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2024.04.29

「ゲーミングデスク」とは?普通のデスクとの違いやメーカーを紹介

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 ゲーミングPCやゲーミングモニターを設置したり、部屋のレイアウトを考えたりする上で欠かせないのがゲーミングデスク。自分に合ったゲーミングデスクを選んで、快適なゲーム環境を構築しましょう。


 この記事では、ゲーミングデスクの概要や選ぶときのポイントについて詳しく解説します。おすすめのゲーミングデスクも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

「ゲーミングデスク」とは

 ゲーミングデスクとは、ゲームをプレーすることに特化したデスク(机)のことです。一般的なデスクとは違い、ゲーミング関連のデバイスを多く設置できるよう設計されています。

ゲーミングデスクと普通のデスクの違い

 ゲーミングデスクと普通のデスクは、天板の広さや耐荷重などに違いがあります。

 ゲーミングデスクは、天板にPCやモニターなどを設置できるよう天板が広くとられており、なおかつ頑丈に作られています。中にはモニターを複数台設置しても耐えられるように耐荷重を高めにして設計しているものもあります。

自分に合ったゲーミングデスクを選ぶポイント


 ゲーミングデスクは、自分の部屋の環境やプレースタイルによってさまざまな選択肢があります。ゲーミングデスクを選ぶ際のポイントは、以下の五つです。

・一番集中しやすい体勢にフィットした高さ
・作業スペース(天板)の広さ
・直線型やL字型か
・机自体の安定感
・ゲーミングデスクの材質

 それぞれのポイントについて詳しく解説します。

自分が一番集中しやすい体勢にフィットした高さ

 まずは、オンラインゲームをプレーしているときの自分の体勢を確認しましょう。人によってプレー中の体勢は違います。自分の身長や座高を考えるのはもちろん、普段どんな体勢でゲームをするのか考えてデスクの高さを確認してみましょう。

 ゲーミングデスクは、天板の高さによって主に三つの種類にわかれます。

・スタンダードな高さのゲーミングデスク
・ロースタイル

・高さを調整できる昇降式ゲーミングデスク

 それぞれのゲーミングデスクの特徴から、自分に合ったものを選んでみましょう。

スタンダードな高さのゲーミングデスク

 普通のゲーミングデスクであれば、天板の高さが70cm前後に設計されているのが一般的です。ゲーミングチェアに座ってゲームをプレーしている人におすすめです。

 このタイプのゲーミングデスクは、どのメーカーも販売しています。種類も豊富なため、価格帯も広く、好きなビジュアルのものも選びやすくなっています。

ロースタイルのゲーミングデスク

 ロースタイルのゲーミングデスクは、天板の高さが40cm前後で設計されています。普通のゲーミングデスクよりも床に近い設計で、普段、座椅子などに座ってゲームをプレーする人におすすめです。

 ロータイプのゲーミングデスクは、座った際に足を伸ばしやすいのも特徴。モニターアームなども利用してモニターの位置を自由に調節できるようにすれば、座椅子にもたれながらリラックスした体制でゲームをプレーできます。

高さを調整できる昇降式ゲーミングデスク

 高さを調整できる昇降式ゲーミングデスクは、自分の身長にあわせて自由に調節できるのがメリットです。一般的なデスクでは天板の位置がしっくりこないという人は検討してみてもよいでしょう。

 ただし、電動昇降のゲーミングデスクは一般的なものに比べて値段が高くなります。

作業スペース(天板)の広さ

 どれだけの物が置けるのか、という点では、作業スペース(天板)の広さも押させておきたいポイント。モニターの置き方や何を机上に置きたいかを考えて適切なサイズ感を選んでみましょう。

 天板の広さは、80cm・100cm・120cm・140cmなどさまざまな種類があります。事前にサイズを確認してからゲーミングデスクを購入しましょう。

直線型かL字型か

 ゲーミングデスクに限りませんが、机には直線型とL字型の2種類あります。L字型は、直線型のものに比べて部屋の角に設置しやすいのが特徴です。

 L字型は、部屋の隅に作業スペースも広く確保した環境を作りたい場合に向いています。部屋のレイアウトなどもあわせた上で検討してみましょう。

机自体の安定感

 ゲーミングデスクでは、安定感も大事なポイントです。ゲーミングPCやモニターなどを複数台設置する場合は、耐荷重が足りていないとぐらつきが生じやすくなります。プレー中にマウスを動かすだけで揺れてしまうというのもなんだか心もとないですから、安定感のある机を選びたいですよね。机のレイアウトを考えながら耐荷重のあるゲーミングデスクを選びましょう。

それぞれの目的別おすすめゲーミングデスク


 ここまで、ゲーミングデスクの選び方やポイントを解説しました。次は、さまざまな種類があるゲーミングデスクの中でおすすめの製品を紹介していきます。

・ゲーミングデスクが初めての人におすすめのモデル
・汎用性が高いゲーミングデスク
・ロースタイルで遊びたい人向けのゲーミングデスク
・高さを調整したい人向けのゲーミングデスク
・L字型が気になっている人向けのゲーミングデスク

