BCN eスポーツ部 高校eスポーツを応援するニュースサイト

MENU

PCゲームに重要なCPUとは?性能やベンチマークスコアの見方を解説!


 PCを購入するとき、大まかな目安としてまず確認すべきスペックの一つが「CPU」。PCにとって脳に近い役割を持つCPUの性能は、ゲームのプレーにおいても非常に重要です。

 今回は、PCのスペック検討にあたって必ず知っておきたいCPU性能の重要性と、その性能の見方を解説します。自分にぴったりのPCを購入するために必要なCPUのスペックの参考にしてください。

 

ゲームを快適にプレーしたいならCPUについて知ろう

 PCでゲームを快適にプレーするためには、そのゲームソフトの動作に耐えうるだけのスペックを備えた製品が必要となります。その要となるのが、PCにとって脳の役割を持つ「CPU」です。

 

そもそもCPUとは?

 CPUは、PCを構成する部品の一つ。PCのあらゆる動作に必要な“演算処理”を行う部分であり、CPUの性能が高ければ高いほど、より複雑で高度な処理に素早く対応できます。

 ちなみに、作業内容が要求するスペックに比べてCPUの性能が低いと、作業に以下のような支障が出ます。

〈CPU性能不足が原因の主なトラブル〉

  • 起動中のソフトウェアが強制終了する(落ちる)
  • ブルースクリーンと呼ばれるエラー画面が表示される
  • 画面の動きがカクつき、重くなる

 PCを購入するときは、そのPCを使ってどんなことがしたいかをあらかじめ想定し、それに見合ったスペックの製品を選ぶことが大切です。ゲームをプレーする場合以外でも、画像編集や動画編集の作業をしたい場合や、一度に多数のソフトウェアを起動し、PC1台で複数の作業をこなしたい場合などの使用用途を考えているならCPUの性能にこだわってPCを検討するべきでしょう。

 

CPUの性能の見方

 CPUのスペックについて調べてみると、そこにはさまざまな指標があることがわかります。それぞれの指標が何を表しているものなのかを解説していきましょう。

 

ベンチマークスコア

 CPUの性能を測る方法として、「ベンチマークソフト」というソフトウェアでCPUに負荷をかけ、その結果をスコアリングする方法があります。この方法は製品によってそれぞれ仕様が異なるCPUの性能レベルを同じ基準によって数値化するもので、算出された数値を「ベンチマークスコア」と呼びます。CPU製品のベンチマークスコアを比較すれば、どちらがより高い性能を持っているのかがおおまかにわかります。

 CPUのベンチマークスコアで見るゲームの動作レベルは以下のとおりです。

 

 

 要求されるスペックおよび上記の動作レベルはタイトルによっても大きく変わる部分なので、プレーしたいタイトルの動作環境情報も参考にしてみてください。以下、CPUの性能を決定する各種要素について解説していきます。

 

コア数

 コアは、CPUにおいて実際に処理作業を行う部分。CPU内にコアが複数搭載されていれば、同時に行える作業の数が増えます。

 近年主流のCPUは、1つのCPU内に複数のコアがある「マルチコアプロセッサー」タイプがほとんどです。ただし、性能が低いコアが多く搭載されているより、コア数は少なくても一つ一つの性能が高い場合の方が快適に動作する場面もあります。CPUの性能はコア数だけでは語れないため、コア単体の能力やその他の要素にも注目してください。

 

スレッド数

 「論理コア数」とも言われるスレッド数は、“PC側が認識しているコアの数”を表すものです。

 物理的に搭載されている数よりも作業スペースの数が多いと認識させることで、一つのコアの処理能力が余力を残している場合に追加の処理を担当させ、より効率良く作業が行えます。同じコアを同じ数搭載しているCPU同士を比べるなら、スレッド数が多い方が体感的な性能は高いと言えるでしょう。

 

キャッシュ容量

 CPUにおけるキャッシュ容量(キャッシュメモリ)とは、CPUが頻繁に使用するデータを一時保管しておく領域のこと。データが元々CPU内に保存されていれば、CPUがPC内のメインストレージ(PC内でデータを保存しておくことを目的とする場所)にアクセスして必要なデータを持ってくるよりも処理が早く済む、という仕組みです。

 ただし、キャッシュメモリが大きく、データを保管するスペースが広いほどデータを持ってきて処理するまでにかかる時間は増えます。そのため大きければ大きいほど良いというわけではなく、バランスが重要です。

 このバランスはCPUの開発段階であらかじめ考えられた上で適した容量が積まれているので、CPU自体を自作するのでなければ購入者が深く気にする必要はない部分と言えます。

 

動作周波数(GHz)

 CPUにおける動作周波数(クロック周波数、クロック数)は、簡単に言うならば“CPUの処理速度”を示すものです。1秒の間にCPUが動作する回数を測り、それをGHz(ギガヘルツ)の単位で表記しています。

 しかし、あまり周波数が高すぎても消費電力が上がってしまうというデメリットがあります。こちらもコア数と同様、動作周波数だけでCPUの性能は語れないため、他の要素と組み合わせて総合的に判断することが必要です。

 

CPUのメーカーは大きく分けて2種類ある


 現在主流となっているCPUは、主に「Intel」と「AMD」の2つのメーカーによって製造されており、それぞれの製品には以下のような特徴があります。

〈Intel「Core i」シリーズの特徴〉

  • GPUとの連動性能が高い
  • AMDのRyzenシリーズに比べて価格に対する処理性能の高さはやや劣る
  • 最もメジャーである分あらゆるソフトへの適正があり、PCで幅広い作業をしたい場合におすすめ

 

〈AMD「Ryzen」シリーズの特徴〉

  • 電力効率が良く、発熱が少ない
  • ソフトによっては適性がなく正常に動作しない可能性がある
  • Core iシリーズよりも安くて処理性能が高いため、Ryzenでも問題なく行える作業に絞ってPCを使う場合におすすめ

 価格に対する性能(コストパフォーマンス)や各ソフトウェアの適正など、自分が求める要素をより満たしてくれる方を選んでください。

 

まとめ

 ゲーム用のPCの購入を考えている方のために、PCにおいて脳の役割を持つ「CPU」の重要性と選び方を解説しました。

 CPUのスペックは、「どれだけの性能のコアが」・「いくつ搭載されていて」・「どれだけの速さで動けるか」によって決まります。本記事で解説した要素の1点に集中するのではなく、CPUの動作に影響する複数の情報を見ながら総合的にスペックを判断することが必要です。

 ぜひ本記事を参考に、自分が求めるスペックを備えたCPUを見つけてください!

 

■関連記事