ。音波を吸収して、外部へ透過しないようにし、かつ室内での反響を抑えること。
「防音」の手段として「遮音」と「吸音」を行う、という位置づけです。ここからは、遮音と吸音のために用いる道具を紹介していきます。
【簡単にできる】ゲーム実況における防音対策5選
少ない予算で簡単にできる、ゲーム実況における防音対策を五つ紹介します。
吸音材を活用する
吸音材は、部屋の中で発生した音波を吸収・変換し、外部に漏れにくくしてくれる道具です。床に置くタイプと壁に貼り付けるタイプの2種類があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
価格の安さを第一優先とするなら壁に貼り付けるタイプを、見た目の良さも重視するなら床に置くタイプを購入するのがおすすめです。
遮音シートを活用する
遮音シートは、吸音材によって軽減した音を反射し、より防音効果を高めてくれる道具です。薄くて低価格のものは遮音シート単体では効果が弱く、吸音材やその他の防音グッズとあわせて使うことで強い防音性能を発揮します。安いものでは3500円前後から、おおむね5000円前後が相場です。
防音マットやシートを活用する
防音マット・シートは、壁に貼るタイプの吸音材のように床に敷き詰めることで防音効果を発揮する道具です。カーペットのような見た目で、部屋の家具・レイアウトにもマッチします。1000円台のものから5000円台のものまで、さまざまな製品があります。
防音カーテンに取り替える
防音カーテンは、通常のカーテンと異なる、音を透過しにくい特殊な製法や素材で作られたカーテンです。防音効果と同時に、高い遮光・遮熱効果も兼ね備えています。こちらも単体での防音効果は弱いので、他の防音グッズとあわせて使いましょう。防音効果が高いほど価格も上がっていき、2000円を切るものから1万円を超えるものまでさまざまな製品があります。
窓やドアを閉める
どれだけ部屋の中に防音グッズを設置しても、窓やドアが開いた状態では音が外部へ筒抜けになってしまいます。ゲーム実況の収録や配信を始める前には、開いている窓やドアをすべて閉めることを徹底してください。
本格的にゲーム実況する人向けの防音対策
ここからは、本格的にゲーム実況をする人向けのハイレベルな防音対策を紹介します。導入にはある程度の予算が必要になるため、まずは簡単にできる防音対策をしつつ、今後の参考にしてください。
入力感度が高いマイク
「入力感度」とは、マイクが周辺で発生した音にどれだけ敏感に反応し、音を拾うかという指標です。一般的にdb(デシベル)などの単位によって表されます。もっとも高感度なのは0dbで、市販のマイクは-30db?-60dbくらいのものが多いです。
この入力感度が高いマイクを選んで使用すれば、外部に漏れる心配があるほどの大きな声を出さなくてもしっかりと音を拾ってくれます。
防音ブース
防音ブース(防音室)は、電話ボックスのような形状の小さなブースです。非常に効果の高い防音対策を施しており、ある程度のスペースをとりますが、部屋の中に設置できます。安いもので10万円弱から、防音品質や広さにこだわると30万円、40万円以上するものまであります。
リフレクションフィルター
リフレクションフィルターは、マイクの周辺に設置する録音用の防音グッズです。マイクを囲むような形状になっており、敷き詰められた吸音材によって音を吸収して反響を抑えます。主に楽器店などで取り扱っており、1?3万円程度の製品が多いです。
二重窓
北海道などの寒い地域の住宅では一般的に見られる、二重構造のガラス窓です。断熱効果のほか、防音においても高い性能を持っています。断熱よりも防音に特化した作りになっている「防音合わせガラス」もあり、リフォームによって導入できます。窓のガラス面積などによって大きく変わることもありますが、リフォーム代の相場は5万円から12万円程度です。
まとめ
ゲーム実況をするにあたって準備しておきたい簡単な防音対策グッズと、本格的にゲーム実況をする人向けのハイレベルな防音対策設備を紹介しました。
いきなり防音ブースなどの高価な設備を導入するのは難しくても、すぐに購入できる低価格な防音グッズを組み合わせることによって高い防音効果を得られます。気兼ねなくゲーム実況配信をしようと考えている人は、部屋の中に防音対策グッズを設置してみてください!
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