解説
2021.09.29
ゲーム実況のトーク力を上げたい! 意識すべきポイント、効率よく身につける方法を解説
- 解説
ゲーム実況者にとって、ある意味ゲームのプレイスキルよりも重要と言えるのが「トーク力」です。優れたトーク力があれば、例えゲームが上手でなくても多くのファンを掴むことができます。
今回は、ゲーム実況でのトークに関するよくある悩みを紹介したうえで、それを解決するために心がけたいポイントや、トーク力を効率よく身につけていく方法について解説します。トーク力を磨きたいと考えている人の参考になれば幸いです。
ゲーム実況のトーク力に関するよくある悩み
ゲーム実況を始めたいと考えている人や、始めたばかりの人に特によくあるトーク力に関する悩みを見てみましょう。
話すことがそもそも苦手
ゲーム実況に関してだけでなく、そもそも自分からトークを広げることが苦手な人もいることでしょう。
生配信であれば視聴者からのコメントに応えることもできますが、ゲーム実況は基本的に自分が主体となって話すもの。克服できると実況もしやすくなりますが、音声ソフトなどを駆使すれば、自身の代わりに実況させることもできます。
緊張から言葉に詰まる
特に生配信の場合、初めのうちは緊張していつもどおりの自分が出せず、言葉に詰まってしまうことが想定されます。これはゲーム実況を配信するうちに慣れることで、自然に解消できるはずです。最初は緊張しながらでも実況できるよう、原稿を用意する、深呼吸などをしながら積極的に実況に取り組んでみてください。
無言になり、間ができてしまう
実況の途中で話すことが思い浮かばなくなってしまい、無言の時間が生まれてしまうのも
よくある悩みです。練習をして克服できるのが一番ですが、動画であれば編集で無言の時間をカットすることができます。生配信では、著作権フリーのBGMを流すなどでカバーすることも考えられます。
ゲーム実況のトークで意識したいポイント
ゲーム実況において、面白いトークを視聴者に届けるために意識したい8つのポイントについて解説します。これから紹介するポイントを意識して実践できれば、先述したトーク力に関する悩み減らすことができるはずです。
大きな声で、明るく話す
ゲーム実況に限らず、自分のトークを聞いている人に届けるためには、大きな声で明るくはきはきと話すことが大切です。特に、自分のスタイルをまだ確立していない場合、明るく話す方が無難です。
声を聴いただけで状況が浮かぶように話す
”実況”という言葉通り、ゲームの感想だけでなく内容自体を自分のトークで伝えることを意識しましょう。映像を見ず、声を聞いているだけでも楽しめる実況ができれば、ファン層の幅が広がる可能性もあります。
感情豊かに話す
感情を伝えることができれば、視聴者の共感や臨場感を高めることができます。ただ、顔出しをしない場合は特に、声だけで視聴者に自分の感情を伝えきるのは難しいものです。少しおおげさすぎるくらいを意識して、日常生活での会話よりも感情豊かに話すことを心がけてください。
ゲームと関係のない話をする際
ゲーム実況の視聴者は、あくまでもゲームのプレイを楽しみに見に来ています。ゲームと関係のない話をしたいときは別で雑談配信を行うなどして、ゲーム実況中は目の前のゲームの内容に集中しましょう。ただ、雑談が多いというのも一つのスタイルとして確立することはできます。
無理に面白いことを言おうとしない
トークを盛り上げようとして無理に面白いことを言おうとしても、タイミングを間違えれば違和感のあるものになってしまいます。初めのうちはなかなか難しいことですが、経験を積むことで自然なトークの広げ方も身につくはずです。失敗したかもしれない、と思ったことはあとで振り返って対策を立てると次に活かせます。
内輪ネタを話しすぎない
内輪ネタが多すぎる実況は初見の視聴者に面白さが伝わらず、新たなファンがつきにくくなります。ゲーム実況をしている間は、「今日初めて自分の実況を見てくれている人もいるかもしれない」ということを常に念頭に置きましょう。
声が聞こえやすい環境をつくる
せっかく面白いトークができていても、自分の声が視聴者に聞こえにくいと魅力が半減してしまいます。マイクは価格面も考慮しながら手なるべく性能が良いものを探し、十分な大きさの声で話せるように部屋の防音対策にも配慮しましょう。
動画の編集力も重要
生配信ではなく実況動画を作って投稿する場合は、トーク力だけでなく動画の編集力もコンテンツの面白さに直結します。
うまく話せず冗長になってしまった部分は可能な限りカットしたり、代わりに動画を盛り上げてくれるような効果音などの演出を追加したりして、視聴者が飽きないような工夫をしましょう。
トーク力を効率よく身につける方法
ゲーム実況に欠かせないトーク力は、簡単な工夫で効率よく身につけていくことができますよ。誰でもすぐに取り入れられる3つの方法を紹介します。
台本を作ってみる
途中で何を話せばいいかわからなくなってしまう人は、実況の台本を作ってみましょう。ただし、作った台本に忠実に進めていくだけでは”読んでいる感”が出てしまうため、ある程度ざっくりとしていて細かすぎない台本に仕上げることがポイントです。話題に困らないよう、事前に思いついたことをメモなどしておくと、話を広げることができます。
まずは配信をせずに練習する
ゲーム実況ができる環境が整ったら、まず初めにいきなり配信を始めるのではなく、一人でゲームをプレイしながら話すことに慣れるのがおすすめです。公開はしない前提で録音・録画だけしておけば、後から見返して直すべき点も見つけられます。
何度も実践して経験を積む
トーク力は、結局のところ実際にトークをする以外の手段で上達することは難しいです。最初からベテランのゲーム実況者のようにうまく話せないのは当然ですから、何度も配信やオフラインでの練習を繰り返して経験を積んでいきましょう。
まとめ
ゲーム実況者にとって欠かせない「トーク力」をテーマに、よくある悩みとそれを解消できるポイント、効率よくトーク力を身につけていく方法について解説しました。有名な実況者であっても、活動を始めたばかりの頃から現在のような面白いトークができていた人はごくわずかです。解説したポイントを意識して、焦らずに少しずつトーク力を磨いていってください。
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