大会レポート
2024.08.29
参加希望者が殺到した鉄拳大会「CELLPRO CUP Round4」来場者インタビュー、こだわりのアケコン紹介も!
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- 鉄拳
8月18日(日)、東京のRed Bull Gaming Sphere Tokyoで、『鉄拳』大会「CELLPRO CUP Round4」が開催されました。CELLPRO CUPでは初めてPS5版『TEKKEN8』を使用した賞金制2on2オープン大会です。定員32人を大幅に上回って参加希望者が殺到したので、抽選となるほどの人気ぶりでした。
会場には、プロ選手のchikurin選手やストリーマーのたぬかなさんも登場! 格ゲー界隈ではお馴染みのゲームキャスターである「あの人」や「この人」も取材に応じてくれました。
(取材・文/松永 華佳 編集/小川 翔太)
来場者にインタビュー
本戦の合間に、来場者4組にインタビューしました。
たぬかなさんのファン「chikurin選手と戦えたことが印象深い」
──本日の目的を教えてください。
Aさん たぬかなさんのファンの集まりがあり、普段からみんなで『鉄拳』をやっています。
これまで「大会に出る」なんて考えたこともありませんでしたが、今回「ファンのみんなで大会に出場しよう」という話になり、いくつかのチームを組んで参加しました。
──本日のイベントの感想を教えてください。
Aさん 初の大会参加でしたが、和やかで楽しい雰囲気でした。配信ステージでchikurin選手と対戦できたのが良い思い出です。負けて悔しかったのですが、仲間のヤジが飛び交う中でのプレーは楽しかったです(笑)。
Bさん とても楽しかったです。負けてしまいましたが、2回戦でchikurin選手とステージで戦ったのは良い経験になりました。オフラインならではの周囲の応援が、オンラインとは違う楽しさでした。
長谷川優貴さん「勝った時は嬉しさ2倍、負けた時は悔しさ2倍」
──本日の目的を教えてください。
長谷川さん ゲームキャスターとしてリアルな実況を学ぶため、数カ月前からオフラインイベントに参加しています。Red Bull Gaming Sphere Tokyoさんには普段からお世話になっており、今回もぜひ参加したいと思って来ました。
Cさん 今日は仕事があり観戦だけですが、知り合いの応援と対戦を見て勉強しようと思って来ました。
──本日のイベントの感想を教えてください。
長谷川さん 最初は対戦会に少し怖さを感じていましたが、皆さん優しく、初めての人とも楽しく試合ができました。
2on2なので、負けた時にチームメンバーに申し訳ないと思いましたが、その分応援にも熱が入り、試合に出ていなくても楽しめました。相方がいる分、勝ち負けの感情が1on1の2倍になるような感覚でした。
Cさん 雰囲気がとても良いですよね。自分も大会を運営することがあるのですが、会場で新しく出会った人とも交流を深めていけたらいいなと思っています。
神園さん 「友人に誘われて初のチーム戦参加」
──本日の目的を教えてください。
神園さん 大会があることを知らなかったのですが、友達に誘われてペアを組んで参加しました。
──本日のイベントの感想を教えてください。
神園さん とても楽しかったです。初めてのチーム戦で、普段とは違う新鮮な体験ができました。特に、普段対戦機会の少ない強い相手との戦いが印象に残っています。
1on1とは異なり、チーム戦では相方にも責任を感じることがありました。試合自体は1on1でも、メンタル的にはチームの一体感を味わえて良かったです。
用心BΩYさん「1on1とは異なる戦略の立て方が2on2の難しさ」
──本日の目的を教えてください。
用心BΩYさん 妻が「REJECTのイベントに参加したい」ということで、昨日、夫婦で大阪から来ました。せっかく東京に来たので、僕も『鉄拳』の大会に参加することにしました。
僕は『鉄拳』のプロライセンスを所持していますが、今年はキャスターをメインに活動しています。そのため、最近は選手として大会に出ることは少ないのですが、「皆さんと話したり交流できる機会にしたい」と思い、参加しました。
イカリさん 小学生の頃から『鉄拳』をプレーしてきて、色々な大会に参加しています。自分やチームの強さを証明するために参加して、いつも優勝を目指しています。楽しむのはもちろんですが、かなり本気です。仕事のような感覚で取り組んでいます。
──本日のイベントの感想を教えてください。
用心BΩYさん 初めて『鉄拳8』の2on2大会に参加しました。1on1の大会は緊張しますが、2on2はリラックスして取り組めました。負けたらもちろん悔しいですが、チームメイトと一緒に盛り上がれたので、とても楽しかったです。
イカリさん 『鉄拳』のチーム戦は珍しいので、チームで大会に参加できたことが良い思い出になりました。1on1と2on2では戦略が全く異なり、調整が難しかったのですが、その難しさも含めて楽しい体験でした。
特別企画:こだわりのアケコンを見せてもらった!
イベントの感想を伺った用心BΩYさんとイカリさんのアケコンは、どちらもカスタマイズが施されたオリジナルのもので、それぞれにこだわりが詰まっています。
イカリさんの一番のこだわりポイントは「レバーの硬さ」です。実際に触らせてもらったところ、かなり重さがあり、滑りにくい仕様になっていました。
これは、イカリさんが初めてゲームセンターで遊んだ際のレバーの感触に近づけるために調整した結果だそうです。
一方、用心BΩYさんは、手の大きさに合わせて元々大きめのアケコンを使用していたものの、年齢と共に大会での移動が負担になり、小型のアケコンに切り替えたそうです。
レバーとボタンの下に余裕を持たせた設計で、アケコン全体はコンパクトでも、大きな手でも扱いやすいよう工夫されています。
用心BΩYさんは、ゲーム周辺機器メーカーのQanbaの社長と友人関係で、結婚祝いとしてこの新作アケコンをプレゼントしてもらったのだとか。
また、二人のアケコンには大きさ以外にも特徴的な違いとして、「ボタンの音」がありました。イカリさんは「消音」が特徴のゲーマーフィンガーを使用し、対戦相手に押すタイミングを悟られないようにしています。
一方、用心BΩYさんは、ゲームセンターのようにしっかりと音が鳴るタイプのボタンを選択。音が出るデメリットを理解しつつも、押した際の心地よさを優先した結果、このようなカスタムになったそうです。
お二人の個性やプレースタイルに応じた細かなこだわりが詰まっている素敵な愛機でした。
会場の様子もフォトレポートでお届け!
なんと、翌日からサウジアラビアで「Esports World Cup 2024」出場を控えるchikurin選手の姿が! 大会の合間を縫って、コミュニティ大会にも参加するなんて……底知れぬ「鉄拳愛」ですね。
会場には多数の野良試合席が設けられており、本戦の傍ら、来場者同士で対戦ができるようになっていました。
会場中でヤジが飛び交う光景は、さながらゲームセンターでの白熱した対戦会を思わせるものでした。
緊張感と楽しさが絶妙に交錯し、まさにオフラインの格ゲー大会ならではの魅力が詰まったイベントでした。
(c)TEKKEN8 & cBandai Namco Entertainment Inc.
【お詫びと訂正】
初稿時、「イカリさん」の表記が「Dさん」となっておりました。お詫びして訂正いたします。
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外部リンク
【TEKKEN8】CELLPRO CUP Round4 @RedBullGamingSphereTokyo(youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=RHqZUkb12AU
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