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2025.02.15

「無視」機能実装のDiscord 子どもとデジタルの安全守る非営利団体の創設支援を発表

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 米Discordは、同社の提供しているコミュニケーションプラットフォーム「Discord」に、「無視」機能を追加したことを発表し、子供とデジタルの安全に関する非営利団体の創設支援を表明した。

ニュースイメージ
「Discord」に相手のDMなどを非表示にする「無視」機能が追加


 今回、「Discord」に追加された「無視」機能を使用すると、ブロックや通知を送ることなく特定のユーザーからの新規メッセージ、ダイレクトメッセージ(DM)、サーバー通知、プロフィール、アクティビティを非表示にできる。

 具体的には、「無視」をしてもその相手がフレンドから削除されることはない。また、相手がフレンドでなかった場合は相手からのフレンドリクエストが通知なしでフレンドリスト受信箱に届くようになる。さらに、相手に引き続きDMを送ることは可能なものの、相手からのDMは表示されなくなるほか、共有スペースでの相手のメッセージにタグ付けや返信はできるものの、相手からのメッセージは表示されない。相手のプロフィールは「無視」を解除するまで非表示となる。

 なお、いくつかのグループでは「無視」した相手のアクティビティが引き続き表示される場合があるという。

 あわせて同社は、OpenAI、Google、Roblox、Eric Schmidt、John S.、James L. Knight Foundation、AI Collaborative、Patrick J. McGovern Foundation、Project Liberty Instituteとともに、業界横断的な非営利団体である「ROOST(Robust Open Online Safety Tools)」の設立を、2月10日に発表した。

 同団体は、子どもの安全とデジタル安全に関する重要なギャップを解決すべく、児童性的虐待素材(CSAM)の検出、確認、報告を行うための無料でオープンソースな、簡単に使えるツールを提供する非営利団体として設立。大規模な言語モデルを活用して安全なシステムを強化し、安全技術をもっと使いやすく、アクセスしやすくする役目も担っていく。専門の技術チームが実際にサポートを提供することによって、組織が必要な安全対策を取り入れつつ、イノベーションを続けられるよう支援していくとのことだ。

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「Discord」
https://discord.com/

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