大会レポート
2023.06.24
賞金1000万円、アキバ開催のeスポーツ大会! 通行人の反応をまとめてみた 「RAGE Shadowverse 2023 Summer」GRAND FINALS
- 大会/イベント
- インタビュー
6月18日に秋葉原で開催された、優勝賞金1000万円のeスポーツ大会「RAGE Shadowverse 2023 Summer」GRAND FINALS。会場が駅から徒歩3分の秋葉原中央通り沿いという好立地だったこともあり、多くの通行人が足を止めていました。日曜日の秋葉原なので、歩行者天国を楽しむ親子や海外からの訪日客が多く、普段目にしないeスポーツに興味を示しているようでした。せっかくなので話を聞いてみましょう。
「RAGE Shadowverse」とは
「RAGE Shadowverse」とは、本格スマホカードバトル「Shadowverse」を競技タイトルとしたeスポーツ大会です。予選大会を通過した8人がGRAND FINALSへ進出し王座を競います。優勝賞金は先述の通り1000万円。準優勝も400万円と、高額の賞金も注目されています。参加費は無料で、満18歳未満の場合も、保護者の参加同意書を提出することで参加できます。オフライン会場の入場料も無料で誰でも楽しむことができます。
今回のGRAND FINALSは、2023年6月18日にベルサール秋葉原で開催されました。「Shadowverse」の7周年を記念したイベントということもあって、イラスト展やプロ選手との交流会など、決勝大会以外の楽しみが目白押しでした。
立ち止まった通行人にインタビュー
今回は通行人の中でも、「RAGE Shadowverse 2023 Summer」に興味を示した方々に話を聞いてみました。
「娘がご機嫌なりました♪」
休日の秋葉原を散歩していた、お父さんと娘さん。娘さんが『Shadowverse』のキャラクターの集合イラストに興味を示したとのこと。「歩いていたら偶然見つけました。こういうイベントは初めてです」。そう話すお父さんは、娘さんを連れて会場の中に入りました。
しばらくすると、会場内で応援用のグッズを受け取ったのか、娘さんが楽しそうにスティックバルーンをパンパン叩きながら歩いてきました。ゲームに興味を持つきっかけは意外なところにもあるようです。
ガチなカードゲーマーの外国人
秋葉原を歩いていた外国人の2人がイベントに興味を示していたので、印象をうかがってみました。「とてもオープンなイベントだから、気軽に入れていいね」とコメント。
写真右の人は「Shadowverse」をプレーしたことが無いとのことですが、「マジック:ザ・ギャザリング」と「Flesh and Blood」をプレーしているという、ガチなカードゲーマーでした。
左の人は「Shadowverse」をローンチ直後から2年ほどプレー。現在はプレーしていないとのことでしたが、「シャドバ7周年記念なんだね、これを機会にもう1回遊んでみようと思うよ」と再スタートを宣言。今回のイベントを機に、もう一度「Shadowverse」を遊んでみようとする人もいました。
可愛いイラストに足をとめた女性2人
イベントに興味を示し、足を止めて写真を取っていた二人の女性に話しを聞いてみました。Shadowverseというゲーム自体は知っていた様子で、「絵がカワイイと思って見に来ました! シャドバのルールは何となく知ってはいるのですが、他にやりたいゲームが多すぎて、遊べていないですね」と多忙な様子。
この後は、会場内のブースや決勝大会も見学していきたいとのことでした。いま優勝賞金1000万円を賭けた大会が行われていると伝えると、「すごい!人気があるゲームなのは知っていたけど……」と驚愕。今回のイベントがシャドバの競技シーンを知るきっかけになるのかもしれません。
eスポーツ好きの外国人
会場前で無料配布されているRedBullを受け取って、そのまま中に入ってきた彼は、Shadowverseをプレーしていないようで、このイベントで初めて知ったようです。
イベントの感想を聞いてみると、「とても興味深いイベントですね。ゲームを競技的にプレーするのはとても好きです」とコメント。普段からどのようなタイトルをプレーしているのか聞いてみると、「FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)をよくプレーします。『フォートナイト』『コール オブ デューティ』とか。デジタルカードゲームはプレーしたことは無かったけど、ちょっと気になりました」と、イベントを通して新たなファンが生まれそうです。
イベントの雰囲気を写真で紹介!
