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2024.04.29

「SSD」と「HDD」の違いとは?ゲームへの影響なども含めて解説!

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 現在、ゲーミングPCや家庭用ゲーム機のストレージ(記憶パーツ)は「SSD」と「HDD」の二つが主流です。PCやゲーム機本体、ゲームソフトの動作に必要なシステムデータを保管したり、セーブデータの記録・読み込みを行ったりといった用途で使うことができますが、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。

 今回は、SSDとHDDの違いに注目し、それぞれの特性やゲームへの影響、それぞれに適した使い方を解説します。具体的にどういった用途で使い分けたら良いのか、これから学んでいきましょう。

「SSD」(ソリッドステートドライブ)とは

 「SSD(ソリッドステートドライブ)」とは、PCの動作に必要なソフトウェアや写真・動画・ゲームデータなどの各種データを記憶するパーツです。PCの他、レコーダーや家庭用ゲーム機など、データの読み書きを行う機器に多く用いられています。

SSDのメリット(HDDと比較した場合)

 HDDと比較したSSDのメリットは以下のとおりです。

〈SSDのメリット〉
・読み書き速度が速い
・動作音が小さく静か
・衝撃に強い

 SSDの強みは動作時のパフォーマンスにあります。高速・静音・耐久性を重視する人にはSSDがおすすめで、ゲームプレーへの適性も高いです。

SSDのデメリット(HDDと比較した場合)

 HDDと比較したSSDのデメリットは以下のとおりです。

〈SSDのデメリット〉
・最大容量でHDDに劣る
・容量あたりの価格が高くなりがち

 大容量のストレージが必要なときや、容量面でコスパを重視したいときにはSSDは不向きです。

「HDD」(ハードディスクドライブ)とは

 「HDD」(ハードディスクドライブ)とは、SSDと同じく、PCの動作に必要なソフトウェアや写真・動画・ゲームデータなどの各種データを記憶するパーツです。SSDが登場する以前から幅広い機器に使われてきました。

HDDのメリット(SSDと比較した場合)

 SSDと比較したHDDのメリットは以下のとおりです。

〈HDDのメリット〉

・SSDにはない大容量の製品がある
・容量あたりの価格が安い

 HDDの強みは、容量の大きさと容量単価の安さです。非常に大きな容量のストレージが必要なときや、容量面でコスパを重視するときにはHDDに軍配が上がります。

HDDのデメリット(SSDと比較した場合)

 SSDと比較したHDDのデメリットは以下のとおりです。

〈HDDのデメリット〉
・読み書きに時間がかかる
・動作音や振動が大きい
・衝撃に弱い

 高速・静音・耐久性を重視する人にはHDDは不向きです。特にゲームプレーでの使用を想定し、ある程度の予算が確保できるなら、SSDを選んだほうが良いです。

どんな人がSSDを選ぶべき?


 では、どんな人がSSDを選ぶのか、その理由とともに解説します。

データの読み込みスピードを重視している

 SSDは、HDDに比べてデータの読み込み・書き込みのスピードが速いとされています。ゲームのデータロード・セーブ時には、そのスピードの差を体感できるほどなので、読み込みスピードを重視する人にはSSDがぴったりです。

ゲームのロード時間も短縮できる

 ストレージをHDDからSSDに載せ換えれば、ゲームのロード時間を短縮できます。PCだけでなく、PS4などのコンシューマー機のストレージもSSDにするだけでロード時間が劇的に改善される例も少なくありません。

 ただし、PS5は標準でSSDを使用しているので、ストレージを変えても動作面で大きな変化は見込めません。

読み込み音などが気になる

 SSDはHDDに比べて静音性に優れています。HDDの大きな動作音や振動が気になっているなら、SSDを使ってみましょう。

軽くて衝撃に強いストレージが欲しい

 SSDはHDDよりも軽量で、衝撃に強いです。衝撃による故障・データ喪失のリスクを下げられるので、頻繁にPCやゲーム機のレイアウトを変えることがある人、データを持ち運ぶ機会の多い人にはオススメです。最近では外装に「耐衝撃ボディ」を採用したSSDも登場しています。安心を買うという意味でもSSDは優れています。

どんな時にHDDを選ぶ?


 次にどんな時にHDDを選ぶのか、その理由とともに解説します。

とにかく容量が欲しい

 超大容量の製品があるので、とにかく容量が欲しい時にはHDDを選びましょう。SSDを複数用意すると取り回しも悪く、かえって手間になりますが、HDDなら大容量のものが一つあれば済んでしまうことも多いです。

価格を抑えてストレージを手に入れたい

 HDDは容量あたりの価格が安いので、できるだけ価格を抑えてストレージを用意したい人に向いています。ゲームを快適にプレーできるのはSSDの方ですが、限られた予算で環境を整えたいときには、あえてHDDを購入してコストを抑えるのも一つの手です。

SSDとHDDのおすすめの使い分け方

 SSDとHDDはそれぞれ異なる強みを持っています。環境や用途に応じた使い方を覚えて、それぞれの強みを生かして使い分けてみましょう。

 まず、PCやゲーム機などのメインストレージにはSSDが適しています。SSDのメリットは読み書きのスピード・静音性・耐久性なので、PC・ゲーム機本体やゲームソフトの起動・データロードにかかる時間を短縮できます。プレー中の動作音や振動も気になりません。

 一方で、使わないデータをまとめて保管しておくときにはHDDが最適です。HDDのメリットは大容量・容量単価の安さ。ゲームソフトや動画などの大きなデータを貯め込んでおくサブストレージにはぴったりです。必要なデータがあれば、SSDに移動させれば良いだけです。

 以上のようにSSDをメインに、HDDをサブストレージとして用意するのが、それぞれの強みを生かしたおすすめの使い分けです。データが消えてしまった時に備えて、サブストレージに加えてオンラインストレージなども活用するとさらに安心できるでしょう。

2024年4月時点でのHDD・SSD普及率と今後の展開

 HDDよりも後に登場したSSDの普及率は年々高まっています。HDDは出荷台数が減少傾向にあり、徐々に置き換わりも始まっているといったところです。

 これまでのHDDとSSDは、それぞれ「容量面でのコスパに優れたHDD」・「高価だが読み書き速度に優れたSSD」という立ち位置ですみ分けができていましたが、最近ではSSDも値段が下がってきています。限られた予算内でストレージを探している人でも手に取りやすくなっているので、本当に大容量のストレージが必要でない限り、SSDを選んでおけば何かとメリットが多いです。

【まとめ】HDDとSSDの違いを理解し、賢くストレージを選ぼう

 HDDとSSDには、以下のようにそれぞれ異なるメリット・デメリットがあります。


 SSDとHDDでは、ゲームプレーに適しているのはSSDです。特にロード速度に明らかな差があるので、待ち時間を短縮してよりスムーズなプレーを楽しむことができます。最近では両者の価格差も小さくなってきているので、どちらにするか迷ったときにはSSDを選ぶと良いでしょう。ぜひこの記事を参考に、自分に合ったストレージを選んでみてください。

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