 上記五つに分けておすすめ製品を一つずつ解説します。ゲーミングデスクを購入する時の参考にしてみてください。

ゲーミングデスクが初めての人におすすめのコスパモデル

製品ページから引用、以下同


商品名    GM001 118
価格(2024年4月時点)    1万7990円
URL    https://www.nitori-net.jp/ec/product/6201888/


概要:ニトリが提供するゲーミングデスク。ゲーミングデスクの中では比較的安い価格で購入できる
強み:シンプルなタイプのゲーミングデスクでゲーム環境を整えられる。ヘッドホンフックやコンセント収納パーツなども設置されている

 初めてのゲーミングデスクにおすすめなのは、ニトリが販売する「GM001 118」です。カラーが3種類展開なのもうれしいポイント。シンプルな設計でゲーミングデスクの中では比較的安価です。コスパが良いモデルを揃えてゲーミング環境を整えたいときにはおすすめです。

汎用性が高いゲーミングデスク


商品名    XG-H
価格(2023年12月時点)    1万9999円
URL    https://www.tansu-gen.jp/products/56800011

概要:家具インテリアのタンスのゲンが展開するブランド「CYBER-GROUND(サイバーグラウンド)」のゲーミングデスク。価格が2万円以下で高さ調節もできるため、汎用性が高い
強み:さまざまなスタイルに対応したゲーミングデスク。オンラインゲームだけでなく在宅ワークなどにも活かせるため汎用性が高い

 汎用性が高いゲーミングデスクをお探している人におすすめなのは、CYBER-GROUND(サイバーグラウンド)が提供する「XG-H」です。

 「XG-H」は、高さ調節が可能なので、自分の身長にあわせて環境を整えられます。背面タップに配線を収納できるので見栄えもよく、側面にヘッドホンをかけられるため、使い勝手もよいゲーミングデスクといえます。

ロースタイルで遊びたい人向けのゲーミングデスク


商品名    BHD-700L・1,000L・1,200L
価格(2024年4月時点)    2万800~2万9627円
URL    https://www.bauhutte.jp/product/bhd1000l


概要:Bauhutte(バウヒュッテ)のロースタイルのゲーミングデスク。簡単なレバー操作で天面を39cm~48.5cm昇降できるのも魅力。
強み:ロースタイルのゲーミングデスクなので座椅子との相性が良い。昇降できるタイプのゲーミングデスクなので、座椅子の高さなどにあわせてゲーム環境を整えられる

 ロースタイルのゲーミングデスクは、Bauhutte(バウヒュッテ)が提供する「BHD」シリーズがおすすめです。

 三つの幅から選択できるため、部屋の広さに適したサイズを選べます。また、ロースタイルなので座椅子と相性の良いデスクです。昇降式で自分に適した高さに調節もできるのも魅力です。

高さを調整したい人向けのゲーミングデスク


商品名    BHD-800CM・1,000M・1,200M
価格(2023年12月時点)    2万5800~2万9084円
URL    https://www.bauhutte.jp/product/bhd1000m/


概要:Bauhutte(バウヒュッテ)の昇降式ゲーミングデスク。さまざまなサイズ、カラーが展開されており、使用環境などで自分に合ったものを選べるのが特徴
強み:自分の身長にあわせて高さを調節できる

 高さを調節できるゲーミングデスクは、Bauhutte(バウヒュッテ)のゲーミングデスクがおすすめです。

 Bauhutte(バウヒュッテ)のゲーミングデスクは高さが調節できるだけでなく、さまざまなゲーマーが使用できるよう、サイズやカラーが豊富に用意されています。他の家具とテイストを揃えたいというひとにもオススメです。

L字型が気になっている人向けのゲーミングデスク


商品名    ゲーミングL型コーナーデスク(GM003 160 WH)
価格(2024年4月時点)    2万9900円
URL    https://www.nitori-net.jp/ec/product/6201930s/


概要:ニトリのゲーミングデスク。2種類のカラーから選べる
強み:天板が広々と利用できるのが魅力。三つのモニターを使用する、湾曲モニターを設置するなど、どうしてもスペースが必要になるときには便利

 L字型のゲーミングデスクが気になる人には、ニトリが販売している「GM003 160 WH」がおすすめです。ホワイトとブラックの2種類のカラーから好きな方を選べます。

 「GM003 160 WH」は、天板を広々と利用できるのがメリットです。スマホやタブレット、小物などを置けるスペースも確保できます。天板の裏奥側にコンセント収納場所があり、配線をすっきりまとめられるのも特徴です。

【まとめ】自分に合ったゲーミングデスクを選ぼう

 ゲーミングデスクは、通常のデスクと比較してゲームをプレーすることに特化したデスク(机)です。耐荷重性に優れて頑丈かつ、天板が広く設計されています。

 ゲーミングデスクは、天板の広さや高さはもちろん、日ごろのプレースタイルを考えながら選ぶのが重要です。この記事を参考に、自分に合ったゲーミングデスクを見つけて、より快適な環境でゲームを楽しみましょう。

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