イベントにはシャドバのファンだけでなく、まったく知らなかった人も立ち寄っていることが分かりました。今回はシャドバの7周年に加え8カ月ぶりのオフラインイベントということで、ファンの熱量も高く、それに引き寄せられた人もいるかもしれません。こうしたオフラインのイベントは、シャドバを知り、競技シーンを知り、ゲームや選手のファンになっていくきっかけにもなります。
eスポーツへの入り口は広いことに越したことはないので、今後もさまざまな場所で楽しめるイベントが開催されることを期待したいですね。
最後は写真とともに当日の雰囲気をお届けします。
モスバーガーの出張店舗では、普段の店舗では食べることができないスペシャルなバーガーを販売していました。見ての通り具材が飛び出るぐらいの大ボリューム。バンズのふわふわ感と小麦の香りがパワーアップしていて、めちゃ美味でした。
■関連記事
■外部リンク
RAGE Shadowverse
https://rage-esports.jp/shadowverse/
おすすめ関連記事
-
大会レポート
石川・金沢のコミュニティベース「WACHA-WACHA」は心温まる支えあいだった!
2024.11.11
-
大会レポート
実況愛にあふれる出場者たちがスト6実況の上手さを競う 第4回全日本eスポーツ実況王決定戦 大会レポート
2024.11.10
-
大会レポート
5年ぶりのオフライン「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER」で見えた功績と課題
2024.11.09
-
大会レポート
コール飛び交い「チーム応援」の一つの形見えた 会場の両国国技館も魅力たっぷり Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier イベントレポート
2024.11.08
新着記事
-
コラム
“学生×eスポーツで何か絡みたい社会人” 配信技研 取締役 アユハさん主催の交流イベント「ULPA(ウルパ)」 潜入レポート
2024.11.01
-
新製品
スナドラ8 Gen3 LV搭載 REDMAGIC 独自冷却システムと大容量バッテリーで長時間プレーも安心な12インチゲーミングタブレットをグローバル展開
2024.10.31
-
新製品
35ms低遅延モード・ハイブリッドANC搭載 finalがゲームからエンタメまでこれ一台なワイヤレスイヤホンをREBブランドから発売
2024.10.31
-
大会情報
岡山ではブランド牛を無料提供、徳島にかげっちさんのスト6対戦会が初進出などなど 直近開催のeスポーツ・ゲームイベント特集(10月5週版)
2024.10.31
高校eスポーツ探訪
-
2024.08.02
eスポーツが学校生活の活力に 立正大淞南eスポーツ部「GEEK JAM」 ランクイモータルのプロ志望も入部!? 部員インタビュー
-
仙台城南高等学校
2023.08.12
部活動を通じて磨かれた指導力、知識量、分析力 仙台城南高等学校eスポーツ部 後編
記事ランキング
-
1
サービス
2024.10.25
使うのはドライビングシミュレーター 大阪電通大 eスポーツ競技者の疲労緩和や環境改善サポートへ研究開始
-
2
大会情報
2024.10.29
Riot Games ONE 2024 オフラインイベント内容公開!DFM、ZETA、Fnatic、LEVIATANによるエキシビションなど3プログラム 先行チケット販売中
-
3
解説
2023.04.15
VALORANTの戦績トラッカー「Tracker.gg」、使い方を日本語で解説
-
4
解説
2021.09.28
FPSでよく使われる用語(スラング)一覧|意味や使い方を紹介!
-
5
eスポーツ団体
2024.10.28
鳥取・北栄町がeスポーツで地域活性化 企業版ふるさと納税活用で図書館にeスポーツ設備導入へ まずは高校生を中心とした活動展開を目指す