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2024.10.31

小学生から組める? 電子工作教材の制作ノウハウ詰まった「アケコン組立キット」発表 クラファンも開始予定

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 電子工作キット「エレキット」の企画・製造・販売のイーケイジャパンは、格闘ゲーム向けの自作コントローラーキット「LABOX」を開発し、11月14日からクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で出資者の募集を開始する。

自作コントローラーキット「LABOX」


 「LABOX」は、エレキットの格闘ゲーム好き社員が企画と設計を担当。自由で初心者に優しい組み立てキットを目指しつつ、ただ組み立てるだけではなく、プレイヤーひとりひとりにあったさまざまなカスタマイズができるような特徴を盛り込んでいる。

 ハードルが高く感じられる自作キットだが、「LABOX」ではエレキットの50年にわたる工作キットのノウハウを駆使。初心者でも作りやすい設計に仕上げたという。制作難易度は「ガッツがあれば小学生でも一人で作れる」レベルのようだが、別途オプションで組み立てサービスも用意している。


 コンパクトながら、三和電子のOBSF-24を加工せず搭載できる内寸で、膝置き、机置き両方がしやすいサイズ感。プレーを邪魔しない、シンプルで手に馴染むボディとなっている。


 利便性を追求した天板には、計17個のボタンを搭載可能な24mm径のボタンホールを設置。メニューなどに使用できる6つのファンクションボタンと、最近需要高のOLEDディスプレイを搭載できるスペースも用意している。また、全パーツを天板裏に集約し、組み立てやメンテナンスを容易だ。

 さらに同製品では、自由にカスタムできるよう天板と背面コネクタパネルのデータを公開する。データは、3Dの3Dプリンタ向けと2DのCAD向けをそれぞれ予定している。これにより、より自分に合ったコントローラーを制作することもできる。


 天板システムは、特殊なネジなどを使用せず、マグネットで開閉できる機構を採用した。好きな素材やボタン配置の天板を作り、簡単に交換できる。穴開けに不安がある人や高品質な天板を求める人のために、天板製作サービスも提供するという。


 基板は、プレイヤーの間で評価の高い、オープンソースのファームウェアを使用できるRaspberry Pi Picoを限界まで活用できるよう専用基板を開発。PCなどと接続して使用することができる。また、プロを中心に評価の高い、BrookのGen-5Xシリーズも搭載できるようにした。付属天板には専用のボスがあるため、ネジで留めるだけで使用できる。

 クラウドファンディングのプロジェクトは、All-or-nothing方式。目標金額に到達する申し込みが集まれば製造できるが、集まらなければプロジェクトは中止され、製品が世に出ることはない。クラウドファンディング限定の割引きオプションも用意している。募集期間は11月14日から12月22日まで。2025年6月頃に製造完了を予定している。

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外部リンク

イーケイジャパン
https://www.elekit.co.jp/

「LABOX」CAMPFIREプロジェクトページ
https://camp-fire.jp/projects/794294/

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