大会レポート

2021.08.13

1960校参加の「STAGE:0 2021」、LoL部門のNo.1はN高! 3連覇達成!!

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 日本最大規模の高校eスポーツ大会「STAGE:0 2021」リーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門の決勝トーナメントが8月13日に開催されました。全国から集まった高校の頂点に立ったのは、N高でした!

 なお、1日目の結果はこちらで確認できます。

 STAGE:0は全国1960校、2234チーム、5675人のNo.1を決める高校対抗のeスポーツ全国大会。1日目となる8月12日にはLoL部門のブロック代表が戦う準々決勝が実施されました。翌13日は準決勝・決勝大会となります。

準決勝 第1試合 クラーク記念国際(Yuki飯食べたい) vs クラーク記念国際(sesa飯食べたい)

 準決勝の第1試合は同校対決になりました。クラーク記念国際の「Yuki飯食べたい vs sesa飯食べたい」。校内の対戦ではYuki飯食べたいが優勢でしたが、その差を覆せるのかに注目が集まりました。試合では、序盤11分にsesa飯食べたいが攻めましたが、Yuki飯食べたいが反撃で優勢に。徐々に差を広げていきましたが、中盤にはsesa飯食べたいがさし返すなど接戦を繰り広げました。終盤、Yuki飯食べたいのチームワークが発揮され、決勝にコマを進めました。

クラーク記念国際(Yuki飯食べたい) vs クラーク記念国際(sesa飯食べたい)

 Yuki飯食べたいのsiroshi15選手は、同校対決で複雑な心境だったことを吐露しながらも「お互い全力を出し切って戦えたので悔いのない試合でした。接戦でしたが、チームの中でしっかり話ができて声掛けができたことが大きかった」と振り返りました。

準決勝 第2試合 N高 vs 国際アート&デザイン

 準決勝2戦目は「N高 vs 国際アート&デザイン」。序盤から2分に1度はN高が相手プレーヤーを撃破する勢いで押す展開でした。中盤に差し掛かった14分ごろに大きな衝突が発生しましたが、N高が圧勝。その勢いのまま敵本陣を攻め、N高が20分という速さで勝利を納めました。N高の個人技の高さが光った対戦と言えます。決勝に進むN高のないな選手は、「見てくれている先輩や親のためにも優勝したいです」とコメントしました。

N高 vs 国際アート&デザイン

決勝戦 クラーク記念国際(Yuki飯食べたい) vs N高

 決勝戦の組み合わせは「クラーク記念国際(Yuki飯食べたい) vs N高」。2戦先取ルールで対戦する。N高は第1回、第2回と2連覇中。リーダーのないな選手は、「ここでしっかり勝って、絶対王者の称号は守りたい。3連覇を狙う」と力強く語りました。Yuki飯食べたいのsiroshi15選手は、「やっとここまで来た。練習量はどの学校にも負けていないので、そこを発揮したい。いつも通りやれば勝てる。両親や友達に応援していると結構いわれた。まずはしっかり1回勝ちたい」と意気込みます。

クラーク記念国際(Yuki飯食べたい) vs N高

 1戦目は7分に一度衝突してから、まずはYuki飯食べたいが優位に立ちました。途中、連携が乱れる場面があったものの、リソースの面での有利は確保。中盤16分に発生した大規模な戦闘でもYuki飯食べたいがN高を退けました。続く18分に撃破ボーナスを持つNPCを巡って総力戦が勃発。ここでもYuki飯食べたいがN高の隙をついて勝利しました。ただ、地道にリソースを集めていたN高が徐々に勢いを取り戻し状況はイーブンにまで盛り返します。終盤に差し掛かると、お互い牽制し合い膠着状態に。その後は戦況が入れ替わり続ける大接戦の末、N高が決勝戦1戦目を勝ち取りました。

 2戦目は序盤は一進一退の攻防。中盤からはN高が連携力で上回り始めました。16分に発生した大規模な戦闘では、有利なリソース差を活かしてN高がYuki飯食べたいを圧倒。以降はさらに差が広がり、N高が大きくリードしたまま優勝に輝きました。

圧倒的な戦力さで押し込んだN高

 N高のリーダーを務めるないな選手は、「本当に嬉しいです。こんなに大きな大会で優勝できたのは初めてです」と勝利を噛み締めました。勝因について聞かれると、「チームのみんなからの支援、学校の先生方や両親に支えてもらったおかげです」と感謝を述べました。

 N高チームメンバーのrre選手は、「三連覇できてうれしい。二連覇した時のメンバーはAcciy選手だけで、ほかのみんなは卒業してしまたので、ちゃんと三連覇できてよかった」とコメント。これを受けてAcciy選手は、「昨年もクラーク記念国際との対戦で2-0で勝利しました。絶対王者と言うからには今回も一本も負けてはだめだということで、2-0で勝ててよかったです」と話しました。

優勝が決定した瞬間のN高

 zyunia選手は「去年は別のチームで負けてしまいましたが、今年はこのチームにはいって勝ててよかったです」、リザーブメンバーのyunocy選手は「安心しながら見れる試合で良かったです」とコメント。momo tqt選手は、「こんなに大きい大会は初めてでしたが、周りで応援してくださった方々のおかげで勝つことができました。ありがとうございます」と振り返りながら、MVPに選ばれたことについて「本当に嬉しい。どの試合にも自信はあったが、MVPを取ることこそチームへの貢献、やる気につながると信じていた」と述べました。

 2位についたクラーク記念国際のYuki飯食べたいリーダーsiroshi15選手は、「1試合目も含めて悔いのない試合にできた。チームワークや声かけがあって連携できたのはよかったです」と振り返りました。


 8月13日の決勝大会には、タレントのみちょぱ(池田美優)さんや日向坂46の佐々木 久美さん/渡邉 美穂さんらもゲストとして登場。アツい戦いに歓声を上げながら観戦しました。8月14日の10時からは「クラッシュ・ロワイヤル」の日本一決定戦が開催されます。

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