大会レポート
2022.10.12
超満員「RAGE VALORANT 2022 Autumn」、ストリーマー大集合のドリームマッチをレポート!
- 大会/イベント
- VALORANT
10月8・9日、東京ガーデンシアターにて、タクティカルシューティングゲーム『VALORANT』のオフラインイベント「RAGE VALORANT 2022 Autumn」が開催されました。5月に開催されたイベント「RAGE VALORANT 2022 Spring」、に引き続き、2回目の大型オフラインイベントとなります。初日は『VALORANT』の配信を行う人気ストリーマーによるオールスターマッチ。2日目はファン投票によって選ばれたプロ選手によるスペシャルマッチとなっています。今回は、初日のストリーマーによるイベントをレポートします。
会場となった東京ガーデンシアターには6500人の観客が訪れました。S席9500円、A席7500円、B席5500円とeスポーツイベントとしては高額のチケットながら、チケットは早々に完売し、当日は満員御礼です。
参加したストリーマーは全部で15人。1チーム5人を3チームに分けて対抗戦を行います。「チーム声量◎」はClutch_Fi、関優太、SPYGEA、スタンミ、ボドカの5人、「リアルフィジカル」はTa1yo、SurugaMonkey、RoviN、恭一郎、oboの5人、「重役出勤」はk4sen、MOTHER3、SHAKA、鈴木ノリアキ、YamaotNの5人の組み合わせです。いずれの出演者も多くのフォロワー数を持っているストリーマーで、個別イベントをしてもかなりの集客を見込めそうな中、これだけの顔ぶれが集結しており、RAGE VALORANTの豪華さがみてとれます。
イベントでは全6試合が行われ、前半3試合は来場者参加型のミックスマッチ、後半3試合は上記のストリーマーオールスターチームによる三つ巴戦となります。
まずは対抗戦の前に来場者参加型ミックスマッチが3戦行われました。15人のストリーマーが6チームに分かれます。初戦は鈴木ノリアキ氏、スタンミ氏、obo氏に2人の参加者を加えた「チームノリアキ」とボドカ氏、k4sen氏に3人の参加者を加えた「チームk4sen」の対戦。2戦目はMOTHER3氏に4人の参加者を加えた「チームMOTHER3」とYamatoN氏とRobiN氏と恭一郎氏に2人の参加者を加えた「チームYamatoN」の対戦。3試合目はClatch_Fi氏、ta1yo氏、SHAKA氏に2人の参加者を加えた「チームSHAKA」とSurugaMonkey氏、SPYGEA氏、関優太氏に2人の参加者を加えた「チームSPYGEA」の対戦となります。
初戦の「チームノリアキ」と「チームk4sen」に参加する視聴者には、どちらのチームにも女性プレイヤーが入っています。来場者も女性が多く、『VALORANT』の女性プレイヤーの多さが伺えます。マップはアセント。13-9で「チームノリアキ」が勝利しました。
2戦目は「チームMOTHER3」と「チームYamatoN」が対戦。奇しくもREJECTに所属している同門対決となりました。マップはバインド。13-8で「チームMOTHER3」が勝利。
3戦目は「チームSHAKA」と「チームSPYGEA」の対戦。マップはアイスボックス。序盤は圧倒的に「チームSPYGEA」の強さが目立ち、4-12と早々にマッチポイントを迎えますが、「チームSHAKA」がここから猛攻をみせ、気がついて居見たら11-12と押し迫ります。しかし、追い上げもここまで。「チームSPYGEA」が11-13で勝利しました。
後半戦はストリーマーオールスターによる三つ巴戦です。
初戦は「チーム声量◎」と「重役出勤」の対戦です。マップはフラクチャー。シーソーゲームながら勝ち星を先行する「重役出勤」が9-9から4連勝で「重役出勤」が勝利しました。
2戦目は「チーム声量◎」と「リアルフィジカル」の対戦。マップはスプリット。序盤から積極的な攻めを見せる「リアルフィジカル」が17戦目にして早くもマッチポイントを迎えます。しかし、ここから怒濤の7連勝を決め、12-12のイーブンに。最終試合は「リアルフィジカル」が守り切って勝利しました。これで連敗となった「チーム声量◎」は3位が確定となりました。
3戦目は1勝同士の対戦。勝利した方が優勝です。「重役出勤」と「リアルフィジカル」の対戦で、マップはパール。最終戦も勝ちを先行し有利に試合を運ぶ「リアルフィジカル」。12-6のダブルスコアでマッチポイントとなります。ここから「重役出勤」が反撃を開始しますが時すでに遅し。12-9で「リアルフィジカル」が勝利しました。
三つ巴戦の勝敗は、優勝が「リアルフィジカル」、2位が「重役出勤」、3位が「チーム声量◎」となりました。勝負事なので一応、順位が付いていますが、人気ストリーマーが一堂に介して、対戦する姿をリアル会場で目の当たりにできたファンにとっては、それだけで勝敗は度外視で楽しめたのではないでしょうか。
次回の開催の予定は発表されませんでしたが、春と秋の風物詩として、定着されることを期待します。(ライター・岡安 学)
■関連記事
■外部リンク
RAGE VALORANT 2022 Autumn
https://valorant.rage-esports.jp/2022/autumn/

おすすめ関連記事
-
大会レポート
来場者は1万人以上! ポケユナアジア王者決定戦レポート! “最高クラス”のステージ演出やサイドイベント
2025.04.08
-
大会レポート
シャドバを離脱した筆者の「Shadowverse: Worlds Beyond」先行体験レポ、シャドバ新作への期待インタビューも
2025.04.04
-
大会レポート
熱狂の決戦! shu-cat選手の神引き! 「Shadowverse University League 24-25」決勝レポート&来場者インタビュー
2025.04.04
-
大会レポート
「勝因ですか?僕がいることですかね」 Apex Legends 大学日本一 近畿大学 優勝インタビュー 流れを変えたのはRIDDLE sakuさんのラーメン?
2025.04.01



高校eスポーツ探訪
-
2024.08.02
eスポーツが学校生活の活力に 立正大淞南eスポーツ部「GEEK JAM」 ランクイモータルのプロ志望も入部!? 部員インタビュー
-
仙台城南高等学校
2023.08.12
部活動を通じて磨かれた指導力、知識量、分析力 仙台城南高等学校eスポーツ部 後編

記事ランキング
-
1
施設
2025.04.04
利用無料 JR和歌山駅東口すぐのKey SiteにゲーミングPC完備「WIP CLAN」が登場 地元eスポーツチーム「和歌山インダミタブルパンダ」が運営
-
2
大会情報
2025.04.02
東北最大級のゲームイベント「BTR」が福島でも開催決定! スト6などのeスポーツ体験や縁日屋台 親子で楽しめる企画が盛りだくさん
-
3
大会レポート
2025.03.17
群馬・太田に4000人集合! 「ポケモンユナイトパーティー2025 in ぐんま」来場者インタビュー
-
4
コラム
2025.03.31
小学校の3分の1が「桃鉄 教育版」導入、東大で開催された成果発表会をレポート
-
5
解説
2023.04.15
VALORANTの戦績トラッカー「Tracker.gg」、使い方を日本語で解説