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2021.04.26
東京メトロとゲシピによるeスポーツ専用ジムがオープン 本格機材とプロ選手によるレッスンを完備
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eスポーツ教育事業を展開するゲシピは4月26日、東京地下鉄(東京メトロ)と資本業務提携を結んだことを発表しました。そして、共同事業の一環としてeスポーツ専用ジム「eスポーツジム」を開設し、5月19日にオープンします。
ゲシピは2020年3月に実施されたオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR(東京メトロアクセラレーター)2019」で選抜された企業の一つです。これをきっかけに同社は、東京メトロと業務提携し、東京メトロ沿線でのeスポーツジム事業の展開を目指して連携を強化してきました。そして今回、両社は資本業務提携を経てeスポーツジムの第一号店を赤羽岩淵駅にオープンします。
eスポーツジムは「明るく、健康的で、誰でも入りやすいeスポーツ施設」をコンセプトにした施設で、ゲーミングチェアやヘッドセットなど関連設備を完備。ストレスなくeスポーツのトレーニングができる環境を整えています。場所は赤羽岩淵駅に近く、平日は15時から22時、土日祝日は11時から23時まで営業する予定です。
基本料金は月額5500円。事前予約で毎日利用でき、1回3時間まで。単発で利用する場合は都度会員として無料会員登録をすれば3時間あたり1430円で利用できます。プレーできるゲームタイトルはVALORANT、リーグ・オブ・レジェンド、アイデンティティV、レインボーシックス シージ、ぷよぷよeスポーツの5種類です。
また同設備の大きな特徴は、ゲシピが提携しているプロチームの選手からコーチを受けられるサービスを用意していること。通常会員はオプションとして1時間あたり2750円で各ゲームタイトルのプロ選手からコーチを受けられます。また、オンライン限定で、10人限定のプロ育成に特化したコースも用意しており、最終的にはプロチーム加入のための試験も実施すると言います。これらの取り組みは、プロ選手の新たな活躍の場を広げつつ、新人育成の促進につながりそうです。
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