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2023.12.18

面積はTDLと同じくらい!?サウジアラビアにゲーミング&eスポーツ地区が誕生へ

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 サウジアラビアのギガプロジェクトの一つである「キディヤ(Qiddiya)」のキディヤ・インベストメント・カンパニーは、首都リヤドにエンターテインメント、スポーツ、カルチャーなどの遊びに特化した街「キディヤ・シティ」内に、「ゲーミング&eスポーツ地区」を建設すると発表しました。

ゲーミング&eスポーツ地区


 地区面積はなんと50万平方メートル以上。これは東京ディズニーランドの敷地面積と同程度です。10万平方メートル以上の飲食店、小売店、エンターテインメントスペースなどが整備される予定で、ゲームの世界を圧倒的な規模感でリアルに再現するとのこと。さらに2000戸を超えるテーマ別の住宅や、700室を超えるホテルも建設され、ゲーマーだけではなく幅広い層の人々が住み、働き、遊ぶ場所となります。

「ゲーミング&eスポーツ地区」内の
eスポーツ会場の一部
「ゲーミング&eスポーツ地区」内の
テーマゾーンの一部


 さらに5300席と世界でもトップ3に入る規模のeスポーツ会場を含む四つのeスポーツ大会専用会場と周辺施設の整備を計画。eスポーツイベントが1年を通じて開催され、大規模なeスポーツ大会開催時の最大収容可能人数は、同地区全体で7万3000人となります。常時世界トップクラスのeスポーツチームを受け入れ可能で、最大25のeスポーツチームがトレーニングや競技をしながら生活できる環境を整えるとのことです。ゲームやeスポーツ業界を代表する30社以上の地域本部も誘致し、雇用創出や技術投資を促進する予定です。

 「キディヤ・シティ」には、ほかにもモータースポーツのスピードウェイ、ゴルフコース、ウォーターテーマパークやシックスフラッグをはじめとするさまざまなテーマパーク、そして多目的スタジアムを設ける計画です。リヤドの中心から車で約40分の距離に位置し、総面積360平方キロメートルの土地に6万棟近くの建物が建設され、最終的には60万人以上の住民が住み、30万人以上の雇用創出を目指しています。

 中でも「ゲーミング&eスポーツ地区」は、ゲームとeスポーツのグローバルな中心地を目指すとともに、2030年までに最大1000万人の観光客の誘致を進める「ゲームおよびeスポーツの国家戦略」と「サウジ・ビジョン2030」の中核のプロジェクト。今後もさらなる発表を予定しているとのことです。

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外部リンク

「eスポーツ&ゲーミング地区」ホームページ(英語)
https://qiddiya.com/qiddiya-city/gaming/

キディヤ ホームページ(英語)
https://qiddiya.com

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