eスポーツ団体
2023.11.28
LoL Esports LJLがPacific Championship Seriesに加入へ 2024年シーズンから
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ライアットゲームズは、2024年シーズンから日本国内リーグのLeague of Legends Japan League(LJL)がLeague of Legends Pacific Championship Series(PCS)に新たに加わることを発表しました。これは2023年初旬のLeague of Legends Circuit Oceania(LCO)加入に連なる動きです。
同社は、この動きを「APAC地域におけるLoL Esportsエコシステム強化に向けた複数年戦略の一環」と考えており、LoL Esportsの発展に以下の三つの影響を与えるとしています。
・統一されたPacificリーグの編成
参加チームそれぞれが広域地域レベルの強豪たちと対戦し、自らの限界に挑める環境に。全プロチームの実力向上と、複数ティア構成の競技エコシステム全体をレベルアップさせる効果を生み出す。
・ファン体験の向上
PCS、LJL、LCOの各チームが織りなす多様性豊かな対戦カードは、ファンにとって見応えのあるものとなる。また、PCSソーシャルチャンネルの集約効果も期待できるため、リーグの最新情報もかつてないほど発信しやすくなる。
・より持続可能性の高いEsportsエコシステムの構築
プロプレイヤーとチーム組織の双方が成長していける環境を構築。今回のリーグ編成は、プロチームにより大きなプラットフォーム・新たなファン層・潜在的視聴者を提供していく取り組みの第一歩となる。
LJLは引き続き国内シーズンを開催しますが、2024シーズンからは、各スプリット終了後にPCSプレーオフに参戦し、国際大会出場枠をめぐってPCSとLCOのチームと競うことになります。Spring Splitで1位を獲得したチームはMSIに出場し、Summer Splitの上位2チームはWorlds出場権を獲得します。
PCSのプレーオフ形式は以下の通り。LJLからは上位3チームがPCSプレイオフに出場します。同プレイオフにはPCSの上位6チーム、LCOの上位2チームも参加します。PCSプレイオフは2ステージ構成で、トップシードの3チームはステージ2からの参戦となります。
PCSのプレーオフ形式は以下の通り。ステージ1では、参加チームがグループA・Bに振り分けられ、ダブルエリミネーションブラケットで対戦。これを勝ち抜いた各グループの首位チームが次のステージに進出します。また一度敗北したチームは、そこから各グループのロワーブラケット勝者を目指して競います。両グループのロワーブラケット勝者は、最終的に「アドバンスマッチ」で激突。その勝者がステージ2の最後の出場枠を獲得します。
ステージ2では、合計6チームが太平洋地域の最強チームの称号を目指して、ダブルエリミネーションブラケットを戦います。
ライアットゲームズは、今回の変更について「LoL Esportsの将来的な競技性を強化するための施策」と捉えており、「リーグの持続可能な未来の実現につながる本質的な一歩であると私たちは強く信じています」とコメント。
今後も太平洋地域におけるLoL Esports体験をより良いものとするべく一層励んでいくとのことです。
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外部リンク
League of Legends Japan League、Pacific Championship Seriesエコシステム加入へ ライアットゲームズ
https://lolesports.com/article/league-of-legends-japan-league%E3%80%81pacific-championship-series%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%81%B8/blt80ae84082260adc9
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